■１０倍突破
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☆初級半月１０倍速読突破体験談 No.487 <2005.2.4掲載>
２００３年１１月１５日〜１２月６日に文京区のＳＲＳ研究所の教室で開催されたＳＲＳ速読の第４２４初級半月クラスに参加した齊○真○さん(女性30歳、初速1220字／分→最高23600字／分、19.3倍速読達成)が８ステップ終了時に書いた１０倍突破体験談を紹介します。後半は最終日に書いた個別体験談を付加しました。 ＜１０倍突破体験談＞ 本を速く読めるようになって、資格を取得したいと思って、始めたが、思っていた以上に内面の効果が大きかった。 第一に、心にゆとりができたことだ。「あと１時間しかない」と思うことがなくなり、「あと１時間もある」と思うようになったため焦ってパニック状態におちいることがなくなった。後輩にもイライラをぶつけることがなくなったと思う。 第二に、個性を再認識できるようになったため、自分ができることは当然、他人もできるだろうという思い込みがなくなった。自分の考えを相手に押しつけることがなくなったため、他人の意見を素直に聞くことができるようになった。 第三に、過去の体験がふとした瞬間によみがえる回数が多くなった。幼少の頃の記憶が、今の自分を形成していることを再認識し、その経験を生かすことができるため、さらに発展できる気がしている。 第四に、体力が増強した。仕事が激務であったため、風邪をひいてしまったが、すぐに復活することができた。風邪の菌と自分の体の白血球が戦って、殺していくところをイメージし、寝る前は深く眠るために、呼吸法を用いて、精神を安定させた。３８度の熱が一気に下がり、次の日も元気に会社に行くことができた。 第五に、しばらく会っていない人に会いたいな・・・と思ったら偶然に会うことができたり、電話がかかってこないかな・・・と思うと電話が鳴ったりすることが増えた。時々、電話の相手も受話器を取る前に分かるようになった。 第六に、ちょっとした進歩を素直に喜べるようになった。人間って、こんなに進歩するんだな・・・と思った。また、どこまで進歩するのか、他にも伸びる能力はあるのか、と色々興味がわいた。 以上、心の変化、五感の変化、身体の変化を体験することによって、これからの人生がとても楽しみになり、新たな可能性にワクワクし、新しい出会いに期待している自分がいることに気付いた。 まだまだ、色々な可能性を自分は秘めている、まだまだ伸びる、と確信し、未来が輝いている。 ＜ステップ９＞ 【夢変化】もともと夢はカラーだったのだが、色彩がより多くなり、光の強弱なども出てくるようになった。 【気づき】心にゆとりができ、時間がないと言うことが少なくなった。 【役立て】翌日のことをできるだけ楽しい光景を思い描くようにした。そうすると、不思議とその日は楽しい一日になった。 【共鳴呼吸変法／体性感覚訓練】 【イメージ訓練／フロンティア確認】視覚や聴覚がだんだんとり除かれると、暗くなっていくイメージだった。でも、心の果て旅をする時は、とても輝いていた。心の広さ、深さを知り、心に終わりがないことを知った。 【全体の感想】読みプリントで、木に登ったりする体験が書かれてあった。速読をしながら、自分が幼少の頃木に登った体験が有々と映像として心にとび込んできた。自分の過去の高校・大学受験の記憶がよみがえり、胸に熱いものがこみあげてきた。 ＜１０ステップ個別体験談＞ 【指回し体験】指を回すことによって、体温が上がるので、気分が高揚したりした。また、眠いときに指回しをすると、眠気が覚めて、もうひとがんばりできるようになった。 【夢変化総括】色彩が増え、光の陰影も出現し、全体的に光輝く夢を見るようになった。色のグラデュエーションまで分かるようになった。 【睡眠変化】寝つきが良くなり、深く寝れるようになったため、疲労回復が速くなった。 【十二脳神経刺激法体験】脳神経刺激訓練を行うと、３０図の中で見える色が多くなる。私はどちらかというと、赤系の色が極立ってみえるようになる。 【四肢末梢運動体験】最初は何をやっているのか全く分からなかったが、このような訓練がイメージ等に影響を与えていると思いながら実施すると、伸びていった。 