■ SRSメールマガジン第6号

 
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2002.8.30
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第6号 
 
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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
  ●夏休み子供クラス(後期)(第396クラス)開催
[最新版3D写真]
  ●ブッチャートガーデン(カナダのビクトリア)(パラレル法)
[全人会ニュースより]
  ●「速読への近道は風景の見方にある…写真を1分間見て、最大の情報を得る」
                          (全人会ニュース第382号より)
[季節だより
  ●「新幹線の窓からトウネズミモチの満開の花が見える」
                         (全人会ニュース第382号より)
  ●[季節だより]原稿募集のお知らせ
[出版案内]
  ●8月に勉強法の本が出版されました!
[講座案内]
─────────────────────────
[エス アール エス ホットニュース]
●夏休み子供クラス(後期)(第396クラス)開催
 8月25日の日曜日から今日までの6日間、SRS速読法初級の夏休み子供クラスが開
かれています。
 子供クラスは小学校4年生から高校3年生までを対象にしているクラスで、一般の初級
クラスと同じカリキュラム(速読法step1から10まで)が講義されます。休み時間もな
い4時間の授業が連日続きますが、子供達は疲れも見せず、むしろ訓練を重ねて毎日どん
どん元気になってきています。
 このクラスは、2日目に平均10倍を超え、4日目には30倍を超えました。
5日目(step8,9)の体験談をご紹介しましょう。
☆B.O.(12歳女子)step9【全体の感想】10000字以上の文字が1分間に目にとびこんで
くるなんて、すばらしいことだと思いました。
☆Y.Y.(14歳男子)step8【イメージ訓練/移植法】だんだんイメージをうまくまとめる
ことができるようになってきたと思う。スイレンの葉にとびのった時の、葉のしなりぐあ
いなども、しっかりイメージできた。

[最新版3D写真(添付書類)]
●パラレル法で立体的に見えます。
 ブッチャートガーデン(カナダのビクトリア)
[解説]ブッチャートガーデンは、カナダのビクトリアにある有名な庭園です。四季を通
じてさまざまな種類の花が美しく咲き乱れています。空間配置の美しさ、花の色彩の美し
さ、植物の種類の豊かさ、どれをとっても、世界中の他の庭園のひけをとりません。
 写真はサンクンガーデンと呼ばれ、すり鉢状にへこんだ空間に花を植えた場所。そこを
やや高いところから眺めたもの。ここは、もともとは採石場であったところを見事な庭園
に変えたものです。中央に小高い岩の丘があり、そこからの眺めは絶景。
 私はこの夏、ここの写真を撮影するためだけの目的でバンクーバーからビクトリアに飛
んだのでした。そして、夢中になって夜遅くまで、無中になって草花と景観を撮影しまし
た。なにしろ、カナダの夏は夜8時半頃に夕陽が沈むのです。
撮影・解説:栗田昌裕

[全人会ニュースより]
●「速読への近道は風景の見方にある・・・写真を1分間見て、最大の情報を得る」
(全人会ニュース第382号より)
 仕事力の強い人は、与えられた環境の中で最大の情報を引き出して活用します。そのた
めに必要な力が眼力です。
 そのために役立つ訓練を写真を用いて行いましょう。
 SRS速読法のクラスでは、初回の訓練として、写真を1分間見せて、その内容を覚え
させ、それを3分間かけてスケッチさせる訓練を行います。これは観察力、記憶力も含め
た眼力を自覚するためのテストです。
 その際には、描いた後に、もう一度写真を眺めて比較してもらい、その出来映えを1点
から5点までの5段階で自己評価してもらいます。ひどいと思った場合には1に近く、よ
く思い出せてよく描けた場合は5点に近い点をつけてもらうのです。
 第291クラスでは、その結果、いずれも全くの初心者からなる参加者70名のうち、
1が31人(44%)、2が28人(40%)、3が10人(14%)、4が1人(1%)、
5は0人(0%)となり、参加者のほとんどがいかに「悲惨な眼力」を持っているかを自
覚しました。
 つまり、1分間で風景を見ても、ほとんど何も見ていないし、ほとんど何も残らないこ
とが痛感できたのです(上の評価は自己評価であるので、本人が4点とした人も、私が見
ると、1点や2点とした人とほとんど同様に描けていません。つまり実質的な眼力は右の
自己申告よりももっとひどいのです)。
 皆さんも、写真を用いて、ありありと思い出してください。

