SRS速読法 速読体験談  製造-003(コンピュータ関連)

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☆初級10倍速読突破体験談

     女性
     SRS速読法初級講習(No.365)受講
     初速990字/分→最高12800字/分、12.9倍速読突破


「新聞をあっという間に読み上げ、新しい知識にあふれて感心し、突然に昔の記憶がくっきりと蘇り、記憶を思い出す感覚が違う」

【10倍突破体験談】
「SRS劣等生のシチテンバットウの5週間。それでも、得たことは大きい。」
 誰もがさほどの苦労もなく、スイスイと10倍突破している訳ではない。私のようにシチテンバットウ(七転八倒)してやっとこサの劣等生もいる。そんな人達の為に「それでもこの5週間の経験は、新鮮で貴重でかけがいのない有意義な体験」だったことを述べる。
 眼もそろそろ老眼気味、記憶力も下降線の一途。それでも読みたい、読まねばならない書物が万とある。「速読」とやらが出来るのならどんな便利なことだろう。
 こんな私の第一日目は、感動や不思議の数が多いこと、イメージ訓練が結構うまくいくこと、夢体験は子供のころからカラーでバラエティに富んでいたこと以外は、データシートの殆どが最低点であったと言っても過言ではない。10ステップでそこそこ挽回したものもあるが、クラスの平均点を下げている劣等生の存在であったことに変わりはない。
 それでも、今、私は興味ある本をみつければ即座に買い、臆せずぐんぐん読み、新聞はあっという間に読みあげる・・。眼もくれなかった分野の文章にも興味しんしんで眼を通し、新しい知識にふれて、感心する。そして読んだ本が机の上に積み上がっていく快感を味わっている。
 だから、たとえ自分のデータシートがどんなに芳しくなくとも、あきらめずに、自信なくしたりしないで、頑張って欲しいと思う。
 何にシチテンバットウしたか。まず指回しに始まるすべての運動機能訓練である。電車の吊り広告見ては、エッジビュー訓練、各駅ごとにイメージ訓練、密かな耳動かし・・・。
 帰宅後は速読練習に当てる時間が、わずかに取れるかどうかの程度だから、結局通勤時間を使う。むろん足りない。
 時間を有効に使う訓練にはなったものの、数字があがらない苦しみは悲痛以外のなにものでもない。時間はない、どんなにやっても20代の若者には到底追いつけない・・・。
 当然、周辺視野の衰えの回復、拡大もどうもうまくいかない。周辺視野がしっかりすれば文字達は眼にそして脳に心に響いて入っていってくれる・・みたいだ。これが実感できるまでになんと時間がかかったことか。
 そしてその強い周辺視野の維持ができずシチテンバットウする。音の排除にも苦労する。「分かろう、分かりたい」気持ちは必ず「音」を道連れにするから、結果、速読文字数は上がらない・・・。潜在意識や偏見が邪魔をしているゾと自戒したとて、そうコントロールできるものでもない。まさしく、シチテンバットウの5週間だった。
 それでも今、本がぐんぐん読めるうれしさを味わっている訳だが、それにも増して味わった(味わっている)不思議な初めての体験は非常に貴重である。
 まず、「(記憶を)思い出す」感覚が、以前と違うこと。普通は「ええ−っと」とじわじわ記憶をたぐる。しかし、速読で読んだ記憶は、「パ−ンと」蘇る。ある日テレビから「セーフガード」とうアナウンスが聞こえた途端「しいたけ」「ねぎ」「いぐさ」がパ−ンと頭に浮かんだ時には、本当にびっくりしてしまった。これを読んだ新聞記事の場所もいっしょにくっきりと。
 記憶の蘇り方が「スピ−ディ・速い」というのではない、質が全く違う非常に心地よい思い出し方とでも表現したらいいか、この体験は、SRSに来なければ出来なかった筈だ。
 もう一つあげるなら、子供のころに見た絵本のうさぎの餅つきの挿絵そのものが、空に浮かんだ月にパカッと張りついて見えたことだ。突然に昔の記憶の映像がくっきり蘇る体験。感動した。もしSRSに来なければ、この絵本のうさぎの絵は、永久に忘れ去られたままだった筈だ。
 シチテンバットウの劣等生も、こんなに新鮮で楽しく、貴重な体験や感動を味わうことが出来るのだ。「速読」の喜び、色々な初めての体験、SRSで得たことは大きいと感謝している。
 そして、もっと究めたいと、実は今でもシチテンバットウしている。


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