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2006.10.5 ※…※…※…※…※…※…※…※…※…※…※…※
◇エスアールエス研究所メールマガジン◇ 第92号
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[エスアールエスからのお知らせ]
◆SRS瞑想法5回講座が開講されます。 06年10月10日(火)に、SRS瞑想法講座が開講されます。 瞑想法は潜在意識を含む意識の「場」を的確にとらえる内面感覚を養い、それを調節制御する能力を高め、直観力を磨く技法です。 瞑想の意義は、「理性を超えた直観を開花させる」ことにあります。SRSでは、心の活動を「理性」と「直観」とに分けて考えています。「理性」とは、例えば推論のように一つ一つ順番に物事を確認しながら進んでいくような心の働きを指します。「直観」とは、そのような過程を経ることなくいきなり結論に達するような心の働きです。この2つは、それぞれ出てくる結論もその扱う範囲も異なります。この理性と直観とを合わせたものが「智性」です。SRSは、大きなキーワードとして「時代を開く智性をつくる」というものを持っていますが、瞑想の最終目標は「智性の開発と成熟」にあります。
◆SRS活夢法Aが開講されます。 06年11月14日(火))より、SRS活夢法の講習が始まります。 これは、SRS能力開発法180ステップのうちの61〜65ステップの課程であり、活夢法は、SRSの山脈を登る道筋である「速読法→心象法→記憶法→瞑想法→活夢法→」という流れの一部を形成しています。 火曜日夜の5回の講習で、「夢というものの仕組みを知り、過去の夢を想起し、夢の世界を認識し、潜在意識を高めて夢の働きを活性化し、夢のメッセージを活かして生活をする」ことを学びます。 これは、SRSの情報処理能力を総合的に進化する一環になっています。
[栗田先生より]
タイトル 「発見と感動のある散歩で心身ともに元気になる」
SRS能力開発法提唱者
栗田昌裕
1■知的な散歩をすすめる2つの理由 今回は心身ともに元気になる方法として「十五分間の知的な散歩」をすすめます。すすめる理由の第一は「からだを動かす」ことになるからです。これは過剰なエネルギーを消費して生活習慣病を予防し、老化を遠ざけることにつながります。理由の第二は散歩で頭が活性化できるからです。次項以下では特に第二の点を説明しましょう。
2■よい散歩は知性を活性化する 私は能力開発の指導を通して、多くの人が自分の周囲の環境にほとんど関心を払わないで生活していることを知りました。これは環境と内面が切り離されている状態で、「上の空」の人生を送っていることになり、「環境の情報が精神活動に活かされていない」ことを意味しています。そこを改善すると能力が活性化します。 人の活動の基本は「感覚(感じること)」と「運動(動くこと)」です。これらがきちんとできると、環境と内面の情報のやりとりが生じて、認知力が磨かれ、判断力も的確に働き、記憶力も綿密に働くようになります。その結果、心身の健康が維持され、学習能力も高まるのです。心身の不調や、知的機能の乏しさや、感情の安定さの多くは、感覚と運動の基本がきちんとできあがっていないことに起因します。知的な散歩はその基本を学ぶ第一歩です。「生活を豊かに楽しくする散歩法」を身に付け「発見と感動のある散歩」をしたいものです。
3■よく観察して歩こう 散歩を通して感覚の能力を高めるためには、観察力をよく働かせながら歩きましょう。
それには風景からどれだけの情報を引き出すことができるかを常に考えながら歩くことが大事です。たとえば、風景を約30秒ほど眺めた後で、目を閉じて、思い出せるものの個数や風景の要素の配置を数えてみてください。そして皆さんの観察力のレベルを自己評価してみてください。そこをまず改善しましょう。 私たちが何気なくものを見ていると、実はかなりのものを見落としています。ところが注意を払って繰り返し見ると、分かりきった場所でも新しい発見ができるものです。その意味で、観察力を働かさないで散歩をすることほどもったいないことはありません。 観察する際には問題意識が重要な役割を果たします。特定のテーマを掘り下げる問題意識を持つと、関連する情報が無意識に目に飛び込んで来て、観察眼をレベルアップします。
