■ SRSメールマガジン第27号

   
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2003.4.10
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第27号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
   ●SRS速読法春休み子供クラス(No.410クラス)終了。41.5倍に。
   ●SRS速読法初級5回講習(No.411クラス)開始。
   ●4月「肩の会」開催。テーマは「回転健康法」(感想12件)。
[最新版3D写真(添付書類)](パラレル法で立体的に見えます。)
   ●キラウエア火山の火口/ハワイ島/ハワイ州
[全人会ニュースより]
   ●「身体部位との接近度が夢で自覚できると
                意識の場も自覚できる」
                    (全人会ニュース404号より)
[季節だより]
   ●2003年の東京は4月1日から桜の花見で盛り上がっていた
[栗田先生近況]
   ● 「視力低下は自分で回復できる」(青春出版社)の増刷。
[出版案内]
   ●「心身の科学40号」(SRS研究所)の完成。等。
[講座案内]
   ●「定例会」、「眼力法」、「健康法」。
   ●「肩の会」の年間計画。
   ● 速読法、記憶法の新日程。
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[エス アール エス ホットニュース]
●SRS速読法春休み子供クラス(第410クラス)終了。
                ・・・速読の倍率は41.5倍

 2003年3月26日〜31日に、千駄木の教室で、速読法初級春休み子供クラスが行われました。参加人数は33名、(小学生10名、中学生12名、高校生11名)でした。
 読書速度は、初速は、710字/分だったものが、
       初級(ステップ10)終了時には、21711字となり、
       倍率は41.5倍となりました。
 迷路(20秒でたどるもので認知力の指標)は、
       訓練前に7.9個だったものが、
       初級終了時には20.5個に増えました(3.0倍)。
 計算(60秒でできる個数。作業効率の指標)は、
      訓練前は62.3個だったものが、
      初級終了時には93.7個に増えました(59%アップ)
 [データはいずれもクラスの平均値。倍率は比率の平均値を示す]。

●SRS速読法初級5回講習(No.411クラス)開始。)
 2003年4月6日から、千駄木の教室で、速読法初級半月5回講習が始まりました。初日は、東京ではちょうど桜が満開で、風の強い日でした。
 参加人数は66名、その平均年齢は29.0歳というクラスです。
   読書の初速は929字/分、
   迷路の初速は9.3個/20秒、
   計算の初速は73.6個/分 というクラス平均値でスタートしました。

●4月「肩の会」開催。テーマは「回転健康法」(感想12件)
 2003年4月10日に、月例の「肩のこらない会」で、回転健康法が指導されました。
 そのときの体験談を紹介しましょう。回転運動の基本は、「周回転」、「星回転」、「三歳回転」です。その効果は、すでに全人会ニュースで紹介しています(下記、参考記事参照。過去の全人会ニュースの内容は、「心身の科学」に収載されています)。
 回転健康法の詳細は、ビデオ教材「回転法(回転健康法)」で学んでください。
 そのもともとの内容は第62回定例会で指導されました。
 その後、日本手技療法学会でも報告と指導がなされました(下記、参考記事参照)。
 次回の5月8日は、「重力場健康法」が指導されます。

■肩の会・例1 KY(男性)
 手・足・頭など、温かい感じがします。柔軟度も増しました。(首などの回転は)左には向きにくく、右には向きやすいです。寝相と関係があります。また、筋肉のバランスも悪いような気がします。冷え性なので、この運動は毎日続けていきたい。

■肩の会・例2 MA(男性)
 星や円を描くときに、右半身に比べて、左半身が自分の思うようにいかなくて、左右の差があるということがよく分かった。体が温かくなり、自分のシステムが活性化してきたような気がした。

■肩の会・例3 HK(女性)
 降圧剤を飲んでいるので、足の親指がいつも冷たい感じがしていたが、回転させたので、あたたまって生きて血の通った親指になったように温かになった。

■肩の会・例4 NM(女性)
 それぞれの回転をするたびに、身体が少しずつ柔らかくなるのが分かり、もともと凝っているところが多いが、自分で直していけるのはよいと思う。毎日やるように心がけたい。次回も出席したい。

■肩の会・例5 KN(男性)
 肩の再々回転をするときに、もっとも体の凝りを感じ、効果が大きいと思った。手を張ると特によく効く。顎の三歳回転で、左右のバランスの違いをもっともよく感じた。右の方がやりやすかった。星の動きで、直線的に進まないと感じるところが多くあった。(自分の体が)考えたように動かないということをすごく感じた。

■肩の会・例6 KT(男性)
 自分の体が思うように動かせないことが面白かったです。星の一辺一辺が直線にならないのに、笑ってしまいました。今まで(の肩の会)と異なり、自分でできる健康法的な講習内容が多く、またテーマがはっきりしていて、楽しく学べました。

■肩の会・例7 YT(男性)
 身体のバランスの悪さ、ひずみは予想以上でした。
 星や円運動の形、頭の中ではイメージできていても、身体が思うように動かなかった。特に、星運動が難しかった。子供の頃の「運動神経の悪さ」の自覚と関係があるのだろうか?訓練後、首の周囲の柔らかさにびっくり。

