SRS速読法 速読体験談  保険-010(生命保険会社)

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☆初級半月30倍速読突破体験談

     女性
     SRS速読法初級5回半月講習(No400)受講
     初速920字/分→最高28700字/分、31.2倍速読突破


「30年間萎縮適応して来た自分だが、
  過去を思い出すのが嫌でなくなり、
   生きるのが楽になり、
    客観的に自分をとらえて成長させる方法を教わり、
     経営破綻した会社で、
      尊敬できる人に共鳴し、
       疲れた人を高揚させることにも、
        興味が湧いて来た」

【30倍突破体験談】
<8step終了後>
「『よく整えられた自分』を目指して」
 潜在意識を活性化させること。講義を聴いて、それがとても大切なことだと分かっても、私は活性化してしまうことを恐れてもいました。潜在意識の底に沈んでいるだろう、幼い頃の記憶を思い出したくないのです。私は父と妹が嫌いでした。母にだけは嫌われたくなくて、いつも顔色をうかがっていました。それが、今覚えている私の幼い日々です。
 家族とうまくやっていくために無意識に萎縮適応していたと思います。母に気に入られること、ほめられることが私の価値判断の最大の基準でした。
 家でそんなですから、友達づきあいもぎこちなく親しい友人といても常にどこか警戒しているようなところがありました。そんな自分がいやで、みんなからは自分がどう見られているのかいつも気になっているのが現状の私です。
 忘れてしまった過去を思い出そうとすると忘れたい、いやな思い出を活性化せずにはいられません。それだけでも憂鬱なのに、掘り出そうとしている記憶はさらにつらい思い出かもしれない。そんなことを思って、どこか訓練に集中できませんでした。
 そんな私に今日のSTEP8のKW29『よく整えた自分は頼りになる』が響きました。怖がって逃げるのではなく、幼かった私が何を怖がっていたのか、客観的に見ることが出来るような思いが湧いてきました。
 あれほど恐れていた父は昨年他界しましたし、妹は小学生の頃にはすでに良い仲間でした。何を思い出そうとそれは過去のことなのです。
 『みんなにはどう見えてるんだろう、それを知ることは大切だね』。
 初めの日の栗田先生のその一言で、私は気持ちが楽になるのを感じていました。
 『この人は私をどう思ってるんだろう』と、常に相手の顔色をうかがっているようだった私ですが本当に心を配るべきなのは、たとえば一緒に見ているものが相手の目にはどううつっているのか、ということなんですね。
 萎縮適応歴、約30年、私自身がどんな人なのかすっかり見失っている状態です。
 『よく整えた自分』には程遠いですが今の私はどうすれば自分を整えられるのかその方法を教わっているわけですからあとはもう、怖がらないこと、ですよね。
 速読を習いに来たはずなのに、本を読むことよりも自分を読むことになろうとは思いもしませんでした。けれどきちんと読むことが出来たらそのときは“本を読む私”の内面がちょっぴり成長するような気がします。その変化を、喜んで受け入れたいと思っています。
 ところで、私の勤務先は昨年経営破綻しました。社長をはじめ役員は退任、スポンサー企業の意向も受けて45歳以上の総合職を対象に早期退職制度が導入されました。
 (速読講習で学ぶ)社長さんと従業員のたとえは何かナマナマしくそして分かりやすかったです(これは元の社長には内緒ですが)。
 私も含め、“従業員さんたち”は忙しくなりました。私のいる部署はとくに、業務再開後会社の核となるべきところなのでスポンサー企業からの出向者や中途採用者の比率が高く、部署内での意思疎通だけでなく他部署とのやり取りにおいてもまだまだ円滑とは言いがたい状況です。
 受講前は本がたくさん読めれば仕事にも役立つだろう、程度にしか考えていませんでしたが、今はそれだけでなく、自分がどれだけ尊敬できる人達に共鳴できるか、疲れてしまっている人達の気持ちを高揚させる手伝いが出来るか、(そして、頭の硬い人にどこまで干渉できるのか!!)そんなことにも興味がわいてきました。
 行き詰まったら、共鳴カードを思い出します。
 SRSと出会えて良かった。
 私はここで、自分を成長させるためのエネルギーを自家発電する方法を教わったような気がします。
 クラスとしては出来が悪いかもしれませんが、出来が悪い子ほどかわいいともいうではないですか。
 私達はいつまでも栗田先生の記憶に鮮やかに生きつづけるかも知れませんよ。
 それに、少なくとも私は講座が終わってからも成長を続けていくつもりです。先生に見てもらうことは出来ないかもしれませんが。
 …いつか私達のうちの誰かが、先生を驚かせるほど大きなことをするかもしれませんね。
 そのときはきっと、講座のはじめに撮ったデジカメの写真が活躍することでしょう。
 講座はあと一日。丸ごとインプットするつもりで臨もうと思います。
 <10step終了後>
 約2週間の講習を終えて、体力的にきつかったというのが反省点第一です。読書がこんなに身体をつかうものだとは思いもしませんでした。
 今週は指がうまく回らなくて途中、泣きが入りましたけれど、最後は自分で納得できるくらいは回すことが出来ました。
 自分が納得できることって大切ですね。私はこれまで、誰かを納得させることばかり考えていました。これで○○が喜ぶ−母だったり、友人だったり、上司だったり。それは決して悪いことではないのでしょうが、ふと、私はどう考えているんだ?と思うと、分からない、というのが今までの私でした。
 自分がどうしたいと思っているのか「分からない」。まわりの人にそのことがバレないようにするので、結構必死でした。
 私は速読が習いたくてここに来たはずなのに、速読より先に生きるのが楽になった。というのが正直な感想です。
 あやうくそれで満足しそうになりましたが、やはり原点に戻りここで学んだことを実践して、光の読書を自分のものにしたいと願っています。2週間、ありがとうございました。

