■ SRSメールマガジン第93号

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2006.10.10
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 ◇エスアールエス研究所メールマガジン◇
          第93号 

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[エスアールエスからのお知らせ]

◆SRS活夢法Aが開講されます。
 06年11月14日(火))より、SRS活夢法の講習が始まります。
 これは、SRS能力開発法180ステップのうちの61〜65ステップの課程であり、活夢法は、SRSの山脈を登る道筋である「速読法→心象法→記憶法→瞑想法→活夢法→」という流れの一部を形成しています。
 火曜日夜の5回の講習で、「夢というものの仕組みを知り、過去の夢を想起し、夢の世界を認識し、潜在意識を高めて夢の働きを活性化し、夢のメッセージを活かして生活をする」ことを学びます。
 これは、SRSの情報処理能力を総合的に進化する一環になっています。

◆速読法初級クラスは12月に開講されます。
  5回講習:12/9、10、16、17、23(土曜と日曜)
  一泊研修:12/2−3(土日の2日間)

◆特別指導会のお知らせ
  10/23(月)「開心法(開心除壁解放法)」
 基本概念は以下の通りです。
  「開心法(開心除壁解放法)」
  心は二重に閉ざされている。第一は外に閉ざされ、第二は内に閉ざされている。
 閉ざされた心は、情報の流れを阻害し、可能性を狭め、活路を減らす。
 開心法は、その閉ざされた心を開き、壁を除いて、行く手を阻むものを超え、活路を生み出し、未知の世界を見出し、可能性を高める技術である。

[栗田先生より]

タイトル 「本を速読して若々しい知性を持つ」
     SRS能力開発法提唱者  栗田昌裕

  頭の働きは3段階からなる

 今回は読書を加速する努力を通して、知性を若々しい状態に保つ秘訣を述べます。
 一般に、知的な情報処理には、「入力→処理→出力」という一連の働きがあります。「入力」とは情報を入れること(=読むこと)、「処理」とは情報を内部で独自の仕方でとらえること(=理解すること)、「出力」とはとらえた結果に基いて反応すること(=活用すること)です。知性を若々しく保つ秘訣は、読書を通して三段階をそれぞれスピーディで活発な状態にすることです。
  速読法とは何か
 私は栗田式速読法を提唱して、それを五万人以上に指導して来ました。速読法では、読書を速度によって四段階に分けます。@「かたつむり読書」・・・毎分三百字程度で一字一字ゆっくりと読む読書です。これは小学生低学年程度の方式です。A「尺取り虫読書」・・・毎分一千字弱程度で、一行づつ分かち書きの方式で読み進む読書です。これは小学校の高学年から通常の成人まで、ほとんどの人が行っている読書の方式です。B「面の読書」とは、二行以上ずつ、文字の配置を面的にとらえて読む方式で、これが初級速読で目指す新しい読書方式です。初級速読法では従来の10倍以上の速度になります。C「蝶の読書」とは、頁の広がりを空間の中の出来事と見なして読む方式で、上級速読の方式です。
 私の指導のもとでは、5日間の講習を受けるとほぼ全員が10倍速を超えます。実際には過去16年間で、480クラスの集団がすべて平均で10倍の速読に到達しました。

  現状を点検する
 ここでは速読法それ自体を紹介するスペースはありませんので、従来の読書を改善するためのヒントを述べましょう。まず最初に、読書速度を調べてください。1分間、普通の文章を、普通に読んで、その字数を数えましょう。私の調査では日本人の平均値は800字程度です。
 次にその速さを2倍くらいにする努力を始めましょう。そのために、4つの漢字「確」「大」「律」「速」というを覚えて、その暗示を実行してください。

  「確」で文字をきちんと見る
 「確」は、頁の上の文字を、もれなくきちんと見ようとする姿勢を示します。これは同時に「とばし読み」をしないことも意味しています。そんなことは容易だと思われるかも知れませんが、1000字前後から、2000字レベルに持ち上げるときに、一番問題になるのがここなのです。
  「大」で文字視野を大きくする
 普通の人は、本を読んでいるとき、1回の目の動きで、7−8文字をとらえています。たとえば、新聞は縦一行で11−12文字程度ありますから、上半分1回、下半分1回で見ることができるのが普通です。3回見るのは文字をとらえる視野が小さいことを意味しています。本の場合は、1行が40字前後です。そこで、5回見ることで読みとるのが普通です。実際にやってみましょう。もし、普通より多い回数の目の動きで読みとっているようなら、そこを改善してください。できれば、4回くらいの目の動きで読んでください。
 
 「律」でリズムを保つ
 本を読むときに、戻って読んだり、立ち止まって考えこんだり、あれこれ思って進まないでいることは読書速度を遅くする最大の要因です。そこで、一定のリズムを保ってどんどん読み続ける習慣を身に付けましょう。それには、1行を5回の目で見るセンスを養うために、指でテーブルを「タンタンタンタンタン」と5回叩くリズムを覚えてください。そして、そのリズム感覚をもとに、行の上で目線を動かして読みとるようにしてください。

  「速」でアクセルを踏む
 リズミカルに少し大きい文字視野で見ることができるようになったら、それを加速していきます。5回叩くリズム自体をスピードアップするのです。このとき、速くすると理解できなくなってしまうという不安が生ずるかもしれません。その不安に負けないで、速さの方に理解の速度が追いつくように「念ずる」姿勢を貫くことが大事です。すなわち、「入力の加速」が「処理の加速」を引き出し、「処理の加速」が「出力の加速」も引き起こすように前向きに念じて、読書を続けていくのです。
 
 「確大律速」でどんどん本を読む
 以上の四つの指示が理解できたら、確・大・律・速の四条件が満たされるようにどんどん本を読んでください。ときどき、速度を測ることを忘れないように。
 最初のうちは、速度を5%上げることを目指します。それができたら、また5%上げることを目指します。このように5%の増加を繰り返し実現して、1〜2週間の比較的短い期間で、最初の2倍の速度(または1500字から2000字)に上げて見てください。
 このスピードで見ることを繰り返すことで、脳に「活」が入ると、日々の発想も加速し、さまざまな側面でスピードがアップして、若々しさを維持することも容易になります。

[講座案内]
  ●講習時間、受講料など詳しいことはホームページでご確認ください。
       http://www.srs21.com/plan/index.htm
     ◆速読法初級クラス
        5回講習:12/9、10、16、17、23(土曜と日曜)
        一泊研修:12/2−3(土日の2日間)
        冬休み子供クラス(小4〜高3):
             12/24−29(日〜金、連続6日間)
     ◆速読法中級クラス
        5回講習:2007年1/13、14、20、21、27(土曜と日曜)
     ◆活夢法A 
        5回講習:11/14、21、28、12/5、12(火曜)
     ◆定例会
        10/23(月)「開心法(開心除壁解放法)」
        11/20(月)「物語法(人生一貫物語法)」
        12/18(月)「明響法(明響性格改造法)」
     ◆健康法の会
        10/16(月)「振動健康法」
        10/30(月)「押圧健康法」
        11/13(月)「摩擦健康法」
        12/11(月)「まわひねりき健康法」

 ●お問い合わせ、受講お申し込みは、
  SRS研究所(tel. 03−3821−3197)までお願いいたします。

 ●次回のSRS速読法検定試験は、未定です。
  詳細はお問い合わせください。
 【インストラクター試験も併せて受けることができます】。

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