■ SRSメールマガジン第9号

 
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2002.9.30
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 ◇エス アール エス研究所メールマガジン◇
          第9号 

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☆ 目次
[エス アール エス ホットニュース]
  ●速読法初級5回講習(第397クラス)終了
[最新版3D写真]
  ●バンクーバー水族館(パラレル法)
[全人会ニュースより]
  ●「大量の情報は高速で読んでこそ意味が分かる」
(全人会ニュース384号より)
[季節だより]
  ●「上毛高原に秋が訪れた・・・・
  多様な植物の変化を観察しよう」 (全人会ニュース387号より)
[近況報告]
  ●「an an」の再取材、など。
[出版案内]
  ●「速読法と記憶法 パワーアップ編」(KKベストセラーズ)等。
[講座案内]
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[エス アール エス ホットニュース]
●速読法初級5回講習(第397クラス)終了
 9月15日、SRS速読法初級5回講習(第397クラス)が終了しました。
 このクラスは9月1日から15日までの土曜日と日曜日に全5回の講習が行われ、半月で初級10ステップのカリキュラムを修了しました。
 この方式で講習が行われるのは初めてでしたが、受講生も「SRS速読法」の訓練に集中して2週間を過ごすことができたようであり、出席率も高く、結果も下記のようになりました。
 読書速度は、クラス平均で見ると、step1では初速790字/分だったものが、step10では、25226字/分となり、速読の平均倍率は32.7倍を達成しました。
 迷路(20秒でたどるもの)は7.7個だったものが20.5個に増え、計算(60秒にできる個数)は73.1個だったものが、102.7個に増えました(いずれも平均値)。

今回は10倍突破体験談を紹介します。
例1■SS(女性27歳) 初速680字/分→最高24200字/分、35.6倍
【10倍突破体験談】私が今回のSRS速読法初級を受講しようと思ったきっかけは、「本がいままでの10倍速く読める法」を読んだことです。たまたま立ち寄った本屋さんで数々の本がある中でぱっと目を引かれすぐに購入しました。この時小さな共鳴の前兆だったのでしょうか。講習は毎日驚きと感心の連続でした。ステップごとにあらゆるたとえ話や、体験談、表現で速読のキーワードを教えて下さるので、集中力が持続しない私でも、1日中、楽しく、そしてのがさず、講義を聞くことが出来ました。まず初日終了後、ビルを出て見た景色が、今までに見たこともない見え方なのに感動しました。遠くへ広がる道、その先に見える建物のネオン。キラキラと輝いています。日常でも、エレベーターから出てくる人を当てたり、なそなぞにすぐ答えることが出来たり、ささいな事でもカンが冴えてるなと思うことが多々出てきました。それが速読に近づいている現象と思うとうれしかったです。今回、受講してうれしかったことは、読書が自分にとって重たくて、かたいものだったのが、軽く、楽しいものに変わったことです。映画を見るように観おわった後、場面をおもいだして、何が心に残ったか、感じればよいのかと思いました。たくさんの本を読みたくなりました。そして、自分のことを前より好きになれたのも今回の成長かな?と思いました。自分を大切にしなくては、と思いました。自分の経験で自分はつくられている。それなら毎日の発見を大切にし、新しい事をどんどんとりこんで、自分の辞書をふやしたいです。自分は、過去にも未来にもつながっているんだと思いました。ありがとうございました。★今日の握力は、自分が生まれてから一度も体験したことのない数値でした。もともと握力がないので、驚きが大きかったです。

