【今週のちょっといい話】 第2469話−第2472話

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<お知らせ> →講座日程案内SRS能力開発法
「初級速読法半月集中講習は4月8日開始です(講師は栗田)」。    
「記憶法Aの5回講習は4月10日開始です(講師は栗田)」。    
「初級速読法の一泊研修は5月13日・14日です(講師は栗田)」。 
   
   ← ← <関東圏の人には4月8日開始の半月集中講習をお薦めします>
「5月に心象法の1日講習があります(講師は栗田。遠隔者のためのプログラム)」。
「5月に記憶法の1日講習があります(講師は栗田。遠隔者のためのプログラム)」。
 
   ← ← <関東圏の人には4月10日開始の5回講習をお薦めします>
「SRS記憶法のDVD版ができました。詳細はSRS研究所に問い合わせを」。
   ← ← <26技術からなる独自のSRS記憶法Aの世界を講義し尽くす>

「第130回定例会は4/20(木)開催で『計画法(未来計画構築遂行法)』です」。
   ← ←V.計画法は「魚」が「できない」と思うとできない 060401


第2469話(読者)■博学と研究領域の広さには舌を巻くばかりです
    「イラスト図解 『指回し体操』のコツ 
     『指回し』で全身が10倍パワーアップ」
     (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年11月初版)の感想文。
「先生の驚くべき博学と研究領域の広さには、舌を巻くばかりです。先生は天才です」。
    (YT。男性。58歳。京都市。060131受け取り)


第2470話 ■空を飛ぶ夢
「数日前、空を飛ぶ夢を見た。
子どもの自分(10歳)が将来の自分(25歳。現在よりは若い)に会いに行く夢である。
エイッと気合いをいれると超加速、中国まで飛んでいってしまい、
『おっとっと』と戻ってきた。眼下にずっと詳細な地形が見えており、素晴らしかった。
『将来の自分』は引越作業中で、トラックに荷物を積み込んでいた。
私は彼女に、紙袋にいれたマフラーと帽子を渡した。
『大切に使うね』と言ってくれた」。
    (木○京○。SRSインストラクター。060329受け取り)


第2471話(栗田)■喜界島の4日目はトンビ崎でアサギマダラの群れに遭遇
「06年3月28日、喜界島に渡って4日目の出来事を示します(注:3月25日は第2458話、3月27日は第2467話に記載しました)。
 4日目の3月28日も途中までは好天でした。
 午前中は、西南部を訪れ、前日のモンパの木で出会ったアサギマダラ集団がどうなったかを観察しました。前日に出会ったほど多くはありませんが、そこそこの群れがいて、前日の個体の再捕獲もありました。再捕獲の割合に基いて、周辺にいるアサギマダラの頭数の推定ができるだけのデータも得ることができました。午前中に101頭のアサギマダラに標識ができました(SRS467まで)。
 この日は、海岸から奄美大島を驚くほどよく展望することができました。これほど詳細に奄美大島が見えたことは初めのことです。約25km離れた海の向こうの奄美空港がはっきり観察できたのです。空港を中心として海や島景色の撮影をしました。実は、ちょうどその頃、家内が、私のもとに来るために東京から飛行機で奄美空港に着いて、そこを経由してこれから渡ろうとする25km先の喜界島の島景色を撮影していたことが後で分かりました。すなわち、25km離れた夫婦がお互いのいる海岸を撮影し合っていたわけです。一種の共鳴だったかもしれません。
 家内と出会ってから前日訪れた蜜柑畑があるエリアを訪れました。そこを走る細い農道は蝶の天国で、モンキアゲハ、シロオビアゲハ、リュウキュウアサギマダラ、ツマムラサキマダラ、ルリタテハ、アカタテハなどが伸び伸びと舞ったり滑空したりしていました。この日は他にもアオスジアゲハ、テングチョウを見ました。
 次に海岸の遊歩道に移動し、海岸の景観や植物を観察しました。そのあたりは、珊瑚礁が上昇して出来たユニークな岩礁をなす海岸風景が鑑賞でき、国定公園に指定されています。興味深いことは、その一部に、6月から8月の夜に、陸ヤドカリが数万匹も集まる場所があることです。ここまででSRS494まで標識をしました。
 午後は、再度モンパの木のあるエリアに行き、SRS509まで標識。
 このとき、アサギマダラの標識中に、一頭のツマムラサキマダラが私の手元に繰り返し寄って来るという貴重な体験をしました。アサギマダラとツマムラサキマダラはどちらもマダラチョウ科の蝶で、翅の色模様は全く異なりますが、性質には似たところがあります。たとえば、ツマムラサキマダラもアサギマダラと一緒になってモンパに集まっていることがあるのです。この日の出来事は、アサギマダラの発する香りにツマムラサキマダラが惹かれて寄って来たのだと説明できます。おそらく、ツマムラサキマダラもアサギマダラも、類似の物質(または共通の物質)を用いて個体相互のコミュニケーションを行っているために、こういう現象が起きたのだと推測されます。
 その後、島の中央部を探索しましたが、一頭も見ることはできませんでした。このことは、2006年3月の喜界島の大きな特徴です。過去2カ年の3月にはこのようなことは決してなく、中央部が最も個体数が多かったのです。徹底的な草刈りその他で、植相が例年と大きく異なっているのが直接原因と思われます。
 この時点ではまだ晴れていましたから、海岸段丘の上の展望台から島景色を撮影しました。来るたびに撮影をしているのですが、海の色、島の景色、いずれもそのたびに変化していますから、繰り返し撮影して記録しておく価値があるものです。展望台の近くには私が気に入っているデイゴの並木があり、まだ葉の伸びていない独特の樹形を楽しむことができました。
 次いで、島の北部を訪れました。空は雲の覆われた上に、すでに16時半になっていて、温度低下のためアサギマダラの活動がにぶる条件が揃っていました。しかし、行ってしばらくすると、晴れ間が見えて、温度が一時的に上がり、それに合わせて、アサギマダラが次々に姿を見せるという幸運な出来事がありました。50頭を超える数のアサギマダラに遭遇したのです。ここでの吸蜜植物は、シロノセンダングサが中心で、アザミがその次、野生化したランタナにも訪れます。ランタナは過去3年間、年々、分布範囲を広げている強力な外来植物です。
 その途中、北方海上から雨を降らしている雲がどんどん移動して来るのが目撃され、ついに雨が降り始め、10数分後には、雨の雲が南下して抜けていき、再度晴れ間が見えてくるという出来事がありました。
 結局は、SRS543まで標識をすることができ、この日は合計177頭に標識をしました。周囲のモクマオウの防風林では絶えず鳥が鳴いていました。
 最後に、その昔、平家の落ち武者が上陸したという海岸の近くに行き、つる植物のサクラランの葉でアサギマダラの幼虫を見つけました。この場所では過去2年続けて幼虫を見つけています。今回は、比較的若齢の幼虫でした。
 島の東回りの道を通り、行きつけの食事をする場所に寄り、ホテルに戻りました。
 喜界島を走り回った回数はかなりのものになります。そのたびに私の体験ファイルは改訂され、新たな発見が加わったより精密なものになっていきます。私の心の中では、喜界島は生きて変化しつつある島になっているのです」。
     (栗田昌裕。SRS提唱者。060331記載)


