【今週のちょっといい話】 第2823話−第2826話

     
一つ前のいい話に
戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る

<お知らせ> →講座日程案内   →SRS能力開発法
「9月2−3日に初級SRS速読法の1泊研修があります(講師は栗田)」。
「8月22日(火曜)、「第134回定例会『可視法(感覚感性増幅法)』が開催されます」。

  ← ←K.可視化では、記号を上手に作ることも大事 060801
「9月9日から、初級SRS速読法半月講習が開始されます(講師は栗田)」。
「9月5日から、SRS記憶法の5回講習が開催されます(講師は栗田)」。



第2823話(読者)■イラストが書いてあってわかりやすかった
   「本がいままでの10倍速く読める法」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著、02年3月初版)の感想文。
「読みやすくためになったと思う。またこの人の本を読んでみたい」。
    (AS。16歳。女性。大阪府。060616受け取り)。


第2824話(栗田)■久し振りの裏磐梯は植物の生育が遅れていた(1)
「11ヶ月ぶりに、裏磐梯を訪れた。
 昨年最初に訪れたのと同じ日に、猪苗代駅から、グランデコリゾートまでをドライブし、さらに、夕方に近い時間帯であったが、デコ平湿原までを散策した。
 天候は曇りで、デコ平湿原あたりは、霧(=雲)が出ていた。
 途中、標高1200〜1350mあたりは、昼間に小雨が降ったのではないかと思われ、地面が濡れていた。
 上野から、猪苗代までの道中は、東北新幹線で緑の麗しい水田地帯を抜けていった。
 この沿線の田園風景は私のもっとも好きな景色の一つだ。今日は曇り空なので、撮影には向いていなかったのが、残念。
 車窓から眺めているとき、猪苗代の2、3駅前の土手にはヒヨドリバナの群落が開花状態にあることに気付いた。ここにヒヨドリバナの群落があることは新発見だった。
 窓の外に見る花の種類は、群馬県の山地と類似性がある。
 今日開花していたのは、ヤブカンゾウ、コオニユリ、タケニグサ、オオマツヨイグサ、ネムノキ、イタドリ、アキノキリンソウ(少し)、ヒルガオ(詳細は不明)、ススキなどであった。花ではないが、いたるところ、葛が繁殖しているのは、関東も東北も類似の状況なのだろう。
 猪苗代駅では、昨年は、スイートマジョラムやオニユリがホームの近くで十分な開花を示した。今日は、オニユリはまだ完全なつぼみで、スイートマジョラムも花がわずかしかなく、アジサイすらまだ咲いていた。ここ1、2ヶ月の日照時間が少なかったことと、長梅雨が続き、温度も上がらなかったことなどで、生育が遅れているように思われた。
 ドライブ中には、道路脇のアカショウマが昨年より多いことに気付いた。これも季節の進行が遅れていることの現れだろう。アサギマダラの吸蜜源としてもっとも利用されるヨツバヒヨドリの花も開くのが遅れていた。
 デコ平湿原に行く途中、昨年は、見事なヨツバヒヨドリの群落がいたるところで観察できたが、今年は、昨年の半分程度の繁茂の度合いだ。丈も低く、密度もまばらで、開花も不十分である。本当の夏の到来は、1週間ほども遅れそうだ。他にはエゾアジサイの花、
 標高1200mレベルで、アサギマダラを一頭見つけた(その撮影画像は、『アサギマダラと自然のよろこび』のブログに掲載した→参照)。
 この個体には、『SRS5421』と標識をして、放蝶した。本日目撃したアサギマダラはこの一個体のみだ。
 デコ平湿原には17時頃に到着した。時間の都合で、ボードウォークを早足で歩いて、湿原の一部だけを観察して下山した。
 湿原近くのヨツバヒヨドリは、1、2分程度開いた花が上品に集まっている程度であり、もう少しダイナミックに咲かないとアサギマダラが押し寄せて来ることはないだろう。途中、エゾアジサイの花、オオウバユリの花などを見た。アザミはまだ若い段階の蕾が見られる程度だ。これからぐんぐん生育していくはずだ。ノリウツギはまだ2、3週間は開花が続く印象。ニワトコの実は赤く熟していた。ミズキの実はまだこれから大きくなっていく段階だ。
 湿原にふさわしい見る植物としては、ヌマギクの花、コバギボウシの花、コオニユリの花、カニクサの花、ワタスゲの白い毛玉、ミズゴケ、水芭蕉の実、アシの群落、モウセンゴケ、コバイケイソウの虫食いだらけの葉、カヤツリグサの仲間の若い穂、などに出会えた。
 モウセンゴケには、ハエの仲間やトンボが張り付いて動かなくなっていた。トンボがモウセンゴケにやられるとは驚きだ。
 鳥では、森のあちこちからウグイスの声がよく聞こえた。ときどき、ホトトギスの声も混ざった。蝶では他はスジグロシロチョウを見た程度。アカトンボの一種がたくさん集まっていたが、これは昨年と同様の減少だ。
 ホテルの玄関では、アスチルベが満開になっていたが、ここでもスイートマジョラムなどのハーブは昨年に比べて明らかに開花が遅れている。ブナの木にヤドリギが多くついているのを見て、これは昨年と変わらない、と思った。昨年お会いした方々に再会し、また、今年新たに来られた方の挨拶も受けた。昨年お会いしてお世話になった方々で、今年は、すでに別施設に移動された方も複数おられる。自然と同じように、人も施設もまた動いていくのだと思った。
 グランデコスキー場の一帯は、昨年、のべ一ヶ月以上滞在したので、一定の範囲に限ってだが、本当にすみずみまで知っており、その時間的推移も頭に入っている。今年は、その体験をベースにして、今日の出発点からどうなっていくかを、昨年と比較をすることが楽しみの一つである。本日は、過去を振り返れば一年ぶりで本当になつかしい一日でもあったが、未来を見れば、これからが期待される出発点としての一日でもあるのだ」。
   (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060801記)。