4■ 散歩で五種の体験を増やす 観察力を発揮するコツがつかめたら、以下の五種の体験を増やす散歩を楽しみましょう。 1)「感覚体験」。美しい場面、印象的な風景、鮮やかな色彩、おもしろい形、すばらしい香りなど、五感に新鮮に訴えてくる体験をしっかりとらえましょう。 2)「発見体験」。感動したり、気付いたり、新たに見い出す体験をしましょう。おもしろい看板や不思議な建物など、ユニークな路上観察の事例も増すようにしましょう。 3)「想起体験」。散歩に関連する過去の体験をどんどん思い出すようにしましょう。
4)「発想体験」。散歩中に、アイデアを湧かせたり斬新な発想をするようにしましょう。散歩と直接関係がない内容でも、実際に散歩中にアイデアが湧いたら、そのアイデアとその散歩とは意識の深い領域でつながりがあることを示します。そこで、そのアイデアの続きを得たかったり、さらに深めたりするときに、もう一度その場に行くとよいのです。その場所でなぜそのアイデアが湧いたかを振り返って分析し直すことも、自分を深く知る上で有益です。 5)「行動体験」。散歩という行為の中で、その日だけ体験できる初めての新鮮なことを行ってみましょう。私はこれを目印体験と呼びます。目印体験はその日の散歩を特徴づけ、あとで思い出す際に「ああ、あの体験をしたときの散歩か」と「目印」になる出来事のことです。目印体験は、積極的に道筋を変えてみたり、これまで見なかったものを初めて意図的に見るなどの工夫で得られます。
5■ ていねいに思い出してみよう 散歩の時間は15分でよいのです。前項の五種の体験が蓄積されるにつれて、精神の懐は自然に豊かになり、知的活動も活発になります。散歩を終えたら、すぐに五種の体験を振り返ってください。この際に、以下の3点もチェックしてください。1)「想起の連続性」。これは連続的にきちんと思い出せるかどうか、です。これができれば、散歩の途中で連続的に見ていたことが保証できます。これは注意力がきちんと持続したことを意味します。2)「想起の綿密性」。これは個々の場面が十分に整って残っているかどうか、です。これによって、各場所で、観察力がきちんと作動したかどうかが自覚できます。3)「想起の全般性」。これは、道筋の全体が思い出せるかどうか、です。よそごとを考えながら歩いていると、何も見ていない、何も思い出せない場所があるものです。 こうして、十五分間の出来事が、全体として想起され、しかも連続的に想起され、さらに、個々の場面も精密に想起されれば、散歩を追体験する味わいもぐんぐん深まってくることでしょう。 身体にもよく、精神も高める15分の散歩を楽しんで元気に過ごしてください。
[講座案内] ●講習時間、受講料など詳しいことはホームページでご確認ください。 http://www.srs21.com/plan/index.htm ◆速読法初級クラス 5回講習:12/9、10、16、17、23(土曜と日曜) 一泊研修:12/2−3(土日の2日間) 冬休み子供クラス(小4〜高3): 12/24−29(日〜金、連続6日間) ◆速読法中級クラス 5回講習:2007年1/13、14、20、21、27(土曜と日曜) ◆活夢法A 5回講習:11/14、21、28、12/5、12(火曜) ◆定例会 10/23(月)「開心法(開心除壁解放法)」 11/20(月)「物語法(人生一貫物語法)」 12/18(月)「明響法(明響性格改造法)」 ◆健康法の会 10/16(月)「振動健康法」 10/30(月)「押圧健康法」 11/13(月)「摩擦健康法」 12/11(月)「まわひねりき健康法」
●お問い合わせ、受講お申し込みは、
SRS研究所(tel.
03−3821−3197)までお願いいたします。
●次回のSRS速読法検定試験は、未定です。 詳細はお問い合わせください。
【インストラクター試験も併せて受けることができます】。
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