【共鳴・暗合現象体験】遅刻してしまうと思った時、電車が遅れたりすることが多くなった。会いたい人に自然に会えるようになった。 【閉眼視野の変化】感覚派、１０Ａ、０Ｂ、０Ｃ。最初は全く見えなかったが、指回し等の訓練を行う度にどんどん感覚が鋭くなり、目を閉じているのに、まるで本当に目を開けて見ているかのように鮮明に動きが分かるようになった。 【イメージ感覚訓練の体験】手が音を感じ、眼力を感じた。特に、音は「あ」は手の全体でとらえ「い」は漢字の「三」のような部分でとらえ、「お」は「Ｏ」の部分でとらえているような感覚だった。」 【イメージの能力の変化】色彩が鮮やかになり、微妙な色合いもイメージできるようになった。また、陰影も表現でき、美しいものを美しいままとらえることができるようになった。 【体調・元気度変化】風邪をひいてしまったが、普段よりも回復が早かった。訓練前よりも体力が増した気がする。 【５分間指回し】指回しをしていると様々な模様が浮かんだり消えたりする。 【観色度変化】見える色がどんどん多くなり、虹色に近くなっていった。今はたくさんの色が見えるのに、訓練前は全く何もみえなかった。 【閉眼手動変化】手の動きが有々と分かるようになった。 【感情・情緒変化】おだやかになり、ゆとりができるようになった。どんなに忙しくてもパニック状態にならなくなった。 【日常行動性格変化】周囲に対して、個性を感じるようになったため、その個性を受け入れられるようになった。他人を否定することがなくなった。また、決断力も高くなった。 【内面加速体験】内面加速が高まるにつれ、思いたった時にすぐ行動する力がついてきたように思う。 【感覚鋭敏化】色があざやかに見え、聴覚も鋭敏になった。 【呼吸法】深く呼吸をすることによって、落ち着きがでて、また過去のイメージ（記憶）を鮮明に思い描くことができるようになった。 ＜チェックリスト＞ 【気づき】11/30〜12/6：楽しみにしていた共鳴の結果が出た。自分が共鳴できる人なのかどうか不安と期待もあった。また、自分は共鳴できなかったとしても、どのくらいの人が共鳴するのか、とても興味があった。私は勝手に、１割程度だろうと予想していた。ところが、結果は予想をうれしい方向に大きく外れ、ほとんどの人が共鳴していた。「人間って、こんなこともできるのだな…」と改めて人間のすごさを知った。文明によって閉ざされてしまった能力が、一体どのくらいあるのか、また、それを私はいくつこじ開けることができるのか。努力は必要かもしれないが、不可能なことではない気がしてきた。これからの人生で、未知なるワクワク・ドキドキに出会えるのかと思うと、将来が希望に満ち、とても楽しみになった。 夢の色彩が増え、グラデェーションも出てきた。私の夢はカラフルだと思っていたが、まだまだだったんだナ…と反省した。 【ちょっといい話】 11/30〜12/6：講習終了後、友達とドイツレストランに行った。お店に飾られていた石のオブジェが目に留まったので、学んだことを実行しようと思い、じっと見て全体をとらえようとした。すると、抽象的なオブジェの曲線のなめらかさや表面の光沢、直線の清々しさなどが分かるようになった。じっと見る前は心にひびかなかったのだが、じっと見たことによって、そのオブジェの美しさが伝わってきた。思わず、マダムに「きれいですね」と声をかけたら、マダムはとても喜んでくれて、このオブジェはあるＡｒｔｉｓｔの作品であること、高円宮さまもこのオブジェを大変愛してくれていたこと。このレストランでは有名なＡｒｔｉｓｔの作品はこれだけで他の絵画等は全て芸大の学生の作品であること等を教えてくれた。このレストランが若いＡｒｔｉｓｔを応援している姿勢の中に、マダムやシェフの温かい人柄を垣間見ることができ、私も優しい気持ちになって、ゆったりと食事を楽しむことができた。 ある売店で買い物をしている時、最近しばらく会っていなかった同期の顔がふと浮かんできて、「会いたいな・・・」と思ったら、突然、その彼女に「久しぶりー」と背後から声をかけられた。会いたいと思っていたことを伝えると、彼女も私に会いたいと思っていたらしく、思いがけず会うことができて、２人でその喜びを共有することができた。
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