第2825話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然」には「コナラの葉に止まるキマダラセセリ」「ブリティッシュコロンビアの空を飛ぶ」「ブッチャート庭園の入り口近く(2)」「ブルーベリーの実り」掲載
「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
 『コナラの葉に止まるキマダラセセリ』 07/29
 『ブリティッシュコロンビアの空を飛ぶ』         07/29
 『ブッチャート庭園の入り口近く(2)』    07/29
 『ブルーベリーの実り』 07/30
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
 カナディアン・ロッキーの旅の画像も紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060731記)。


第2826話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然」には「エンプレスホテル玄関の不思議な樹(2)」「ブッチャート庭園のキンギョソウ」「ジャスパーのマーガレットと爽やかな日射しと蝶と」掲載
「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
 『エンプレスホテル玄関の不思議な樹(2)』 07/30
 『ブッチャート庭園のキンギョソウ』         07/30
 『ジャスパートラムウエイと白い雲(1)』   07/30
 『ジャスパーのマーガレットと爽やかな日射しと蝶と』 07/31
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
 カナディアン・ロッキーの旅の画像も紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060801記)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                 →購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第36回「柔軟法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):


■ 第36回 「柔軟法(固定観念脱出法)」 98年6月17日
 私たちの意識は表面的なレベルでも、潜在的なレベルでも、何層もの固定観念の殻を作りながら、自分を縛りつける性質を持っている。その根源は、自己の防衛本能と、安泰を願い求める心理と、活力不足の心身の状態に由来する。その結果として、さまざまな感動、気付き、発見のチャンスを逃し、行動の展開を阻む仕組みを無意識に作り上げている。多くの実例を通して、私たちがどのような固定観念にどのように縛られているかを解説しながら、より柔軟な発想力と、より柔軟な感受性と、より柔軟な行動力を得る技術を探るのが柔軟法である。
 たくさんの「目からうろこ体験」と、たくさんの「から破り体験」を求めたい。→定例会DVD

一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
SRS能力開発法の
HP表紙に戻る