■ SRSメールマガジン第32号

   
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2003.5.30
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第32号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
   ●SRS記憶法A(第33期)開講。
[最新版3D写真(添付書類)](パラレル法で立体的に見えます。)
   ●雄大な大川滝/屋久島/鹿児島県/パラレル法
[全人会ニュースより]
   ●「小さな仕事を先に片づけ、大きな仕事に全力を注ぐ」
                    (全人会ニュース414号より)
[季節だより]
   ●「東京の真ん中の植物園でも次々に美しい開花に出会える
  ・・・カルミア、ウツギ、サンショウバラ、アヤメ、ジャーマンアイリス、
  ウツギ、ハナウド、ハマダイコン、クサノオウ」
[栗田先生近況]
   ●「住商こみゅにてぃ No.120」に速読術の取材記事が掲載。
[出版案内]
   ●「マジックアイ1」「マジックアイ2」「速読法と記憶法」の増刷、など。
[講座案内]
   ●「定例会」、「眼力法」、「健康法」。
   ●「肩の会」の年間計画。
   ● 速読法、記憶法の予定。
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[エス アール エス ホットニュース]
 ●SRS記憶法A(第33期)開講。

 2003年5月15日から、千駄木の教室で、第33期SRS記憶法Aの講習が始まりました。
 参加者は15名です。
 記憶法は、速読法とともに、情報処理の体系を改善するのに必須の技術です。
 記憶術と速読法は、情報処理の異なる領域をカバーしていることを理解することが重要です(注:詳細は講習で学ぶ。簡単に説明すれば、速読法で学ぶ「入力・処理・出力の改善」と、記憶法で学ぶ「記銘・保持・想起の改善」とは別の出来事なのだ)。
 今回は2回目の講義(SRS能力開発法42ステップにあたる)から4件の感想文をご紹介します。
 以下の体験談で、「**の方法」とあるのは、そのときの講義で教わった内容です。例えば、同じBの方法でも、実際には複数のメソッドに分かれており、個々の内容は講義毎に異なったものとして教えられていることに注意してください(誤解をしないように!)。

■記憶法・例1 YK(男性18歳)
 前回からの気づき:何気ないきっかけから昔の記憶がポンと出てくるようになった。自分は様々な体験をしているのだと感じられ、とても前向きな気持ちになれた。
 Aの方法:星座は前から憶えたかったので、憶えられてうれしい。このAnalogy Methodはすぐに憶えられてとても使えると思う。これもイメージを鮮明にえがけばえがくほど憶えやすい。

■記憶法・例2 TH(男性24歳)
 Aの方法:こんなにも簡単に異なった情報を埋め込むことができると思っていなかった。家ではそれぞれに表情をつけて、より立体化したい。現時点では平面的な感じがする。

■記憶法・例3 KS(男性26歳)
 Pの方法:インパクト大だった。ストーリーを自由につくれると、というかそのイメージが湧くと、心がびっくりしたり、「おいおい、すごい所に旅行に来ちゃったなぁ」と感想を持ったりして楽しい。この人は生きて帰れるのか勝手に心配になったり。
 総合感想:記憶するということが、こんなに楽しくて自由であったことにはじめて気付いた気がするくらい楽しかったです。ストーリーをつくるのが自分の今までの経験であることに感動しています。

■記憶法・例4 KN(男性29歳)
 Bの方法:覚える時に、しっかりとその場所を見ることで、記憶する力が増したのを実感できた。12支を順番に思い出すのではなく、一気に思い出すことができた。

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[最新版3D写真(添付書類)]
 ●雄大な大川滝/屋久島/鹿児島県/パラレル法

[解説]屋久島は多雨の島である。その中央に降り注いだ水は豊かな流れを形成して渓流を生み、やがて川となり、岩場に至ると随所に滝を作る。
 屋久島の滝の中でも代表的なものがこの大川滝である。
 世界遺産の地域を抜けて走る海岸沿いの西武林道からすぐに見られるのがこの滝のメリットだ。
 駐車場に車を止めて、川原道を100メートルも歩いていくと、斜面をなす岩場に壮大な流れを構成してとうとうと流れ落ちてくる大川滝に出会うことができる。
 周囲は新緑の海。滝の音が周囲の静寂を際立たせる。
 しばし、心を自然の営みにチューニングして、屋久島という特異な生態系のなりたちに想像力を馳せる。
 ふと気付くと、数年分くらい若返った気分になっている。
 パラレル法で立体視ができる。      撮影・解説:栗田昌裕
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[全人会ニュースより]
●「小さな仕事を先に片づけ、大きな仕事に全力を注ぐ」