■肩の会・例8 TT(男性)
 身体が柔軟になっただけでなく、すっきりしてきた。思っていたよりも左右のバランスがあり、左側の方が動きにくいことがよく分かった。バランスよくトータルに体を改善できるように今回の訓練を活かしていきたい。

■肩の会・例9 KY(男性)
 私は体のセンサーが自分が思っている以上に鈍いらしいので、今日の内容を忘れないように日常生活に取り込んでいきたいと思っています。

■肩の会・例10 KK(女性)
 思ったよりも動かしずらかったです。自分ではきちんと動かしているつもりでも、見ていると本当にきれい?と思いました。下肢を動かしているときは、動かしている方を支えている方も大変でした。

■肩の会・例11 SA(男性)
 左右のバランスが悪く、特に左足で星を描くのが難しかった。また、足の回転を行った時に、前屈が最も伸びた。私の場合、足がけっこうコントロールできないと痛感した。左手で右の顎の下を触ると、何か別な物質を触っているように感じたので驚いた。

■肩の会・例12 CK(女性)
 腰の回転のときに、右後ろにもっていく動作がすごく痛かった。この痛みが減るように姿勢をもっていけるようにしたいと思います。体の部位によって、左右のやり易さがバラバラだったので、全身のバランスも考えていきたいと思います。杉花粉の頃と重なると、毎年蕁麻疹が出ていたのですが、今年はまだ出ていないので、少し体に変化が出てきているのかと先日気付き、うれしくなりました。

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[最新版3D写真(添付書類)]
   ●キラウエア火山の火口/ハワイ島/ハワイ州/パラレル法
[解説]ハワイ諸島は火山で出来た島々だ。そこはガラパゴス諸島と似ており、現在もその一角で活発に噴火をして新たな島を生み出しながら、全体がベルトコンベアーのように移動しつつある。
 ハワイ島は、ハワイ諸島最大の島であり、その南東に位置するキラウエア火山は、今なお、活発に火山活動が生じている。ここはハワイ島の観光のメッカでもある。
 20世紀にも繰り返し噴火をして来たが、写真はその代表的な火口である。
 周囲をぐるりと車で回って見る道が出来ており、南東側から歩いて接近し、中を覗き込むことができる。かっては灼熱の溶岩が煮えたぎったカルデラの内部は、今は意外なほどに静かで、平坦で丸い野球場のグラウンドを思わせる窪地を形成している。
 周囲の断崖の上の岩陰に、地元の人が信仰のためにお供え物を置いてあるのが印象的だった。
 パラレル法で立体視ができるのでやってみよう。
                         撮影・解説:栗田昌裕
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[全人会ニュースより]
●「身体部位との接近度が夢で自覚できると
        意識の場も自覚できる」
 皆さんは夢をどこで見ているか自覚したことがあるだろうか。
 もし夢を見ながら、その場面が「身体空間のどこに浮かんでいるか」ということが分かると、夢の発生源を推定できる。
 すなわち、夢には身体との関わりの中でさまざまな発生源があることが分かるのだ。このときには、身体空間の左に見えるか、右に見えるかということも重要である。
 それと同様に、ものを考えたり、発想したりする際に、その発想そのものの発生源が身体感覚との関わりにおいて自覚できると、脳のどこがその発想に関わっているかが自覚できる。
 速読の際に、SRSでは「脳で読まないで心で読む」と教える。
 これは同時に、「脳で読むのは首から上で読むことであり、心で読むのは首から下で読むことである」という指導と連動して教えている。これも、脳の中の地図を理解していると、いったい何を言っているかが、理屈の上からも分かりやすいかもしれない。理解の場そのものの変革を具体的に説いているのだ。
 しかし、生理的なことを知っていると、かえってこのメッセージ自体を理解することが邪魔になるので、初級の講義ではそのような側面は触れられていない。
               (全人会ニュース404号より)

