■ SRSメールマガジン第84号

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2006.5.1
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 ◇エスアールエス研究所メールマガジン◇
          第84号 

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[エスアールエス ホットニュース]
◆SRS速読法初級一泊研修が開講されます。
 06年5月13−14日に、SRS速読法初級一泊研修が開講されます。
土曜日と日曜日の2日間で、速読法初級ステップ10までが指導され、
10倍速、1万字以上の速読をめざします。
 ご希望の方は早めに電話でお申し込みください。
     03−3821−3197(SRS研究所。10:00-21:00)
 速読法、講習についての詳しいことはホームページをご覧ください。
  SRS速読法について→ http://www.srs21.com/sokudoku/index.htm
  一泊研修について→   http://www.srs21.com/sokudoku/annai.htm

◆SRS速読法中級一泊研修が開講されます。
 06年6月10−11日に、SRS速読法中級一泊研修が開講されます。
 50倍速以上の速読をめざすと同時に、中級では「心づくり」訓練と呼ぶ一連のトレーニングにより、潜在意識を用いた見通しのよい効率的な処理を実現します。
 速読法中級講習は、初級を教室で受講された方、または通信教育でステップ10までを終えられた方が対象のクラスとなります。
 中級の一泊研修は、7年ぶりの開講となります。遠隔地の方、お忙しくてなかなか5回講習に参加できなかった皆様、是非、この機会に受講をご検討ください。
 なお、中級受講に際しては、教材(ベーシックプログラム)が必要となります。くわしくは、ホームページをご覧ください。
  講習、教材について→ http://www.srs21.com/sokudoku/annai.htm
  速読法中級クラスの成果について→
         http://www.srs21.com/report/chukyuronbun/chukyuronbun.htm
  過去の中級クラスの成果のグラフ→
         http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/chart_list.htm

[3D写真]
 ホームページの「3D図鑑シリーズ・3D動物園」には、現在61枚の動物写真と解説(撮影・解説ともに栗田先生)が掲載されています。
 かわいい動物、めずらしい動物など、立体視訓練をしながら、世界の動物に親しむことができます。また、栗田先生の解説を読むことで、動物に関する知識がどんどん広がり、地球の自然や環境に対する理解も深まることでしょう。
 「3D動物園」には、現在7枚の鳥類の写真があります。
 そしてその中の2種類は、「飛べない鳥」です。
 下記のアドレスをクリックして、お楽しみください。
   ◆エミュー【クロス法】
     http://www.srs21.com/3d_zoo/pages/z019_emu.htm
   ◆リトルペンギン【パラレル法】
     http://www.srs21.com/3d_zoo/pages/z059-Animal-little%20penguin.htm

[栗田先生より]
◆頭・身体・心を健康に保つために(3)
        ----イメージ力を高めて元気になる
                         栗田昌裕