 複数の仕事を抱え込んで、どちらにもエネルギーを中途半端に分散していると、明晰状態に入れないことがある。
 そこで、優先度の低いものを早めに終えて、特定の仕事に関連する意識の場の負担を減らしておくことも事情によっては有意義である。
 大きなキャパシティを必要とする仕事がある場合は、その仕事をなしとげるに必要な準備として、潜在意識の能力をそぐ可能性のある小さな仕事を先に片づけておくことは有意義である。
 一般に、複数の仕事がある場合、それらが相乗効果を生み出す関係にあるときには、並列処理をすることが有意義である。
 相互に干渉する効果しかない場合は、直列原理に切り替えて処理をしていくとよいのだ。    
  (全人会ニュース414号より)
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[季節だより]
●「東京の真ん中の植物園でも次々に美しい開花に出会える
 ・・・カルミア、ウツギ、サンショウバラ、アヤメ、ジャーマンアイリス、
  ウツギ、ハナウド、ハマダイコン、クサノオウ」

 上毛高原の5月はかけ足でさまざまな草花が舞台を駆け抜けていくことを述べたが、東京のど真ん中でも事情は同様だ。
 2003年5月9日に、小石川植物園を訪れた。毎年、時期を変えて植物園を訪れることで、季節の変化を多様な植物に即して実感することができる。
 今回は、ツツジやフジの花が咲き残っていることを期待したが、フジの花は見事に終わっており、ツツジも主要なものはほとんど散って、数ある種類の中で外国産などの特殊な株だけが花を残っていた。
 そんな中でもカルミアのユニークな花が満開状態だったのは幸いだった。この花は開いた傘のような形の花弁を持ち、傘の一部に出来た小さいポケットの中にスポークのように配置したオシベの先端が潜り込んでいる。虫が花心を訪れて刺激が雄しべの軸に加わると、オシベの先はポケットから外れて、その勢いで虫の胴体に当たって花粉を付着させ、知らぬうちに媒介させる。いわば、「刀の先が鞘に入っていて、いざというときだけ鞘から刀を抜いて役立てる」といったユニークな仕組みである。植物のこのようなすごいアイデアにはいつも「脱帽」だ。
 ゴウダソウは小判に似たユニークな種子を風に揺らせていた。
 ケツキネノボタンも金平糖のような緑色の実をつけていた。
 ドクウツギの赤い花はまだつぼみ状態だった。
 ハタケニラ(白)の可憐な花はつぼみがやや開いたといったところだった。
 シランが赤紫の花の群落をなしていた。市街地では4月から開花していた。
 アヤメやカナヤマショウブが咲いていたが、アヤメやハナショウブの仲間も市街地では先週くらいから咲いていた。ジャーマンアイリスはもう終わりかけていた。
 サクラバラ(やや淡いピンク色)や、ハマダイコン(淡い赤紫色を帯びている)、クサノオウ(黄色い花)、カラタネオガタマ(クリーム色の花)、オオムラサキツユクサ(赤紫色の花)といった植物はすでに開花の盛りを過ぎていた。
 タニウツギ(ピンク)や、ハイキンポウゲ(黄)、マルバウツギ(白)、ハナウド(白)、サンショウバラ(白)、オオサンショウバラ(ピンクのふちどりあり)、ナニワイバラ(白)はそれぞれの花の最も美しい時期に当たっていた。
 アワモリショウマも独特の黄土色の穂をなす花を伸ばして咲いていた。
 山地で見る植物の開花時期を、まず東京のような平地で確認できると、今度は山地をしばらく後に訪れて、開花の最盛期によりタイムリーな観察ができる。このように標高の差を考慮して植物との出会いや観察に活かすのも楽しいことだ。
 多様な植物は、時間の推移を空間的・時間的の両面で立体的に教えてくれるかけがえのないものさしだ。なじめばなじむほど新鮮で豊かな出会いの世界がそこに広がって見えてくる。
 皆さんも、少しずつ周囲の植物になじんで、それを観賞したり観察した体験を記録しておくことをお勧めしたい(そのような体験記録から、地球上の生態系に対する時間・空間・物質を考慮した地図が出来てくるものだから)。

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。

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[栗田先生近況]
●「住商こみゅにてぃ No.120」(住友商事株式会社の編集・発行。2003年4月発行)の、5〜7頁に、「忙しい商社マン、商社ウーマンのための速読術」、として、SRS速読法に関する取材記事が掲載されました。

