■ SRSメールマガジン第7号

 
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2002.9.10
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第7号 
 
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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
  ●夏休み子供クラス(後期)(第396クラス)終了
  ●速読法初級5回講習(第397クラス)開講
  ●記憶法A(第30期)開講
[最新版3D写真]
  ●クリスタルガーデン(クロス法)
[全人会ニュースより]
  ●「速読への近道は風景の見方にある…写真を1分間見て、最大の情報を得る」
                            (全人会ニュース382号より)
[季節だより]
  ●「8月下旬は実りの時期の始まり
  ・・・果実をつけ始めた植物とセミのぬけがら」(全人会ニュース384号より)
[出版案内]
  ●「速読法と記憶法 パワーアップ編」(KKベストセラーズ)
[講座案内]
─────────────────────────
[エス アール エス ホットニュース]
●夏休み子供クラス(後期)(第396クラス)終了
 ☆8月30日、SRS速読法初級夏休み子供クラス(後期)(第396クラス)が終了しま
した。9歳から18歳までの34名のクラスでした。
 読書速度は、クラス平均で見ると、step1では初速530字/分だったものが、step10で
は、21178字/分となり、速読の平均倍率は53倍を達成しました。
 迷路(20秒でたどるもの)は7個だったものが19.7個に増え、計算(60秒にできる個
数)は51.7個だったものが、83.6個に増えました。特に計算は、6日間で6割以上アッ
プしたことになり、割合で見ると、大人の場合よりも大きな進歩が起きたと言えます。

☆E.F.さん(10歳女子)の10倍突破体験談
 わたしがSRSを受講したのは、母にすすめられたからです。わたしは、最初「本当に
短い時間で効果がでるのかなぁ」と不安でした。でも、やってみたらだんだん効果が出て
きました。速読や迷路、計算が意外と速くなりました。イメージは、最初色だけしか分か
らなかったけど、形が分かるようになりました。記憶では、最低5才の記憶しか思い出せ
なかったのに、1才の記憶まで思い出せるようになりました。あと、読む時間が短くなり
ました。夢も変わって、こわい夢からおもしろい夢や楽しい夢になりました。それと、最
初、わたしは「わたしだけできないかも」と不安でしたが、やってから「わたしにもでき
るんだ」と自信がつきました。わたしは、本当にうれしかったです。こんなに早く効果が
でるなんて、びっくりしました。

●速読法初級5回講習(第397クラス)開講
 9月1日からSRS速読法初級5回講習が始まりました。
 平均年齢34歳、65名のクラスです。読書の初速は平均790字で、この日一日で、
平均2457字になり、3倍を超えました。
 迷路は、7.7から12.8に、計算は73.1から86.5に増えました。

☆T.S.さん(男性、20歳)step2の感想文
 最後までユニークで楽しかった。これからどんな変化が待っているのか楽しみ。まだま
だちゃんと見れないし、まだ不安はあるけど、乗り切る。絵もうまくする。周りの人も結
構モチベーションも高く、やってて楽しい。まあとにかく楽しみ。
☆J.H.さん(女性、37歳)step2の感想文
 今日繰り返し教わったのは、自分の限界についての固定観念を破りなさいということだ
ったと思います。レーサードライバーの例えはとてもよくフィットしました。速読するた
びにいつも必要だったのは勇気でした。
☆T.S.さん(女性、27歳) step2の感想文
 自分の体がこんなにも自分で動かすのが難しいとは驚きました。自由に動かして生活し
ているつもりだったのに、まったく動きにくい部分があることを知った。自分の位置(レ
ベル)を知るというのは、分かっているようで、まったくはじめての体験で、感動しまし
た。
☆I.N.さん(男性、33歳) step2の感想文
 いろいろなトレーニングで身体全体そして頭の中も含め、集中的に、一気に活性化され
たような気がして今後も期待したい。
☆T.I.さん(女性、51歳) step2の感想
 視覚というのはおもしろいものだと思いました。イメージとか感覚とかで見ることと、
目で物理的に見ることの間にはっきりとした境界線を引く必要はないし、引くこともでき
ないのではないかという気がしました。先生のお話がとても見事に組み上がっているのに
とても驚きました。どうしたらこんなお話のしかたができるのかとても不思議です。これ
が「統合出力」というものなのでしょうね。
☆S.N.さん(男性、54歳) step2の感想
 @速読のイメージ(やり方、方法)が少しわかりました。A指回しの効果が大きいこと
が分かった。B体調が良くなった。
☆I.K.さん(男性、57歳) step2の感想 
 大変充実した1日で、申込み時の目標設定はクリアー出来る自信がつきました。明日以
降、次週迄に宿題はすべてやり、手足、眼を動かしたいと考えている。