■知性の老化はイメージ能力の低下から生まれる
 今回は若々しい知性を保つ上で、イメージを描く力が重要であることを知っていただき、それを高める簡単な2つの方法を紹介しましょう。
 私は知性を言語能力とイメージ能力に分けてとらえています。言語能力とは言葉を操作して対象を理解し、記憶し、行動に役立てる力です。イメージ能力とは五感すべてを用いて対象をとらえ、その体験を丸ごと操作してものごとを理解し、記憶し、行動に役立てる力です(ここではイメージ能力をかなり広い意味で用いています)。
■年を取っても結晶性知能は低下しない
 知性は年を取るとどう変化するのでしょうか。心理学では、結晶性知能と流動性知能という用語で知能の年齢変化を説明しています。結晶性知能とは学習や経験に基づく能力で、言語性テスト(語いや言語能力全般を見るテスト)で評価します。流動性知能とは、新しい環境に適応する際に働く能力で、動作性テスト(認知して遂行する能力や、関連記憶や論理的推論や抽象的思考を見るテスト)で評価します。一般に「結晶性知能は発達に時間がかかるが、年を取ってもそう簡単には衰えない。それに対して流動性知能は加齢とともに低下しやすい」と言われています。
■流動性知能を高めれば加齢もこわくない
 前項の内容を分かりやすく言うと、「年を取るにつれて、学習能力が低下したり、新しい環境に適応しづらくなるが、それは、結晶性知能はあまり低下しないのに、流動性知能が低下するからだ」ということです。そこで、世の中では以下のような提案がなされがちです。「年を取ったら、新しい環境に入らないように注意して、言語性知性を維持して生きていこう」と。それに対して私は逆を考えます。すなわち「放置すると、どんどん流動性知能が低下するからこそ、早い時期から流動性知能をしっかり鍛えて伸ばしておく必要がある」と提案するのです。
 結晶性知能はほぼ言語能力に対応し、流動性知能はほぼイメージ能力に対応します。言語能力は通常の社会生活をしていればさほど低下しません。それに対して、イメージ能力は年を取るにつれて低下しがちで個人差が大きくなります。だからこそ、それをしっかり高めて維持することが一生を豊かな知性を保って過ごす必要条件なのです。
 一般に、イメージ能力が優れている人は、日常環境を眺めることを通してたくさんの視覚情報が吸収でき、どんどん成長を続けていけます。イメージ能力が弱い人は、言葉を経由しないと学べない傾向があるので、文章や会話からは学べますが、周囲から自力で情報を取り込む度合いが少ないために何事も進歩が遅く、その上でさらに、年を取ってイメージ能力が低下すると、精神生活全体がますます衰えやすくなるのです。
■感覚をよく働かせて周囲を映像的にとらえよう
 イメージ能力は「感覚をよく働かせ」しかも「感覚で得た内容を自由に操作する能力」です。ここではその「感覚の働き」の良し悪しを自覚し、高める方法を実践しましょう。
 一分間、野外の風景を見て、直後によく思い出してください(できればスケッチしてください)。このとき「言葉を用いないで、映像としてとらえる」ようにしてください。実際に残った内容がどれくらい乏しく、どれくらい誤っていたかを点検してください。
 このようなチェックをすると、言語を用いないでどれくらい情報収集できる人かがよく自覚できるでしょう。この方法を繰り返すと、感覚をよく働かせて情報を取り込む力が伸びていきますので、繰り返し行ってください。
■樹木の成長を鮮明にイメージしよう
 次に、イメージ能力の別の一部をなす「感覚で得た内容を自由に操作する能力」をチェックしながら強化する「樹木法」と呼ぶ方法を実践しましょう。これは想像上の風景に種をまいて、発芽したイメージを描くことを始まりとします。ちょうど一分間をかけて立派な樹木となるように、鮮明なイメージを連続的に描いて成長させてください。具体的には、以下の十項目を順にたどりながら、想像力を発揮してリアルな樹木の映像を描き出します。
 @背景を描いて、種をまく。A種が発芽発根をして、地上に顔を出す。B芽が連続的に伸びて幹をなす。Cイメージに十分な光と影を与える。Dイメージに豊かな色彩を与える。E全体に空間的な広がりを与える。F映像に過去の体験や知識を投影する。G幹が伸び、枝葉が豊かに成長していく。H樹木と環境の関わりも描く。I最終的に育った姿をしっかり描ききる。
 樹木の映像をリアルにするために、平素の生活で、いろいろな樹木をよく観察して、イメージの素材を増やしながら、その変化を知り、「樹木という生命体が、たゆまず成長を続けているその現象とそれを支えるパワー」に共感を持つようにしてください。
■イメージを描く習慣を持とう
 自分の内面を投影し点検し自覚する場として、樹木法を繰り返し行ってください。樹木イメージが「1分間で、ありありとした映像で生き生きと育つようになる」につれて、知性は活性化し、元気も湧いて、豊かな精神生活が楽しめる状態になります。
 樹木がリアルに描けるようになったら、日常生活の各場面で他のさまざまなイメージをリアルに描きましょう。このようなイメージ習慣が身に付けば、精神活動をいつまでも若々しく保つことができるでしょう。

[講座案内]
  ●講習時間、受講料など詳しいことはホームページでご確認ください。
       http://www.srs21.com/plan/index.htm
     ◆速読法初級クラス
        5回講習:6/17、18、24、25、7/1(土曜と日曜)
        一泊研修:5/13−14(土日の2日間)
     ◆速読法中級クラス
        5回講習:7/2、9、15、16(土曜と日曜)
        一泊研修:6/10−11(土日の2日間)
     ◆記憶法A
        一日集中講座:5/27(土)
     ◆心象法A 
        一日集中講座:5/28(日)
     ◆活夢法A 
        5回講習:6/27、7/4、11、18、25(火曜)
     ◆定例会
        5/11(木)「調心法(六心整列調心法)」
        6/22(木)「挑戦法(可能未来解読挑戦法)」
        7/20(木)「増感法(感覚感性鋭敏増幅法)」
     ◆健康法の会
        5/ 8(月)「重力場健康法」
        6/29(木)「伸展健康法」
        7/24(月)「均衡健康法」

 ●お問い合わせ、受講お申し込みは、
  SRS研究所(tel. 03−3821−3197)までお願いいたします。

 ●次回のSRS速読法検定試験は、2006年7月14日を予定しています。
  詳細はお問い合わせください。
 【インストラクター試験も併せて受けることができます】。


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