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魚類のエサを取る戦略(=捕食戦略)には様々な方法がある。
中にはルアー(疑似餌)を使って捕食する魚がいる。
ルアーには2つの種類がある。
第一は、一つは背鰭が変型したもの。その代表的はアンコウやイザリウオの仲間だ。
イザリウオの仲間は種によって生息環境が異なり、それに応じて疑似餌の形が異なって
いる。
またカレイの仲間のタイコウボウダルマもルアーを持つという。
第二は、口の中の一部が疑似餌になったもので、ミシマオコゼの仲間が知られている。
アゴの皮膚の一部が変化しゴカイのような形になっており、それを揺らして魚をおびき寄
せる。
生命の工夫はすごい。
人間も魚を捕るのにルアーを使うが、魚も魚を捕るのにルアーを使う。
人間の方が賢いとは必ずしも言えない例だ。
魚ではない例としては、カミツキガメが口をあんぐりとあけて、口の中のルアーで魚を
おびき寄せてパクリと食べる映像を見たことがある。その様子はあっと驚くほど巧みだ。
(栗田昌裕。050727記)
---SRSは美しい地球の能力開発---
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---地球の生命体をもっと理解しよう---
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