例2■TN(女性27歳) 初速1180字/分→最高32000字/分、27.1倍
【10倍突破体験談】”変わる”か”変える”か 
「SRSの講義を受ければ、自分は”変わる”」と思い、受講を決めた。過去、英会話や様々なセミナー等でも、同様の考えであった。しかし、講義初日に「人間は”変わる”のでなく、”変える”のだ」という先生の言葉を聞き、人間は受け身であっては何も変わらず、強く、変わろうという意思が必要であることに気づいた。今考えれば、初日にこのことを教えて頂いたのは幸いであった。その後はこのことを常に念頭に講義にのぞむことができたからだ。SRS訓練のあらゆる体験が驚きの連続だった。視野は広がり、夢見が増え、白紙に描かれている模様に色がつく。中でも圧感だったのは、サッカーのテレビ中継に感動し涙したことである。年間200試合以上見る私にとって、スペインのリーグ戦の一試合などは見なれていて、大した刺激もなく、流して見るという感じだった。しかしその日は画面にすいこまれていく感覚があり、見いっている自分がいることに気づいた。見なれているただのワンプレーに対してである。何がどう感動したのかうまく伝えることはできないが、とても印象的に残っている出来事である。そしてこれが自分の中の”変化”を自覚できる最初の兆しであった。思えばいままで成長の最初の芽をことごとくつぶしてきた。会社でも、学校でも、何も変わらない、自分がいやだった。これからは違う。少しの変化に感動し、喜び、その芽を、大事に育てていこうと思う。ぶっちゃけた話、他人にこの講義のことを教えたくないと言うのは、少々ひねくれた意見か?しかしそれが私の本音である。短期間で人生観を変えられる講義は他になく、受講した人だけの秘密にしておきたいからだ。皆知ってしまえば秘密にならないでしょう?私はまだ発展途上。今後の自分に期待!!

例3■MI(女性28歳) 初速920字/分→最高31800字/分、34.6倍
【10倍突破体験談】「可能性について」
 私は、他のひとりひとりがそうであるように、私自身も金山なのだと思っていました。その発掘法を探して、ここへやって来ました。
 栗田先生は具体的に宝のありかを示し、スコップを持たせて下さいました。
 他の人に出来て私に出来ないことなどないと信じます。他の人には出来ない、私にしか出来ないことがあると感じます。
 共鳴するということを目で見て学びました。それは、私と他人との区別がなくなる体験でした。
 今までくよくよしていたことや、内心得意に思っていたことが、まったくアホらしく思えてきて、大切なことは笑顔であいさつすることであり、みんなでいかに楽しく時を過ごせるかであると思うようになりました。
 夢を見ることは、私の趣味のひとつですが、それも楽しくなって来ました。登場人物が驚くほど増え、ストーリーがつながるようになりました。他の人の体験談を読むと、夢のつづきが見られたり、夢の中でもさわったり、匂ったりすることができるようです。
 あとは明日からの毎日をどう過ごすのかということだけです。やるか、やらないか、勇気と決断、結局は泥まみれになること、それはやっぱり「社長」の仕事です。新しいノートを買って帰ろうと思います。それから、宝クジも。
 自己顕示欲が邪魔まをしてずい分と自分を見えなくしていると知った。
 「魚たち」にもいろんな種類の魚がいると感じる。自分の苦手な分野の魚たちは、怠け者になっている。そういう魚たちの分野は見ることも手うすになっているし、きちんと物事を見ていないということが分かる。苦手だからと、自分の自覚なしに拾捨選択していることを自覚した。スピードと理解がともなっていない。けれどそれは今は、当たり前だと感じている。
 SRSもなんでもそうだけれど、ひとつひとつは結局自分の体で体現していかなければならないと思う。せっかくたくさんのことを学んだのだから、無駄にしない気迫を持とう。明日からの毎日の中で、限界なくひとつひとつを追求し、実感したい。 
 栗田先生へ。1回目の講義を受けたあと、まるで良い映画を見たような気持ちになりました。実は実際お会いするまではどんな人か少し心配していました。けれど、栗田先生の言葉ひとつひとつは、ごまかしのない人しかもてない(と私は思う)清潔感とすっきり心の中が整理されているんだなというわかりやすさとにあふれていました。ちゃんと自分で処理して来た人だということがよくわかりました。だから安心してがんばることができました。3週間ありがとうございました。
[スタッフ注: SRSでは「社長」=表面意識、「魚たち」=潜在意識、を意
 味しています]
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[最新版3D写真(添付書類)]
●バンクーバー水族館/バンクーバー/カナダ (クロス法で立体的に見えます)
 