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[季節だより]
●「2003年の東京は4月1日から桜の花見で盛り上がっていた」
 10日以上離れていた日本に帰国したのは3月の末日だった。
 成田から高速道路で東京に移動する途中、随所に桜の花が見事に咲いているのを見て、ああ「サクラの国」に戻って来たのだ、という感慨が湧いた。
 ハワイとは異なる季節の豊かな流れがここにあることを改めて実感した。
 翌4月1日、大学病院に行くと、病院の横の桜並木は完全に満開になっていた。
 ここは実に見事な仕方で花が咲く場所である。
 ここの様子から、関東では例年より開花が早まっていることを理解した。
 昼休みに不忍池まで足を伸ばして散歩をした。
 コブシやハクモクレンもすでに満開状態で、いずれも美しい真っ白な花を咲かせていた。レンギョウも黄色い花を開き、カナメモチの若葉が鮮やかな赤さを誇っているかのようだった。2月中旬とは別世界だ。
 不忍池では多数の人々がボート漕ぎに興じており、その間隙を縫ってたくさんのカモの仲間が活発に泳いでいた。
 不忍池の間に植えられた桜並木も満開で、桜の枝が作るトンネルの下にはたくさんの人の流れが出来ていて、いずれの人も歩きながらの花見を楽しんでいた。
 太陽の光が、青空を背景にしたサクラの花の輝かしさを一段と増幅していた。
 は虫類館の横のコブシの花を撮影していると、通りすがりの若い白人男性が近づいて来て、私の撮影方法について英語で質問をしてきた。昨日までいたハワイでは毎日5人以上の人に質問され続けていたので、「まるでこれではハワイの続きだ」と面白さを感じた。日本人で質問をする人は少ないが、アメリカでも、ハワイでも、カナダでも、オーストラリアでも、どこでもたくさんの通りすがりの人が質問してくる。民族性の違いをこのようなところで感ずるのだ。
 私が撮影し終わって立ち去ろうとしたら、今度は彼がバッグから大きな箱形のカメラを出して、私が撮影していたコブシの花を撮影し始めた。彼はカメラマンだったのだ。
 外来診療が終わってから、1時間ほど余裕があったので、上野公園に足を向けて見た。満開の桜を見るチャンスは今日しかないからだ。
 上野の桜並木はまさに花盛りで、そのもとではたくさんのグループが宴会を開いて盛り上がっていた。
 桜の花見は平安時代の嵯峨天皇の時代に遡るという。宮中の桜の木のもとで宴を開いたという。
 やがて、桃山時代になると豊臣秀吉が吉野山で花見の大宴会をするようになった。 そして、徳川時代になると、上野や隅田川近辺に桜がたくさん植えられ、花見は庶民の遊びとして定着するようになった。
 上野の桜並木は、花見スポットとしては、東京で2番目の人気だという。一番は千鳥ヶ淵である。
 江戸時代には桜の品種が234種もあったというから、桜の花にかける園芸家の執念のすごさが分かる。ソメイヨシノもそのような歴史の流れから生み出されたのだ。
 そんな歴史も思い出しながら、今年はこれで最後になるかもしれない花見の雰囲気を私も味わうことができたのだった。  

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。

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[栗田先生近況]
●青春出版社の拙著「視力低下は自分で回復できる」が増刷されることになりました。これは2001年に初版が出たものです。

●雑誌「PURE NURSE」(2003年Spring号)にSRS速読法の話題が載っています。

●雑誌「ダ・ヴィンチ」(2003年5月号と6月号)に対談が掲載されています。

○雑誌「家の光」に、指回し健康法が紹介される予定です。

[2003年5月の全日本鍼灸学会では、鍼と温灸と振動による視力回復法の比較に関する研究報告を行うことになっています]。

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[出版案内]
◎「不動産受験新報」に連載中です。
 「不動産受験新報、5月号」、住宅新報社、2002年4月1日発行。
  「資格試験を突破する能力開発法 第15回」が掲載中。
  不動産受験新報では、現在の連載をまもなく終わり、その後、別なタイトルの連載が企画されています。

●「心身の科学 第40巻」(SRS研究所)が出ました。
 2002年5〜6月の全人会ニュースの内容が収録されています。
 ご希望の方は、SRS研究所(電話03−3821−3197)にお問い合わせを。
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[講座案内]
●速読法    次回の半月集中クラスは、5月に開講されます。
        5/18、5/24、5/25、5/31、6/1の予定(変更があり得ます)。
希望者はお早めに申し込みください。

●速読法    一泊研修が、5月に開講されます。
        5/10、5/11 キャンセル待ちで受付中です。

●記憶法 5月開講。木曜日午後7時から。全五回です。
5/15、5/29、6/12、6/26、7/3の予定(変更があり得ます)。

●定例会  4/24 第94回「連綿法」【連綿意識持続法】
        能力開発を遂行する上で、意識を連続的に綿密に働かせること
        は極めて重要なカギになっている。特に速読法の場合に、入力
        の「連綿」さによって、「分かる速読」ができるかできないか
        が決まってしまう。
        意識を「連綿」状態で持続させるための技術を指導する。  

        5/22 第95回「発展法」【共鳴飛躍発展法】          

        6/19 第96回「観光法」【高速観光学習法】          

●肩の会    この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法、
        健康法を指導します。相互にチェックすることも行います。
        次回は、5月8日(木曜日)の夜です。講師は栗田。
        この日は「重力場健康法」を指導します。 以下、
        6月は「伸展健康法」、7月は「均衡健康法」、
        8月は「叩打健康法」、9月は「振動健康法」、
        10月は「押圧健康法」、11月は「摩擦健康法」、
        12月は「まわひねりき健康法」、1月は「歩行健康法」、
        2月は「共鳴健康法」、3月は「思念健康法」、
        4月は「回転健康法」、とテーマを定めて
        年間計画に基いて教えていきます。

●健康法    金曜日午後に行われます(次回開講日未定)。
        講師は太田インストラクター。

●眼力法    金曜日の夜に行われます(現在開講中)。
        講師は古賀インストラクター。
        このクラスでは、変動磁場を用いた方法、栗田式手技を用いた
        方法、3D写真を用いた方法の3通りを併用して眼力を高めま
        す。

 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

 各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。

 速読検定試験は次回は7月1日です。参加ご希望の方は問い合わせを。


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