【今週のちょっといい話】 第2995話−第2998話

  
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「12月9日から、SRS速読法の半月5回集中講習を開催(講師は栗田)」。
「12月18日(月曜)、第138回定例会『明響法(明響性格改造法)』が開催されます」。

    ←→M 明響法では人生の川の流れを明るく制御する 061206
「2月3日に記憶法1日講習、2月4日心象法(イメージ訓練)一日講習(講師は栗田)」。
「3月10−11日(土日)にSRS速読法の一泊研修を開催(講師は栗田)」。
 いずれも、問い合わせ、参加申し込みはSRS研究所(電話03-3821-3197)へ。


第2995話(初級)■周辺視野で飛ぶ鳥に気付き、たとえ話が身にしみ、ワナワナで速度がつき、理解度が上がった

 (初級半月速読法の4日目に書かれた【ステップ7と8の体験談】より)
「<ステップ7>
【気づき】
 ●講義中、先生の話を聞きながら、窓の外で鳥が飛んでいることに周辺視野で気がついた。
【役立て】
 ●新聞が速く読めるようになり、これまで読んでいなかったところにも目がいくようになった。
【イメージ訓練/回転法】ユリ:ユリの花は1つだけで、白い鉢植え。右向きの花が手前に来て、奥の方に回転していった。イルカ:イルカは1匹。薄いグレーで頭をよくふっていた。前回り、垂直に立って回ったり、体を水平に転がすように回ったりした。自分:自分も前回り、後ろ回りを鼻をつまみながらゆっくりと行った。泳ぎながら水平に輪をえがいて回った。
【全体の感想】
 ●これまでの理解の意味のとらえ方が、先生の指摘のとおり、丸ごと記憶することと思っていた。先生の講議を聞いて、理解とは何かを深く考えることができた。
 ●『理解する』という作業の意味がわかったことで、そのための入力がどうあるべきか、わかってきた気がする。
 ●光の辞書をこれからきたえて、より速く処理ができるようにしたい。
<ステップ8>
【共鳴呼吸変法/ドームイメージ法】
 ●はじめは頭の先端の小さな穴から水が出ていたが、次第に穴が大きくなり、頭の半分くらいから、頭全体、頭と肩を含めた幅まで広がった。それに伴い水の勢いも増した。
【イメージ訓練/移植法】
 ●大きく上側にそそり立つように広がるピンク色のハスの花びらにロの字形の家、(古い昭和初期の家)があり、黒い瓦がふいてあった。
【閉眼指回し】小指で最も激しく模様が動いた。2指では、視野の大半が薄い緑色でおおわれた。前回より色の出現が少なかった。
【全体の感想】
 ●ワナワナ速読によって、自分のスピードをクラスの力で引き上げてもらった。スピードとリズム、呼吸が連動し、速読が進歩した。
 ●スピードがつくと、余裕が生まれ、何が書いてあるか、どこが重要か、どこが抜けていたかがわかるようになった[栗田注:これは速度が上がることで、理解度が上がることを示しています]。
 ●先生のたとえ話の1つ1つが、これまでの自分の体験、思考、などに思い当たるところがあり、たいへん身にしみた。1つでもいい方向にもっていけるように日々、生活、考え方を支えていきたい」。
   (WT。36歳。男性。SRS速読法初級第464クラス受講者。050918受け取り)

[スタッフ注: WTさんの読書速度は、初速が810字/分でしたが、
8ステップで、16400字/分(20.3倍)に到達しました。
 第464初級クラス全体では、初速は897字で、最終回の平均は28789字/分(32.7倍)でした]。


第2996話(栗田)■SRS初級速読法の第484クラスは13500字速読(倍率約15倍)を達成した

「2006年12月2〜3日(土〜日)に、SRS研究所の教室にて、SRS初級速読法の一泊研修が行われました。
 この一泊研修は、2日間の講習で、SRS速読法の体系の10ステップまでを一気に学んで、平均10倍を突破する速読力を目指すものです。
 その結果、クラスの平均値で見ると、
 (1)速読は初速が923字/分だったのが、10ステップでは13541字
    となり、平均で14.8倍になりました。 
(2)迷路抜けは、最初は8.1点だったものが、10ステップでは21.4点となり、
   平均20点を超えることができました。倍率の平均値は2.93倍です。
 (3)計算は、訓練前には60秒に74.6個できたのですが、10ステップには
   平均98.1個を超えることができました。倍率の平均値は1.35倍です。
 以上の結果は、一泊研修の成果としては標準的なものです。
 今回、一般研修を受けられた受講者は、今回の講習で学んだスキルを日常でどんどん活用され、訓練による『超短期効果』を一生役立つ『長期効果』につないでください」。
    (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。061206記) 