[解説]バンクーバー水族館は、カナダのバンクーバーの西北にある広大なスタンレー公園の一画にあります。巨大な樹木が茂る森の中に、図のようなクジラをデザインした彫刻があります。このデザインには先住民(いわゆるインディアン)のデザインが活かされています。バンクーバー水族館には、南米の魚類のコーナー、南太平洋の魚類のコーナー、カナダ沿岸の魚類のコーナー、世界のカエルを集めたコーナー、放し飼いの蝶のコーナー、ベルーガの水槽、ラッコの水槽、イルカの水槽、アザラシ類の水槽があります。
 特に充実していると感じられた、カナダの沿岸の魚類の展示で、他の水族館では見たことのない鮮やかな緑色のイソギンチャクの群生する海底の様子や、世界最大のオレンジ色のヒトデに目を奪われました。
 カエルの展示は、種類も多く、解説も力が入っており、大変内容が豊かです。
 他の目的の取材旅行も兼ねていましたが、私はこの夏にのべ3日間、ここに通いつめました。そもそもスタンレー公園を訪れるのは、今年が2回目でしたが、海に囲まれた素晴らしい公園で、水族館の近くの岸辺から見るバンクーバーのダウンタウンのビル街の様子は、特に夕陽の中で見ると、深い感動を覚えます。
 バンクーバーは私の大好きな街のひとつです。  
撮影・解説:栗田昌裕
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[全人会ニュースより]
●「学習能力低下が叫ばれる現代こそ高速学習の能力が必要」
    (全人会ニュース385号より)
 マスコミでは、青少年の学習能力の低下を危惧する議論が盛んである。
 「分数計算が出来ない大学生」、「算数の問題を読み取る国語力がない生徒」・・・等々。
 このような議論が盛んになった見かけ上の理由は、文部科学省の学習指導要領の変更がもたらした余波である。その背景には、青少年の学力低下を実感している現場の教育者の不安がある。学力は多面的なものであるから、青少年の学力が低下したと断言することは実際には難しいし、何をどれくらい教えればよいかに関する意見も、立場が違えば見解が違うので、結局は、議論に決着がつかないで時間だけが経過していく。
 しかし、皆さんはこのような議論に接したときに、いつももどかしさ感じないだろうか。議論に何か抜けているものがあるのではないか。あるいは、何か重要なことが触れられていないのではないか、・・・と。
 実は、学習指導要領の内容を増減させたり(=「何を教えるか」)、学習時間を増減させたりする(=「どれくらいの時間教えるか」)ことよりも、もっと本質的なことが抜け落ちているのだ。
 それは学習能力そのものを改善する技術が追求されていないことである。
 コンピュータで言えば、「どんな情報をどれくらいの時間でパソコンに取り込むか」は議論しているが、「そのパソコンのハードウエア自体をどう改善するか」という議論がなされていないのだ。たとえで言えば、全国の青少年が「箱」を持っているとして、「その箱に何を入れるか、どれくらいの時間で入れるか」は議論しているが、「箱の大きさ」や「箱の性能」を変えることは無視しているのである。
 それはおそらく、「個人差の問題」にあまり触れたくないからではないか。
 現実の学習能力には大きな個人差があるものだ。
 「学習能力の低い人」に基準を合わせれば、教える内容を制限しないと、一定時間内に全部を教えることができない実情がある。そこを解決しようとするのであれば、「教える内容を減らす」、「教える時間を増やす」という2方向の解決策がある。
 一方、「学習能力の高い人」に基準を合わせれば、いくらたくさん教えてもよいし、教育の加速も可能である。そこで、「教える内容を増やす」こともできるし、「教える時間を減らすこと」も可能だ。
 ところが、文部科学省は「内容も減らすし、時間も減らす」という「どちらの人にも合わない」奇妙な方針を打ち出したのだ。これでは、だれもが不安に思うのは当然である。
 実際には、「学習能力を高める」ことさえできれば、「教える内容を増す」ことができる上に、「教える時間は短縮できる」。
 だから私は学習能力を高めるための方法を追求するのが教育問題の唯一の解決法であると思う。
 そのような観点から、SRSは「教育や学習の問題に明快な答えを与えることができるおそらく唯一の体系である」と私は思う。
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[季節だより]
●「上毛高原に秋が訪れた・・・・
多様な植物の変化を観察しよう」 (全人会ニュース387号より)