[季節だより]
●「新幹線の窓からトウネズミモチの満開の花が見える」
(全人会ニュース第382号より)
 新幹線の窓から分かることが随分たくさんあるものだ
 6月23日に、日光の東照宮で満開になったマサキの花を撮影した。
 これは徳川家康の公の墓所である猶修院の庭で見出すことができた。
 その木はあたかもしだれているかのように枝が四方に広がり、非常に不思議な樹形をな
していた。園芸的にも特別な価値のあるマサキなのであろう。
 マサキの花は、深緑の葉の集合の中に、黄色い斑点が銀河のようにまぶされているかの
ように見える。
 すると、6月26日から、急に新幹線の窓からマサキの花に類似した樹木が随所で目に
入るようになった。これは、私の観察力が、マサキを検出する方向に傾いたからかもしれ
ない。しかし、実際には、新幹線の窓から見えるのは、マサキの花ではなく、よく観察す
ると、トウネズミモチの花であった。
 トウネズミモチはマサキと同様に庭園樹としては代表的なもののひとつである。
 上越新幹線は上野駅から走り出すと、西日暮里駅で地上に出る。
 それから5〜6分走る間に、左側の窓から眺めていると、林の縁や、土手や、民家の庭
などに、15カ所以上の満開のトウネズミモチを発見できた。新幹線からトウネズミモチ
の花が確認できるなどとは以前には想像したこともなかったので、正直なところこの発見
には驚いた。
 濃い緑のひとまとまりの樹木の中に、やや黄色みを帯びた小さな白っぽい花が点在して
いる。それが遠目で見ると、均一でなく、濃淡のむらがあるので、樹形や、葉の色彩と併
せてひと目でトウネズミモチと分かる。
 どの樹木も、相互にはかなりの距離がありながら、すべて同期して咲いているように見
えるのが面白い。開花の引き金になるのが、共通の要因であることが推定される。
 それにしても、
アブラナ→桜→藤→ハリエンジュ→ヤマボウシ→栗→トウネズミモチ
と見事な時系列をなして植物たちが交替して開花していくさまが新幹線の窓からだけでも
眺められるのは素晴らしい。
 新幹線は自然が演出する「季節変化の舞台」を眺めて楽しめる最高の「劇場」なのだ。
 その舞台は躍動的であり、無数の発見があり、感動が連続して飽きることがない。

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。
このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思
います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があり
ます。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこと
もあります。どうぞご了承ください。

[出版案内]
●8月にPHP研究所から勉強法の
本が出版されました。
 「『一夜づけ』
   超スピード 勉強法」
PHP研究所 定価:1,200円(税別)
  その前書きを紹介しておきましょう。
前書き
 私が「30分に30冊」の本を読む速読の実演をテレビで行って、速読法の技術を大黒
柱としたSRS能力開発法を完成したのは1987年のことでした。
 しかし、それ以前の自分をふりかえってみると、折りに触れて高速学習法(あるいは超
高速学習法)を実践してきた歴史がありました。
 本書の冒頭でも紹介するように、若いときから、並列的にいろいろなことをする性質が
ありましたので、個々の出来事にかけられる時間は当然ながら切りつめることになり、そ
の結果として、一個一個を最短時間で成し遂げるというトレーニングを、種々のチャンス
を利用して実践していたことになります。
 その成果が、速読法や記憶法を軸として総合的な能力開発法を行うSRS(スーパーリ
ーディングシステム)の体系の完成につながったのです。スーパーリーディングとは情報
を高速で読み取って自分のものとする能力、すなわち高速学習の能力に他なりません。
 自分自身の訓練と併行して、学生時代から、家庭教師や複数の学習塾や駿台予備校の講
師として、あるいはZ会その他の通信教育の添削者として、たくさんの学生の学習を指導
して来ました。その流れは、老若男女を問わず、SRSの受講者を4万人以上指導した実
績につながっています。そのような教育や指導の体験を通じて、高速学習に向いた人、向
かない人の違いが分かり、向かない人をどのように指導すれば、高速学習が可能になるか
も分かって来ました。
 高速学習を達成し、資格試験や受験に必勝するには、王道とも呼ぶべき原則があります。
 第一章ではそれを五大原則として簡潔に紹介し、その後の章で、さらに詳しくその内容
を展開して説明します。
 本書は、私自身の歴史と、数多くの人に学習法や能力開発法を指導した経験とを振り返
って、SRSの技術も折り込みながら、最短時間で最大効率の学習を達成できる方法を分
かりやすく紹介します。
 本書の内容が一人でも多くの人に役立てば幸いです。
 
[講座案内]
●定例会 9/26 第87回「伝心法」【迅速以心伝心法】
人生は誤解で満ちています。それはメッセージを正しく伝え、正しく理
解する能力が不足しているからに他なりません。周囲のメッセージを間
違いなくキャッチし、相互に意志と情報を迅速に伝え合うことは、健全
な社会活動を行う際に最も必要とされる能力です。そのための技術を指
導します。
10/31 第88回「並列法」【高速並列思考法】
並列処理は、高速な情報処理で最も必要とされる仕組みです。特に潜在
意識で並列処理ができる仕組みを構築することは、能力開発の最大のカ
ギです。そのための見識と技術を指導します。
 11/21 第89回「躍動法」【知性躍動運用法】
知性を絶えずダイナミックに活用し、知的生産力を高め、豊かな精神生
活をするための技術を指導します。その前提は、潜在意識を活性化し、
加速することにあります。
  ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!
●講座のご案内
記憶法 9/5〜(5回講習、9/5, 19, 10/2, 17, 24 木曜日 午後7時〜)
健康法 9/6〜(金曜日 午後1時〜3時半)
  今回は、午後の時間の講座となります。
  「夜遅くなるのはちょっと…」とおっしゃる方、是非ご参加ください。
視力回復法 9/13〜(金曜日 午後7時〜9時半)
肩のこらない会 9/12(木)午後7時〜
☆その他講座の日程は、ホームページをご覧ください。
☆受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197まで。


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