●記憶法A(第30期)開講
 9月5日から、全5回の予定で、記憶法Aが始まりました。記憶法AはSRS能力開
発法の体系の中では、41ステップから45ステップに該当します。速読法は、情報の入
力、処理、出力を加速する体系ですが、記憶法は、それのさらに奥の仕組みである「情報
を記銘し、保持し、想起する」3つの段階を変えていくものです。
 このクラスは全くの初心者でも分かる内容になっています。

[最新版3D写真(添付書類)]
●クロス法で立体的に見えます。
[解説] クリスタルガーデン(ビクトリア/カナダ)
 カナダのビクトリア市には、ガラスで出来た温室があり、そこをクリスタルガーデンと
呼びます。内部は植物園になっており、敷地はさほど広くないのですが、植物の種類は多
様で、見事な熱帯植物の花がたくさん咲いています。その一角にはマーモセットやワオキ
ツネザルのような熱帯のサルの仲間、ホウシャガメやカメレオンのような熱帯のは虫類が
飼われている動物園のコーナーもあり、蝶の放し飼いコーナーもあります。写真のように
噴水もあり、全体として美しい庭園を構成しています。こんな庭園が身近にあるといい、
と思いながら、わくわくした気分で何百枚もの写真を撮影しました。
撮影・解説:栗田昌裕

[全人会ニュースより]
●「速読が生み出す25のメリットを知って、「読み無精」、「仕事無精」よさらば!」
    (全人会ニュース383号より)
 文章を書くことがおっくうで、作業がなかなか進まないことを「筆無精」と言います。
 それにちなんで、読むことが遅くて仕事が進まない状態を「読み無精」と呼ぶことがで
きるかもしれません。
 「読み無精」は仕事がなかなかはかどらない「仕事無精」にもつながる困った状態です。
 SRS速読はその解決策を与えます。
 みなさんは速読を単に「本を速く読む」技術だと理解しておられるかもしれません。そ
うではありません。
 速読ができるということは、知性が無駄なく、素早く、巧みに働くということです。私
が提唱するSRS速読法では、それを実現するために、特殊な知能を発達させます。
 私はその知能を「視覚的知能」と呼びます。
 本を速読することは、「視覚的知能」が発達することによって得られるごく一部の能力
に過ぎません。
 「視覚的知能」を高めるとどんなことが可能になるのでしょうか。私が指導する中級速
読法の受講者が、その初日に書いた「速読のメリット」の中から、代表的な「速読の効能」
を抜き出してみました。いずれも、初級速読法で10倍突破体験を果たした人たちから生
まれて来た裏付けのある「メリット」です。
 みなさんは、速読能力ではなく、その土台となる視覚的知能を高めることが、どのよう
に人生の可能性を広げるかについて、想像力を十分に巡らせて、よく理解しておきましょ
う。
 速読の役割を広い範囲でとらえることができればできるほど、皆さんはより大きな収穫
を訓練から得ることができるでしょう。