 9月9日、久しぶりに上毛高原を散歩する機会があった。
 1か月ほど十分に点検しない間に、随分大きな変化があった。
1)センニンソウが、素晴らしい花を咲かせていた。これはつる植物であるが、とても美しい花を咲かせる。花が落ちた後は、不思議な白い毛が矢車のような配置に伸びた実をつける。これからが楽しみだ。
2)コボタンヅルが開花を終えて、果実をつけ初めていた。コボタンヅルは、茂みの上につるを伸ばして、ブライダルベールをかけたような白い花の群れを咲かせる。その点ではセンニンソウに少し似た趣がある。しかし、センニンソウよりも1か月ほど早く開花を迎える。
3)メマツヨイグサが開花していた。オオマツヨイグサ(→HPに写真あり)は、夏の前に盛んに花を咲かせていたが、秋口の今はもう花は見られず、種子をつけた茎だけを見ることができる。今はオオマツヨイグサよりも花が小さいメマツヨイグサの時期である。これは昼間(特に午前中)でも花を咲かせるところがオオマツヨイグサと違っている。どちらも帰化植物である。
4)オミナエシが咲いている。オミナエシ(→HPに画像あり)は黄色い小さい花をたくさんつけた植物で、秋の七草の一つだ。
5)オトコエシが花盛りだ。オトコエシ(→HPに画像あり)は、オミナエシと名前がよく似ている。花の付き方も似ているが、花が白いところが決定的に違う。
6)林道の中でツノハシバミの実をみつけた。ツノハシバミはどんぐりの外側に毛の生えた長い袋をかぶせたような不思議な実をつける。こういうものを見ると、自然の形態の面白さに理性を超えた不思議さを感じる。
7)ツリフネソウの群落が花盛りだ。ツリフネソウ(→HPに画像あり)には、紫色の花がつくものと、黄色い花がつくものとの二種がある。私が注目しているところは両者が混成して生えている。見事な美しさだ。ツリフネソウの名の由来は、フネをロープでつり下げたような形をしているからだ。そのフネの一端には補足らせん状に巻いていて、その奥に蜜がある。虫はその蜜をめがけてやって来て、奥の蜜を吸う努力をする間に、花の入り口の花粉を新たに体中につけて、同時に他の花の花粉をめしべにつけて、受粉を媒介していまうのだ。植物の「知性」のすごさに驚嘆する例だ。
8)キバナアキギリ(→HPに画像あり)も満開を過ぎている。杉林の下生えでよく見かけることができる。
9)ウバユリ(→HPに画像あり)はしっかりした実が長い茎の先につけている。
10)リンゴ園では、リンゴ(→HPに画像あり)が成熟して色づき初めている。これは農園毎に成熟度が違う。
11)かかしに見守られながら、黄金色のイネの穂が垂れ初めている。収穫の近い水田もある。
12)畑では、コンニャクが随分成長して、膝の高さほどになっている。
13)トウモロコシ畑には一面に穂がついている。もちろん、早いところでは8月に実がついているのだ。
14)野菜畑では、ナスやダイズが随分成長した。ネギや、サトイモも。
15)黄緑色のクリの実のイガイガが発達し、全体で数センチ大になってきた。
16)園芸種のケイトウが畑のへりで美しい色彩を発色している。
17)目立たないが、ヤブマメ(→HPに画像あり)の花が咲いている。今がちょうど盛りのようだ。
18)園芸種の菊科の白やピンクや黄色の花が何種類も咲いている。菊科の花は種類が膨大で、名称を特定するのは難しいが、はっきり分かるのは、淡いピンク色のクジャクソウと黄色いキクイモ(→HPに画像あり)だ。
19)キササゲの黄色い花が咲いている。これは山野の蔓植物だ。
