【今週のちょっといい話】 第2831話−第2834話

     
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「9月2−3日に初級SRS速読法の1泊研修があります(講師は栗田)」。
「8月22日(火曜)、「第134回定例会『可視法(感覚感性増幅法)』が開催されます」。

←→M 可視法は、光の回路の活性化が重要  060804
「9月9日から、初級SRS速読法半月講習が開始されます(講師は栗田)」。
「9月5日から、SRS記憶法の5回講習が開催されます(講師は栗田)」。



第2831話(読者)■図解でとても分かりやすく、意欲が湧きました
    「イラスト図解 『指回し体操』のコツ 
     『指回し』で全身が10倍パワーアップ」
     (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年11月初版)の感想文。
「指を使って、健康になるなんてすごい!と思いました。本は好きですが、文字だけの説明だと分かりにくいはずなので、こちらは、図解でとても分かりやすく、意欲が湧きました」。
    (NW。21歳。女性。埼玉県川口市。060621受け取り)。


第2832話(栗田)■3日目の裏磐梯はアサギマダラが少し増えた(3)
「裏磐梯の3日目。前日までの予想では曇りが主体だったが、実際は終日晴れた。
 1200mレベルで、数十頭のアサギマダラに出会い、標識をした。
 1400mレベルでは、吸蜜植物ヨツバヒヨドリの開花の状態が少し進んだ。日射しを浴びて開花が美しい。何よりも点在するブナの林と緑の西吾妻山の背後の青空が美しい。時に、白い雲が立ち上って流れていくが、その白と青のコントラスとが絶妙だ。
 アサギマダラは、前日より少し増えた。しかし、多いとは言えない。
 移動しながら、少しずつ数を増していく。
 グランデコ・ホテルのネイチャー・ガイドのKさんの話では、ヨツバヒヨドリが、西の方に広がっている印象を持たれているようだ。
 私の観察では、ゲレンデ全体のヨツバヒヨドリの株の総数が減っている。前年の半分以下だと思う。開花した株の総数が、アサギマダラを引き寄せる誘引力になると思うので、その変化には意味がある。
 8月2日からアサギマダラ日和がスタートし、3日はゆるやかにそれを引き継いだ日となった。結局、3日は、188頭のアサギマダラに標識できた(前日までの1+71=72頭と合わせて、この地での8月の標識個体の総合計は260頭となった)。05年には、8月1日125頭、8月2日222頭、8月3日250頭だったので、少なくとも1日半程度の遅れになっている。
 草花では、見事に開花をしたヤマユリを見ることができた。
 下山は、植物や昆虫を観察したり撮影しながら、ゆっくり歩いて降りた。鳥はウグイスやホトトギスが多い。セミもいるが、種類は不明。小型のセミの鳴き声だ。ハンゴンソウの蕾が少し大きくなった。クロユリは今が花盛り。コアカソも今が満開時。昨年はホオノキの実があちこちに見られたが、今年はそれが見られないのが不思議である。昨年はツノハシバミの実があった木に今年は実がないのも不思議だ。雪解けが遅かったので、実ができる余裕がなかったのだろうか。蝶としては、ホテルの庭でコムラサキ、キベリタテハを見た。これは昨年と同様だ。ゲレンデではチャバネセセリ、オオチャバネセセリを見た。一頭ずつだが、クジャクチョウとサカハチチョウを見た。ミヤマカラスアゲハを2頭目撃。ヒョウモン類は昨年より多いように思う。個体数の順番は、ウラギンスジヒョウモン>ウラギンヒョウモン>ミドリヒョウモン、となっている。下山途中では、めずらしくルリタテハを見た。アカトンボ(ほとんどはアキアカネ)は相変わらず多い。日射しにその透明な羽がきらきら輝く様子は美しい。1300mレベルで繁っているチシマザサはまだ芽が伸びて成長途上にある。降りるときは、青空にうっすりかかる下弦の月が、落葉松の若々しい緑色とマッチして美しかった」。
   (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060803記)。


第2833話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然」には「マリーンの深く細い谷(2)」「マリーン渓谷の深く細い谷(2)」「エメラルド湖の船着き場(2)」「アサギマダラの透過光と裏磐梯2日目のマーキング(2)」掲載

「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
 『マリーン渓谷の哀愁』  08/01
 『マリーン渓谷の深く細い谷(2)』 08/01
 『エメラルド湖の船着き場(2)』 08/01
 『アサギマダラの透過光と裏磐梯2日目のマーキング(2)』 08/01
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
 グランデコでのアサギマダラ調査関連情報と、
 カナディアン・ロッキーの旅の画像を紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060803記)。


第2830話(栗田)■【朝日新聞反響第12例】 三頭山KR-503.505目撃。雲取山200-300頭目撃。高尾山目撃。
「大分県姫島のアサギマダラの様子が朝日新聞に掲載されてから、SRS研究所宛に多くの方々からアサギマダラの情報をお寄せいただきました。
 その第12例として、本間さんという方から、KRマークの目撃を含む3つの情報をいただきました。
 アサギMLの皆さん、東京の栗田昌裕です。

  情報1■KRマーク個体
 「05年7月16日に、東京都三頭山でアサギマダラを撮影した。
  3頭くらいいた。そのうちの2頭は標識があり、
  KR−503、KR−505と読めます」。

  情報2■雲取山の集団
  「1996年8月1日に、東京都の雲取山の頂上から南に100mほど
   下りた尾根道で、100頭〜200頭くらいのアサギマダラを見ました。
   朝の早い時間で、朝露がたくさんありました。移動している、という様子
   ではなく、地面に近い低いところを飛んでいました。朝日新聞の画像の
   半分くらいの個体数に見えました(栗田注:朝日新聞の姫島画像は、1枚
   の画像の中に、約100頭が飛んでいます)」。

  情報3■高尾山での目撃
  「2006年6月5日に、高尾山で1、2頭見ました。標識はありませんで
   した。ここにキジョランがあることは知っています」。

<以下は栗田のコメント>
  情報1■ KR−503、505は、倉地正さんの標識個体と推測しました。
     [asagi:008338] 東京でのマーキングの報告(続)
     には
     標識場所 東京都西多摩郡檜原村都民の森(標高約1050m)
    標識日時 2004年7月16日 9:10〜 曇
    標識 KR503〜KR505
    鮮度等 3♂ 汚損
    その他 ヨツバヒヨドリの花で吸蜜中」
    との記載があります。これらの個体と推測されます。

  情報2■8月1日に、雲取山の頂上あたりに、100頭を超える
    アサギマダラ集団がいることは初めて耳にしました。
    これが普通にあることか、移動中の個体群をたまたま見たのか、
    真相を知りたいと思いました。
    
  情報3■高尾山は、施設の方で標識をしている方がおられと思います」。
  (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。アサギマダラ研究家。060720記)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                 →購入の問い合わせは03-3821-3197へ
 今回は、第38回「制御法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):


■第38回 「制御法(心身システム制御法)」  98年8月26日
人間をシステムとみなし、そこでの情報処理の仕組みを改善するのがSRSの基本的な姿勢であるが、その際には「自覚」に次いで「制御」(コントロール)という概念と技術が必要になってくる。心身全体のシステムをどのように改善し、どのように制御するかをシステム制御理論を紹介しながら指導する。心身を新しい概念に基いてよくコントロールする技術を学ぼう。→定例会DVD

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