○雑誌「家の光」(9月号)に、指回し健康法が紹介される予定です。

●HPの10倍突破体験談が新たに追加されました(現在316人→320人)。

●HPの著書の欄を改訂しました(抜けやミスがありましたので)。
 また、最近の著書に関して、「前書き」が見られるようにしましたので、内容に関して概略を知りたい人はご利用ください。

[2003年6月8日の全日本鍼灸学会では、鍼と温灸と振動による視力回復法の比較に関する研究報告を行います]。
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[出版案内]
●著書が少しずつ増刷されています:
 「マジックアイ」(ワニブックス)が増刷されました。19刷です。
 「マジックアイ2」(ワニブックス)が増刷されました。9刷です。
 「速読法と記憶法」(KKベストセラーズ)が増刷されました。3刷です。

●「不動産受験新報」に連載中です。
 「不動産受験新報、7月号」、住宅新報社、2002年6月1日発行。
  「資格試験を突破する能力開発法 第16回」掲載中。
  不動産受験新報では、現在の連載をまもなく終わり、その後、別なタイトルの連載が企画されています。

●「心身の科学 第41巻」(SRS研究所)が出ました(再)。
 2002年7〜8月の全人会ニュースの内容が収録されています。
 ご希望の方はSRS研究所(電話03−3821−3197)に問い合わせを。

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[講座案内]
●速読法    初級半月集中クラスの次回は9月になります(詳細未定)。

●速読法    初級速読一泊研修は、7/5(土)、7/6(日)に開催されます。
          申し込みはお早めに。 

●速読法    速読中級クラスは6月14日から始まります。
        教材の正規購入者であることと、初級修了者であることが条件
        です。希望者は審査を受けた後、受講許可が出ます。
        通信の受講者は、初級10回の内容を点検します。
        問い合わせは研究所(03−3821−3197)まで。

●記憶法    5月15日から開講中。木曜日午後7時から。全五回です。
        残りは6/12、6/26、7/3の予定。
        次回は未定。

●定例会  6/19 第96回「観光法」【高速観光学習法】
        「観光法」とは「光を観る技術」のことである。ここでは、
        SRSが目指す「光の回路の開発」を行うことを通じて、
        学習効率を最高度に上げ、最速で学習する技術を指導する。
        これは能力開発の王道である。

        7/17 第97回「思念法」【思念健康法】
        SRS能力開発法には種々の健康法の体系がある。
        ここでは、主に思念を活用して心身の健康を実現する多用な技
        術を紹介する。その一部は、SRS気功法と連携している。

        8/17 第98回「配心法」【配心真髄把握法】
        意識を対象に配ることは、ものごとを知る基本である。このセ
        ンスがないために、人が理解できず、物事が分からない人が多
        い。このセンスがないために、速読の進歩が遅れる人が多い。
        「配心」の技術は、対象の全体を直観で把握し、本質を洞察す
        るための最高の方法でもある。そのエッセンスを指導する。

       9月 第99回「整理法」【内外情報整理法】
        私たちの環境には莫大な情報が行き交い、業務上の関連情報だ
        けでも整理するのには工夫や技術が必要である。特に、日々遭
        遇する体験や情報を内面の「ファイル」として展望を保ったま
        まどのように整理するかに関しては特別な体系を必要とする。
        今回は、そのための包括的な技術を指導する。

●肩の会    この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法、
        健康法を指導します。相互にチェックすることも行います。
        次回の7月は「均衡健康法」を指導します。講師は栗田。
         以後、8月は「叩打健康法」、
        9月は「振動健康法」、10月は「押圧健康法」、
        11月は「摩擦健康法」、12月は「まわひねりき健康法」、
        1月は「歩行健康法」、2月は「共鳴健康法」、
        3月は「思念健康法」、4月は「回転健康法」、
        5月は「重力場健康法」、6月に、「伸展健康法」
        とテーマを定めて年間計画に基いて教えていきます。

●健康法    金曜日午後に行われます(次回開講日未定)。
        講師は太田インストラクター。

●眼力法    金曜日の夜に行われます(現在開講中)。
        講師は古賀インストラクター。
        このクラスでは、変動磁場を用いた方法、栗田式手技を用いた
        方法、3D写真を用いた方法の3通りを併用して眼力を高めま
        す。

 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

 各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。

 速読検定試験は次回は7月1日です。参加ご希望の方は問い合わせを。



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