■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.699 B

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☆No.472初級半月クラス30倍突破体験談 No.699 <2007.1.14掲載>

「講座を通し自分を縛っていた固定観念にたくさん気付け、
  理解に対する誤解で入力がおろそかだったことを知り、
   理解とは何かを知って大きく考え方が変わり、
    自分と他人の思いが同じでないことにも驚き、

 関心の幅を広げ感動発見驚きに敏感になりたいと思い、
  体性感覚訓練で体のあらゆるところが敏感になり、
   指回の加速を機に限界を決めつけていた自分を改め、
    夢は覚えているはずと思って眠ると夢が思い出せ、

 脳神経訓練で頭のある部分が刺激される感覚があり、
  訓練でより細部まで鮮明にイメージできるとわかり、
   心が大きくなり感情情緒が豊かに敏感になり、
    日常で街並みを見る見方が変わり、

 共鳴呼吸法で心に広がりを感じ雑念が浮かばず、
  読み方を選択するのは自分であることなど
   気づきにつながる多くのことを聞き良かったと思い、
    未来の自分は自分次第なので将来が楽しみだ」


 2006年2月25日~3月12日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第472初級半月集中クラスに参加したN.H.氏(27歳。男性。初速1011字/分→最高36100字/分。35.7倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた30倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<30倍突破体験談>
 改めてふり返ってみると、様々な固定観念にしばられていたように思う。最も大きかったのは“100%の理解”とはどういうものか、ということ。私は文章に書いてあることを全て記憶することを100%の理解だと思っていた。なので“理解する”ということがいつのまにか“記憶する”ということにすりかわってしまっていた。そのため、速読を終えたあとの記憶(出力)にばかり目がいってしまい、大切な入力がおろそかになっていた。
 “理解する”とは、その文章を通して伝えようとしているメッセージを受け取ること、そのためには文章に心を配り、作者に心を配り、自分の全てを使ってメッセージを汲み取るのだということを知り、大きく考え方が変わった。
 また、自分が思っていたことが、他の人も思っていることだろうと当たり前のように思っていたので、このことにも驚いた。
 速読をしていて、自分のなじみのある単語はやはりスッと目に飛び込んでくる。また、自分の興味、関心のある単語が目に入ってくると、うれしくなり、より一層興味をそそられ、気持ちがよりグッと前面に出ていくような気がする。このような速読がもっとできるように、自分の興味、関心の幅を広げ、より感動、発見、驚きに敏感なこころにしていきたい。速読のキッカケを与えていただいたと思う。
 “読み方を選択するのは自分”。言われてみれば確かにそうだと思うことをいっぱい聞いた。しかし、言われてわかることを今まで言われないでいて気付いていなかったのだから、とても大きな変化。
 今回の講座を通して自分で自分をしばってしまっていた固定観念にたくさん気付くことができた。これからの“自分”は自分次第であり、そんなこれからの将来が楽しみ。

<ステップ9>
【気づき】“理解する”ということの意味を全く違って捉えていた。
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】8つの感覚をひらく、開放する、そんな感じ。全身の毛穴がひらく感じ。全身が熱くなった。感覚があって様々なことを感じることができている。感覚に感謝。体のあらゆるところが敏感になる感じ。
【イメージ訓練/フロンティア確認】共鳴呼吸法/体性感覚訓練とは逆に感覚から得られるもの、得てきたものをなくす。真っ暗な中。どこまでいってもなにもない。はてしない。心ってこんなに広く終わりがないんだという感じ。何もなく真っ暗だが、恐くはない。
【九方陣拡大法】だんだんと大きくしていくことで、それぞれの漢字が頼もしく思えた。それぞれの漢字1文字に込められているSRSでの意味や経験・体験したことをその1文字にギュッとパックした感じ。
【全体の感想】思えば、その思ったことが可能になる。逆を言えば、思わなければその目標は達成されない。残り1step、能動的に思うことで、さらに速読の力を身につけたい。残りの1stepも、“あと1stepしかない”のではなく、“あと1step残っている、チャンスがある”という気持で臨む。

<ステップ10個別体験談>
【指回し体操】最初は、人間の体のなかでどうにもならない部分、速く回すことができないものだと思ってしまった。しかし、やればやるほど速く回すことができる。これを機に、自分で限界を決めつけてしまっていることを改めようと思った。
【夢変化総括】“夢は見ているんだから思い出せるんだ、覚えているはずだ(潜在意識が)”と思って眠りにつくと、翌朝、夢を覚えていた。以前からそうだが、眠る時に考え事をしていると、その内容が夢に出てくるということをよ強く感じることができた。
【睡眠変化】変化はないが、以前と変わらずぐっすり眠れている。
【十二脳神経刺激法体験】自分の体の、自分の意思で上手にコントロールできていないところがあると思った。頭のある部分が「刺激されてるぞ」というような感覚があった。
【四肢末梢運動体験】最初は勢いよく、リズムよく運動ができるが、時間が経つにつれてリズムが乱れ、思うように動かなくなる。その時に1回でも多く運動しようと思って誠意をもてるかが大事だと思った。
【閉眼視野の変化】10A、感覚派。自分の動かしている部位が、動いているという感覚を通じて視野に浮かんでくる。
【イメージ感覚訓練の体験】眼気、音振動は自分の中で他の体験(温感など)よりも強く感じることができた。特に音の振動は、「あ」「い」「お」のそれぞれで振動を感じる部分が違った。
【イメージの能力の変化】最初は自分はイメージを描くのが苦手なんだと決めつけていたので、あまり細部まで、鮮明にイメージすることができなかった。しかし今は、これも訓練次第でより細部まで、鮮明にイメージできるんだとわかった。
【体調・元気度変化】特に大きく変化することはなかった。もともと値が高かった。しかし数値でみてみると、体調・元気度は高い値であり、これを当然だと思っていたが、このことに感謝の気持ちがわいた。
【5分間指回し】前回と同じ模様がイメージに浮かんでくることもあった。同じ指で同じように指回しをすると同じイメージが出現した体験は驚きだった。
【観色度変化】最初は全く色を感じなかったが、同じ図なのに色を感じるようになった。それも、日によっては赤派で見えたり青派で見えたりする。
【閉眼手動変化】手をクルクル回している様子があたかも実際に見えているかのようにイメージされた。
【感情・情緒・性格変化】感情・情緒は落ちついていた。数値としては変わってないが、心が大きくなったように思う。また、これらが豊かに、敏感になったと思う。
【日常生活・行動の変化】街並みを見る見方が変わった。
【呼吸法変化】イメージしながら呼吸することで心に広がりを感じることができた。あるイメージをすると決めて呼吸をすると、呼吸をするときに雑念が浮かばない。
【役立て】初めて会った人の顔を忘れないようにぼーっと見るのではなく、しっかり見た。
【最古の記憶】最初に想起した記憶が最古の記憶だと自分の中で決めつけているのかもしれない。幼稚園で夕すずみ(涼み)会をし、ヤクルトを飲んでみんなでお泊まりをした(5才)。

<追記>
 本例の最終日の前のチェックリストとちょっといい話の内容が、HPのちょっといい話の3063話に記載されています。次をクリックしてください。
  ちょっといい話 第3067話:
  http://www.srs21.com/iihanashi/ii3003-4000/ii3067-3070.htm

<参考1>
 第472初級クラス全体では、初速は947字で、最終回の平均は25163字/分(27.5倍)でした。

<参考2>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・視覚法・理解法・心象法・景観法・
  運動法・健康法・眼力法・感情法・感覚法・柔軟法・選択法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。定例会ビデオDVD版。

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