第2997話(栗田)■グランデコから和歌山県新宮市にアサギマダラが580km移動して、絶滅危惧種で吸蜜していた(SRS8046 06.8/14)


「2006年8月14日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、私はアサギマダラに『SRS8046 8/14 デコ』と標識(マーキング)をしました。
 その後、その個体は、10月11日に、和歌山県の新宮市の熊野川町で、大阪市立大学の西野貴子さんと島田紗季さんが撮影により再確認されました。
 移動距離は約580kmで、移動期間は58日間でした。
 本例は、グランデコで放蝶された個体の中で、和歌山県に移動して再捕獲された9例の中の1例となりました。
 過去には新宮市で再捕獲された例はありませんので、興味深いことですが、さらに興味深いことは、この個体が『絶滅危惧種IB』のクルマギクで吸蜜していたことです。クルマギクは直径2cmほどの白い花の咲く植物で、キク科のシオン属の一種です。絶滅危惧種IBとは、近い将来に絶滅する危険性が高い種類のことです。
 過去にはアサギマダラがクルマギクで吸蜜していたという報告はないように思われます。おそらくこの個体は移動中だったので、特別に好む種類の花ではないが、吸密していたのではないかと思われます。
 特に本例が雄ではなく、雌であることも意味があるかもしれません。雄は成熟するためにピロリジジンアルカロイドを含む植物を必要として、特別の植物に群れをなして集まる傾向があります。しかし、雌の好みは少し違っていると考えられています。
 移動中の雌がどのような植物で吸蜜しているかは、断片的には分かっていますが、全体像は明らかになっていません。今回のクルマギクも雌が好んで吸蜜する植物リストに含まれていることは否定できません。今後明らかになるとよいと思います」。
    (栗田昌裕。アサギマダラ研究家。061206記載)。
追記1。2006年のアサギマダラの渡りのデータは、以下に要約して示されています(本例の詳細データもそこからクリックして見ることができます):
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou_no_tabinokiroku/2006_watarichou_no_tabinokiroku.htm
追記2。本個体の放蝶時の画像と、再確認時の画像(クルマギクで吸蜜中)がともに、以下の詳細データに掲載されています。
http://www.srs21.com/3d_insect/watarichou_no_tabinokiroku/data/wakayama-3.htm


第2998話(栗田)■ブログ「アサギマダラと自然のよろこび」には「晩秋の落葉した白樺林」掲載

「『アサギマダラと自然のよろこび』のブログ:
  http://srs21.blog59.fc2.com/
では、
    12/01 11:36 晩秋の落葉した白樺林
http://srs21.blog59.fc2.com/blog-entry-213.html
を掲載しました。クリックしてご参照ください。
(SRS研究所のHP:
 http://www.srs21.com/3d_insect/blog%20index/blog%20index.htm
 から目次経由でも見ることができます) 
 アサギマダラ調査関連情報と、
 カナディアン・ロッキーの旅の画像を紹介しています」。 
     (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。061202記載)。


<特別指導会[定例会]の講義内容がDVD化されました
                 →購入の問い合わせは電話03-3821-3197へ
 今回は、第25回「重力法」の内容のメッセージを紹介します(以下のメッセージは、イントロダクションに過ぎません。実際の詳しい内容はDVDで学んでください):

■ 第25回 「決定版・重力場健康法(前半)」 97年7月29日
 人間は重力場に適応し重力の中で生命力を維持する反射システムを進化させて来た。その仕組みをシステムダイナミクスの観点からとらえ健康法として最大限に活用する技術が重力場健康法である。人体を多関節体としてとらえCスイング、Zスイング等のオリジナルな技術を軸に身体を柔軟にし精神を高揚させる15シリーズの訓練体系を解説指導する。第25回と第26回とに分けて指導しているので注意されたい。→定例会DVD

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