第2472(初級)■友達との遭遇に大変驚き、景色が変わり、夢の画面が日毎に拡大
 (初級半月速読法の3日目の前に書かれた【チェックリスト】と、
           3日目の6ステップの体験談より)
「<チェックリスト>
【気づき】
 ●9/10:帰り道、卒業以来一度しか会わなかった高校の友達と遭遇し、さらに立て続けに今度は卒業以来2、3度しか会わなかった中学の友達と遭遇。大変驚いた。
 ●9/11・12:周辺視野を常に意識。今まで慣れないせいか、ものすごく疲れるが、景色が普段と違って大きくとらえられ、テレビや映画の画面を見ているような気分でとても楽しい。
 ●9/13・14・15:夢のストーリー性が高くなり、現実味もより強く感じ、断片的でなく連続性が高くなってきた。また、夢を見ている画面の大きさも日を追うごとに多少、大きくなっていくのを感じた。
 ●9/16:周辺視野を使うことに少し慣れだしてきた。前に比べて自然に大きく見ることができてきた。
【今週のちょっといい話】
 ●周辺視野の活用といろいろな物を見ることに意識を配りだしたら、今まで信じられないほど多くの情報を素通りしていた事に気づきました。何度も行った事のある場所なのに気づこうともしてなかった、天井の模様、壁の色、建物の構造、道端の花等。毎日、同じ道を通ってるのに毎日違った道を通っているような気分で発見が絶えません。特に電車の窓からは常に外を見るようにしていて、たった数分でたくさんの景色を見ることができ、電車に乗るだけでとても得をした気がします。電車が川の上を通った時、サギを見つけたのにはちょっとした感動さえ感じました。
 ●夢が本当に楽しみになり始めました。あらゆる面で、以前に比べグレードアップしており、ただ夜になったら寝てたという行為がドラマや映画を見るような、もっと極端に言ってしまえば、別の人生を過ごしているような、そんな経験さえできてしまうものへと変わってきたと思います。
 ●また、これからいろいろな訓練をしていくことで、どのように変わっていくことができるのかにも大変期待しており、毎日寝る前はワクワク、ドキドキです。
<ステップ6>
【共鳴呼吸法/単純法】
 ●思い出す量が増えるほど同時に動かすのが難しくなり、気づくと個別に考えていたりして練習の必要性を感じた。
【閉眼指回し】今回は最初から青色が出てて、その後1指までずっと青と橙が出ていて、1指になったら緑が少し見え出した。また全体的にかなり光変動が激しかった。
【全体の感想】
 ●ビジュアルチャンキングや光の辞書という考え方を聞きながら、光の理解のメリットの大きさを再確認し、そこに向かっていってる事をまた実感しました。また並列的なイメージというのは新しい経験であり、まだまだその力が足りない事がわかったが、楽しく訓練していけそうな気がした」。
    (HI。18歳。男性。SRS速読法初級第464クラス受講者。050917受け取り)

[スタッフ注: HIさんの読書速度は、初速が650字/分でしたが、
10ステップでは、12100字/分(18.6倍)に到達しました。
 第464初級クラス全体では、初速は897字で、最終回の平均は28789字/分(32.7倍)でした]。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
→購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第39回「洞察法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、
 イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください): →定例会DVD 

■第39回 「洞察法(本質把握法)」  98年9月16日
 ものごとを学ぶ上で、洞察力が必要なことは言うまでもない。
 洞察力は直感力、直観力をさらに深めた能力である。
 洞察力を高める技術について解説する。

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