【速読能力の生み出す25のメリット】
[1]楽しく多読ができ、短時間で大量の情報が得られる
[2]断片的でなく、体系的に未知の分野の全体が学べる
[3]業務上の書類、通達などにすべて目が通せる
[4]時間が節約でき、時間の有効利用ができる
[5] 仕事の効率が増し、レベルの高い大きな仕事ができる
[6] 精神的なゆとりや自信が生まれ、人生が楽しくなる
[7] 資格試験や語学の学習能力が高まり、加速学習ができる
[8] 知識が増え、会話の内容が豊かになる
[9] 体調が改善し、心身ともに健康になる、性格も明るくなる
[10] コミュニケーション能力が高まり、人脈が広がる
[11] 周囲の景色がよく見え、気付き発見が増える
[12] 新聞やインターネットで短時間に情報収集ができる
[13] 知識が増えて、ものをとらえる視野が広がる
[14] 複雑な状況や困難な状況の克服能力や解決能力が増す
[15] 記憶力、想起力が増し、老化予防やぼけ予防になる
[16] 潜在意識が活性化し、発想力が増し、創造性が高まる
[17] 知識が増えて、見識が高まり、判断力が増す
[18] 文書作成、論文作成がはかどる 
[19] 好奇心が高まり、関心が増し、エネルギッシュになる
[20] 直観力が高まり、カンが冴える
[21] 共鳴力が高まり、物事の理解力が上がる
[22] 並列的に仕事を進めることができるようになる
[23] 過去の体験を総動員して主体的に生きることができる
[24] 未来を前向きに読む力が増し、人生が充実してくる
[25] 新しい環境(旅先、土地、職場)への適応力が増す

付記: 上述の25のメリットは、2002年初夏に中級速読法を受講した人たちが、そ
の初回講習(11ステップ)で述べた体験を整理したものです。

[季節だより]
●「8月下旬は実りの時期の始まり
・・・果実をつけ始めた植物とセミのぬけがら」(全人会ニュース384号より)
 8月20日に、東大の三四郎池のほとりを散歩した。
 深緑色の葉を持つサンゴジュ(珊瑚樹)には真っ赤な色彩の実がついていた。
 大きめの葉を持つアカメガシワにも、一見とげとげに見える突起を持った実がついてい
た(実際は触れて痛いものではない)。
 カジノキの実は、やがて赤く柔らかく熟すが、その前にすでに落下したものをみつけた。
 カラスザンショウにも粒々の実がついている。カラスザンショウの実は、サンショウよ
りも香りが強いのが特徴だ。実の色はまだ熟しておらず黄緑色である。
 イヌビワもイチジクを小型にしたようなやわらかい果実がついている。
 モチノキにもいずれ赤く熟す予定だが、今はまだ緑色の固い果実がついている。
 エノキにも葉の間に隠れて小さい丸い実がついている。
 実りの秋は、目立たないところで、すでにスタートを切っているのだ。
 周囲にはセミの鳴き声が盛んだった。ミンミンゼミとアブラゼミが同じ樹に止まって、
無心に樹液を吸っていた。下草のあちこちにはたくさんのセミの抜け殻があった。
 ミンミンゼミとアブラゼミの抜け殻はよく似た大きさだが、触角に違いがある。
 鳴き声だけでは数の比較はできないが、ぬけがらを集めて数を比較すれば、両者の発生
の頻度が容易に比較できる。
 アブラゼミの触角は7つの節に別れており、毛深い。ミンミンゼミの触角は毛深くない。
 ときおり、ツクツクホウシの声が混ざった。セミの声は幼少の頃から聞き慣れており、
潜在意識の奥深くに季節感とともに刻み込まれているので、ツクツクホウシの声に接する
と、秋の訪れが実感として感じられてくる。
 雑草には、夏場を過ぎると、どんどんと繁茂の勢いを増していくものがある。
 アメリカセンダングサもその一例で、いよいよその底力を発揮し始める時が来ている。
 夏から秋に向かって、どの植物もその成長の様式をがらりと一変させる。
 よく観察して、季節の巡りに共鳴しよう。
 そして、「内外の共鳴力現象」を活かして、精神のなす空間にも多様でたわわな実りが
生ずるとよい。

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。
このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思
います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があり
ます。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこと
もあります。どうぞご了承ください。

