■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.708 B

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☆No.472初級半月クラス30倍突破体験談 No.708 <2007.2.2掲載>

「感覚の変容体験を通して意識が変わり、
  本当に速読ができるようになり、
   指回しで体の疲れが取れ気分がすっきりし、
    朝に行うと目が覚め帰宅時に行うとよく眠れ、
     夢に出る人の数が増え空間も広がり、

 目覚ましと全く同時に目覚めることが複数回あり、
  脳神経刺激法で体操後のように快適な気分になり、
   四肢末梢運動で目覚めたかのように視野がよく働き、
    5分間指回しで視界が驚くほど鮮やかになり、
     イメージは絵画的だったものが立体的になり、

 人や車の動きが遅く見えマトリックスを自演するようで、
  歩いていて人にぶつからなくなったことが意外で、
   体の動きのキレが良くなったように感じ、
    人から『話していると心が落ち着く』と言われ、
     人との話がめんどうでなくなり気楽に話をし、

 閉眼視野で自分の身体がダリの絵のような迫力で見え、
  呼吸法で頭がしびれて目が覚めるような感覚があり、
   遅れもせず早過ぎもせず時間ぴったりに行動でき、
    文章が自分の意志で書けることも驚きで、
     訓練中に古い記憶が浮上した」


 2006年2月25日~3月12日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第472初級半月集中クラスに参加したM.T.氏(34歳。男性。初速710字/分→最高25800字/分。36.3倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた30倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<30倍突破体験談>
 ステップ9を終えて、昼食を食べている際のことです。食べたのは「なか卯」の親子丼でした。一口食べ、紅しょうがを口に放り込んだとき、ふと、体性感覚訓練のことが思い出されました。視、聴、嗅、味、平衡、皮膚、深部、内臓の感覚を感じたのです。味覚、嗅覚は当然としても、まさか内臓にまで気がまわることなど、それまで一度もありませんでした。しかし、なるほど、食事にだって他の感覚を刺激するものがある。確かに感じる。べつに私が大食いで、嚥下のs数値が良いからではなく、存在するものにはすべて、感覚を刺激するものがあるのだ。いつもより味わい、その他の感覚も、いつもとは違って刺激を受けている。私自身が選んだ親子丼によって。そして時、物、空も感じました。食材、作る人、店。それらがその時までに歩んだ、時と場所。それらに想いが行きました。ステップ10が始まるまでには、あまり時間がありませんでしたので、親子丼(大盛)は5分で完食し、小走りで教室に戻りました。それまでの間に行き違う人、車。それらはどのようにして今日まで来たのか。想いをめぐらせながら戻りました。みなさん信じて下さい。私は本当に速読できたのです。そして何よりも私の意識が変わったことを信じて下さい。

<ステップ9>
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】自分の身体が、ダリの絵のように感じられた。和風だけど。浄化なのかどうかわからないが、身体中のあちこちが少ししびれた。血止めのゴムをはずした感じです。
【イメージ訓練/フロンティア確認】平衡感覚を捨てたわりには、なぜか自分の角度が感じられ、しかし位置がわからない。天井があるようなのに、届かない。
【九方陣拡大法】こんなに広いスペースが必要なものは、やはり富士山のすそ野でやるに限る。パネルは広がっていくのはすぐに追いつけるが、文字の位置に心配りをするのが難しい。最大まで広がったあと、私はパネルによって、チューリップのように包まれた。
【全体の感想】ワナワナ読みで、前回は大きな成果が出た。今回は、それをしないで読む方法に戻ったが、結果は充分でないにしても悪くない成果となった。

<ステップ10個別体験談>
【指回し体操】体の疲れが取れる。気分がすっきりする。朝の通勤時にやると目が覚め、帰宅時にやるとよく眠れる。
【夢変化総括】夢を見る回数は特に変わりませんが、夢の中に出てくる人数が増え、空間も広がりました。
【睡眠変化】起床時、気がつくと、目覚まし時計とまったく同時に目が覚めることが2、3回ありました。
【十二脳神経刺激法体験】この訓練は、イメージが浮かぶわけでも、四肢末梢運動のようにきついわけでもありません。しかし、体操をしたあとのように快適な気分になります。
【四肢末梢運動体験】身体への挑戦です。理学療法を受けたかのような刺激があります。この運動のあとは、目が覚めたかのように、視野がよく働きます。
【共鳴・暗合現象体験】歩いていて、人にぶつからなくなったことが、何よりの意外なことです。道行く人の進行方向を塞いでしまうことがなくなり、逆に塞がれることもなくなりました。
【閉眼視野の変化】4A3B3C、感覚派。自分の身体の1部分が、まるでダリの絵のような迫力で見えます。ダリも私と同じような経験をしたのでしょうか。
【イメージ感覚訓練の体験】初期はイメージそのものが難しかったが、最後には光球の動きで起こる風が感じられるようになった。
【イメージの能力の変化】イメージは、初期のころはほとんど絵画的なもので、リンゴもほとんどベタ塗り状態であったが、終盤の蓮や金斗雲などは立体的になった。
【体調・元気度変化】体の動きのキレが良くなったように感じる。このところ体を動かしていなかったが、悪くはない程度に体が動き、止まる。
【5分間指回し】日によって、変化が違います。色が無いときも、模様が無いときも、指によって変化がバラバラなときもあります。しかし、指回しだけで、これほどまでに視界があざやかになるとは。
【観色度変化】私は当初、赤派であった。図には黄色のヘビ模様が見えていた。しかし、だんだんと紫色の霧が目立つようになった。
【閉眼手動変化】感覚は特に変わらないのですが、視野に波紋のようなものが広がっていきます。
【感情・情緒・性格変化】人から「話していると心が落ち着く」と言われた。私自身も、人と話をするのがめんどうでなくなり、気楽に話をするようなこともある。
【日常生活・行動の変化】時間ぴったりに行動するようになった。以前は、遅れるか、あるいは早すぎるかであった。
【呼吸法変化】頭がしびれてきます。どの訓練でも身体のどこかがしびれてきて、目が覚めるような感覚がありますが、呼吸法はとくに頭がしびれてきます。
【役立て】目覚ましと熟睡、充分な睡眠が速読力の素。
【最古の記憶】以前は、最古の記憶について考えたことはなかったです。訓練をしていて、なぜか思い出が浮かび上がってきました。

<チェックリスト>
【気づき】3/11:私は通行中に、よく人とぶつかってしまうのですが、訓練を始めてからこの2週間、まったく人とぶつかっていません。それどころか、道行く人、車の動きが以前より遅く見えるので、そのすきまをぬうように進めてしまいます。おおげさに言うと、映画「マトリックス」を自演しているような感じです。そういえば、今このように、何か文章を書いている自分に対しても驚きを感じます。これまで、とにかく書くことがめんどうでたまらなかったし、書く必要があっても言葉が出てこないのが普通でした。それなのに今、数行の文章を、自分の意思で書いています。本当に驚きです。

<スタッフ注>
■第472初級クラス全体では、初速は947字で、最終回の平均は25163字/分(27.5倍)でした。

<参考>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・視覚法・心象法・立体法・変容法・
  運動法・健康法・共鳴法・眼力法・感覚法・加速法・感情法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。→定例会ビデオDVD版。

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