<ステップ 9>
【全体の感想】初速度読2000字読みの理解度が高まっているのを実感、特に初速度読みは余裕が感じられるせいか、スッと入ってきます。木の根元が充実してきているのを感じます。アメリカ大統領のお話はおもしろかったです。まるで音の回路の社長さんのようですね。私の社長さんにも休暇に行ってもらって、速読をもっと楽しめるようになりたいです。
<ステップ10>
【夢変化総括】以前ほとんど見ることのなかった夢を見るようになってきた。目覚ましで夢がうち切られると、はっきりと夢の場面を思い出せることが多い。
【睡眠変化】よく眠れるようになったと思う。起きあがった時の体が軽い。以前はほとんどみなかった夢をみるようになって、眠るのがとても楽しみになった。
【十二脳神経刺激法体験】肩挙とあご引きをすると肩が軽くなってきもちがいい。一通り終わると自分のまわりにはりついていたマクが一枚はがれるような感じがしてすがすがしい。
【四肢末梢運動体験】はじめは勢いよく動かしていてもだんだんリズムをとって、カウントするのがむずかしくなってくる。けれど、動かすと血が流れ出すような感じがして(冷え性です)気持ちがよい。
【共鳴・暗合現象体験】共鳴カードが楽しかった。昨日、先週のカードのコピーがくばられた時、私がいたキャンプファイヤーの絵のすみに、最後につけ足したテントを、隣の人も書いていて「つられちゃったな」と思った。
【イメージ感覚訓練の体験】音を手のひらで感じとれたことが新鮮なおどろきだった。
【イメージの能力の変化】初めは1分間、1つのもをイメージし、続けることができなかった。なんとか見続けられるようになった。他の人たちのコメントを見たのがよい刺激になった。
【感情・情緒変化】話しにくい相手と話さなければならない時、以前より気が楽になったような気がする。
【日常行動性格変化】歩くときに下を向きがちでしたが、きちんと前を見るように心がけた。その結果今まで見のがしていたものが目に入るようになり、毎日が新鮮です。
【呼吸法】息を吸いながら太陽がのぼるのを見て、息を吐きながら陽が沈み・・・とやっていると不思議と気持ちがすっきりした。
【仕事・学習への役立て】電話を受けながらPCの操作を続けるなど、2つのことを意識して並行して処理してみた。


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