20)クサギの花が咲き、そこにカラスアゲハが来ているのを目撃した。クサギの花はやがて、美しい青い色彩の果実をつける。
21)アザミ類の花にヒョウモンチョウ(ウラギンスジヒョウモン)が来ていた。アザミは、種類が多く、識別が難しい。ウラギンスジヒョウモンは、6月頃に羽化するが、夏は夏眠し、秋になると再び活動を始める。活動の時期が来たのだ。
22)アメリカセンダングサ(→HPに画像あり)が開花している。これからホンモノの秋に向かって、勢力を伸ばしていく威勢のいい外来植物だ。
23)サルスベリ(→HPに画像あり)の花が終わりかけている。やわらかい花びらが落ちると、次第に果実が成長していく。
24)ゲンノショウコの可憐な白い花をあちらこちらの路傍で見ることができた。
25)アカネの花を見た。アカネは蔓植物で、昔はこれから染料を得た。春先のアカネの風情は私の好きなものの一つだ。
26)ヌスビトハギの可憐な花を見た。実もつき初めている。草むらを歩くと、洋服のすそに張り付いてくる。マジックテープのような仕組みがあるからだ。果実を拡散させる素晴らしい工夫がそこにある。
27)道路脇の土手では蔓植物のガガイモ(→HPに画像あり)がますます繁茂しているのがドライブ中に見えた。東京では、9月上旬に開花した群落を葛西臨海公園で見た。ここではまだ観察する機会がないが、おそらく咲いているのだろう。
28)キク科のヤクシソウ(→HPに画像あり)の黄色い花が随所で目立つ季節になった。これから10月にかけて、このあたりでは路傍の主役になっていく。花が鈴なりになるという不思議な印象を与える植物だ。
29)ヘクソカズラ(→HPに画像あり)に実がなっている。これはいつでもどこでも見る蔓植物だが、それなりに季節変化がある。
30)ミツバは林間の下生えの中で実をつけている。ミツバの実にはウマノミツバのような突起はない。
31)ウマノミツバは、同様に林間の中で枝分かれの先に細かい突起を持った実をつけている。
32)ガマズミの赤い実を見た。これも秋の代表的な果実の一種だ。
33)7月から咲いているヒヨドリバナの花を、この季節でもところどころで観察することができるのは特記すべきだ。上毛高原には群落はない。・・・。
34)上毛高原からは外れるが、榛名山の頂上近くでは、コナラのドングリが大きくなっているのを見た。同じ頃、東大のキャンパスではスダシイ(→HPに画像あり)の実を見た。
35)同じく榛名山の頂上近くの草原で、マツムシソウの群落に遭遇して幸せに感じた。淡い青紫色の優雅な花が満開になっていたのだ。
 昆虫では、チョウの他に、カマキリやバッタ類を見ることができ、いずれも撮影をすることができた。
 皆さんも、SRSで得た眼力を駆使して、身近な自然を細かく観察して、秋の訪れを実感してほしい。
 内面の知識の森を体系的に成長させると、自然を見る眼力が育ってくる。
 すると、わたしたちを取り巻いている自然の生態系が、天地の運行のはざまで、いかに豊かに、いかに恵み深く進行しているかが理解できてくる。
 それは、何百万年前もそうであったし、何十万年前もそうだったし、何万年前もそうだったし、何千年前もそうだったし、何百年前もそうだったし、現在もそうであるし、さらに、何十年先、何百年先、何千年先もそうであるに違いない。
 自然が気付かないところで巧みに同時進行する様子をつぶさに知ることは、能力開発における「潜在意識の並列処理」を理解し、実践する上で重要なヒントを与えてくれる。