[出版案内]
●「栗田式 仕事力を10倍高める速読トレーニング」(PHP研究所、2002年7月
21日発行)は、好評をいただき、増刷が決まりました(第2刷)。

●「『一夜づけ』超スピード 勉強法」(PHP研究所、2002年8月発行)
 も好評のうちに受け入れられているようです。

●2002年9月下旬に、KKベストセラーズから、「速読法と記憶法 パワーアップ編」
(栗田昌裕著)が出版されます。これは、同じ出版社から2001年6月に「速読法と記
憶法」が出され、ベストセラーのランキング入りをしましたが、本書はその続編に当たり
ます。
 ここでは、その「まえがき」を紹介しておきましょう。
まえがき
 本書は、好評をいただいた前著「速読法と記憶法」の続編である。
 したがって、前著と合わせて理解していただけば、情報処理システム全体を加速し、そ
の機能を改善する試みがより立体的にとらえられる。しかし、本書はそれ自体が独立した
内容なので、まず本書を読み、必要に応じて前著を読んでいただいてよい。
 現代人には、膨大な情報を、高速に取り込んで素早く理解し、的確に残して臨機応変に
活用することが必要とされている。これは、従来よりも学問の細分化が進み、それぞれの
分野でますます詳細な内容が蓄積されてきている上に、インターネットで分かるようによ
り多彩でより大量の情報が容易に入手できるようになって来たからである。
 これを可能にするのが「速読力」と「記憶力」である。
 したがって、この能力は現代人が必要とする二大能力と言えるであろう。
 この二つが変われば人生が根本から変わる。
 本書はこの二つの能力を同時に高める技術を紹介するものである。
 記憶力と速読力は、一見、能力の別の側面に関わるもののように見えるが、実は、お互
いをカバーし合う関係にある。したがって、両方を同時に学ぶことが望ましい。
 しかもどちらを学ぶ過程も楽しく、さまざまな副産物としての自己変革を体験できる。
 速読力を高めることは、情報処理全体を加速して、仕事や学習の効率を高めるだけでな
く、その修得の過程で、感覚を鋭敏にして、世界を広げ、潜在意識を活性化し、心身を元
気にする効果がある。
 記憶力を高めることは、重要な情報を的確に記憶し、知的情報処理の根幹を築いて、あ
らゆる知的な働きを信頼できる性能に変える効果があるだけでなく、記憶して想起するこ
と自体が快感を生み出す。
 私は若い時からさまざまな教育に携わり、栗田式記憶法を教えてきた。
 やがて、栗田式速読法を軸とした総合的な能力開発法の体系「SRS(スーパー・リー
ディング・システム)」を提唱し、4万数千人以上の人に速読法の指導をしてきた。
 スーパーリーディングとは従来とは全く異なった(=スーパー)情報の処理の仕方(=
リーディング)を行うことである。
 SRSは、人間の心身の情報処理能力に注目し、それを根底から変革する体系である。
 本書では前著に引き続いて、速読法と記憶法のエッセンスを紹介しよう。

[講座案内]
●肩のこらない会
 9/12 自分の不調を自分で知り、自分で改善するための技術を指導する会です。
ペアになって、お互いをチェックしたり、技術を磨くこともします。
木曜日、夜7時〜9時半。健康法の技術を学びたい方、どうぞ。
●定例会 9/26 第87回「伝心法」【迅速以心伝心法】
        人生は誤解で満ちています。それはメッセージを正しく伝え、正しく理
        解する能力が不足しているからに他なりません。周囲のメッセージを間
        違いなくキャッチし、相互に意志と情報を迅速に伝え合うことは、健全
        な社会活動を行う際に最も必要とされる能力です。そのための技術を指
        導します。
      10/31 第88回「並列法」【高速並列思考法】
        並列処理は、高速な情報処理で最も必要とされる仕組みです。特に潜在
        意識で並列処理ができる仕組みを構築することは、能力開発の最大のカ
        ギです。そのための見識と技術を指導します。
      11/21 第89回「躍動法」【知性躍動運用法】
        知性を絶えずダイナミックに活用し、知的生産力を高め、豊かな精神生
        活をするための技術を指導します。その前提は、潜在意識を活性化し、
        加速することにあります。それにはどうしたらよいでしょうか。
        その答えを教えます。
 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

●講座のご案内
 11月までの各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。


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