※みなさまからも[季節だより]の原稿を募集いたします。
 日本は南北に長い国です。自然は、同時期に各地方でさまざまな表情を見せてくれます。このマガジン上に、たくさんの地方からの「同時期自然レポート」を載せていきたいと思います。下の要領でお送りください。

1. 記録した日付、場所、送信者のお名前をお書きください。(掲載は匿名でいたします。)
2. ホームページから通常のメールアドレスを使ってお送りください。
3. メールのタイトルを「季節だより」としてください。

 なお、紙面の都合で、お寄せいただいた原稿すべてを載せることができない場合があります。また、短く編集するなど、いただいた原稿にこちらで手を加えさせていただくこともあります。どうぞご了承ください。
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[近況報告]
●「an an」という女性誌の取材を9月上旬に受けました。その内容は1335号(10月9日発売)で紹介されます。特集「あなたの知らないあなた」の中で「潜在能力を引き出すトレーニング」として紹介されます。
●「an an」の再取材を9月中旬に受けました。これは「日常生活で眼力をどう活用するか」という趣旨の内容の記事になります。
●「an an」では、以前に、何度も取材を受けました。最近では、速読法の特集を組んで、SRS速読法を4頁に渡って紹介してもらい、大きな反響を得ました。
●前号で紹介した「保健ニュース 10月号」(保健室などに提示する壁新聞)が完成して送られて来ました(健学社)。かなり大きいもので、そこには、カナダのバンクーバーで撮影したユリの花のクロス法・パラレル法の立体視像(4連、5連のもの)、ヨセミテ公園で撮影した樹齢2000年ほど巨大なレッドウッド(5連のもの)のパラレル立体視用の大きな画像が掲載されています。前者は2001年、後者は2002年の夏に撮影したものです。
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[出版案内]
●「栗田式 仕事力を10倍高める速読トレーニング」(PHP研究所、2002年7月21日発行)は、好評をいただき、増刷が決まりました(第2刷)。

●「『一夜づけ』超スピード 勉強法」(PHP研究所、2002年8月発行)
も、増刷が決まりました(第2刷)。

●2002年9月下旬に、KKベストセラーズから、「速読法と記憶法 パワーアップ編」(栗田昌裕著)が出版されます。これは、同じ出版社から2001年6月に「速読法と記憶法」が出され、ベストセラーのランキング入りをしましたが、本書はその続編に当たります。

●現在、水の中の生き物の3D写真の本の原稿を作成中です。画像が多すぎて、かえって悪戦苦闘しています。これは11月に出ることを期待しています。
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[講座案内]
●速読法初級5回講習の新日程が出ました!
 11/17、12/1、8、15、22(いずれも日曜日)の午前9時〜午後6時半に行われます。
 早い時期に満員になることが予想されます。
 受講ご希望の方はお早めにお申し込みください。

●記憶法Aの新日程が出ました!
 11/12、19、26、12/3、10(いずれも火曜日)の午後7時〜11時に行われます。

●定例会 10/31 第88回「並列法」【高速並列思考法】
       並列処理は、高速な情報処理で最も必要とされる仕組みです。特に潜在
       意識で並列処理ができる仕組みを構築することは、能力開発の最大のカ
       ギです。そのための見識と技術を指導します。
      11/21  第89回「躍動法」【知性躍動運用法】
       知性を絶えずダイナミックに活用し、知的生産力を高め、豊かな精神生
       活をするための技術を指導します。その前提は、潜在意識を活性化し、
       加速することにあります。それにはどうしたらよいでしょうか。
       その答えを教えます。
      12/19  第90回「内観法」【内観力追求強化法】
       内面観察力は知的情報処理の仕組みを点検し、自覚し、その制御力を高
       め、情報処理能力を発展させるために役立つ重要な能力です。その力を
       どのようにして涵養し、どのように強化するかを指導します。

●肩の会 この会では、自分でできる心身のチェック、凝り痛みの改善法を指導し
       ます。相互にチェックすることも行います。
       次回は、10月10日の夜です。

●健康法 金曜日午後に行われています。全十回の第4回目が終わりました。

●眼力法 金曜日の夜に行われています。全十回の第3回目が終わりました。
       このクラスでは、変動磁気を用いた方法、栗田式手技を用いた方法、
       3D写真を用いた方法の3通りが活用されています。

 ※出席ご希望の方は研究所まで早めにお電話を!

●講座のご案内
 12月までの各種講座の日程がホームページに掲載されています。
 受講お申し込み、お問い合わせはtel. 03-3821-3197までお願いいたします。


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