■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.727 B

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☆No.474初級半月クラス20倍突破体験談 No.727 <2007.2.23掲載>

「訓練が進むにつれ夢見が増えストーリーがしっかりし、
  地震の夢を見た日に本当に地震がおこってビックリし、
   勘もよくなり無駄足になるところを未然に回避でき、
    2週間でだいぶ指が回るようになり、
     脳神経訓練で血行がよくなった気がし、
      イメージが背景と一体となり連続的に描け、
       期間中とても健康に過ごせ、

 気持ちが前向きになりやろうと思ったことをすぐやれ、
  のんびりした性格だが時間を効率的に使うようになり、
   自信がつき何があってもどっしり構えられ、
    言いたいことをタイミングよく言えるようになり、
     共鳴呼吸で心がコントロールできるようになり、
      周りがよく見えて自分自身も積極的になり、
       訓練を重ねて芽ばえた能力を育てたい」


 2006年4月8日~4月23日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第474初級半月集中クラスに参加したT.Y.氏(30歳。男性。初速1050字/分→最高27400字/分。26.1倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた20倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<20倍突破体験談>
 夢の世界と速読にどんな関係があるのか、とても不思議だったが、訓練を進めるにつれ、夢を見る回数が増えたり、ストーリーがしっかりしてきたりという変化があった。そして地震の夢を見た日に本当に地震がおこったりして、ビックリしている。
 また、勘もよくなり、無駄足になるところを未然に回避できたりした。これも訓練の結果、潜在意識が活性化されたおかげだと思う。
 手足を動かすトレーニングは結構きつかった。でも、手足を動かすことの意義をきちんと理解するまで説明されたので嫌ではなかった。
 ちょっとずつでも、手足を動かせる回数が増えたり、速読のスピードが上がることがうれしかったし、自己の成長を見つけようとする心が身に付いた。
 地道に楽しくトレーニングを積み重ねて、芽ばえた能力を育てて行きたい。

<ステップ9>
【夢変化】毎日見るようになった。電気を付けたまま眠ったほうが、夢も覚えていることが多いような気がする。地震の夢を見た日に実際地震があったりした。
【気づき】勘がよくなった。なにか間違ったとき、忘れているときは「あくび」が出ることが多い。潜在意識からのメッセージか。
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】香り、味などは経験が思い出されてよだれが出てきそうになった。
【イメージ訓練/フロンティア確認】さまざまな感覚を外していく途中で自分は起きているのか眠っているのかわからなくなった。そのなかで金斗雲に乗っている夢を見ているような気分だった。本当の自分、自分を動かしている魂は何なのか、どこにあるのか、不思議な気持ちだ。
【九方陣拡大法】最初はプレートだったが、連続的に大きくできたのは100mぐらいまでであとは草原に大文字焼きのように字が広がっていく様子に変わってしまった。視点も上空からに変わった。
【全体の感想】本は心の中にあって心で読むもの、別のところにあって脳に入れるものではない、というところが今までなんとなく腹で読んでいる感覚とつながって間違いなかったんだという自信が持てた。見えているもの感じているものがすべて心の中にある。そう思うと心がとても広大なものだ、という実感がより強くわいてきた。

<ステップ10個別体験談>
【指回し体操】2週間でだいぶ指が回るようになった。勘はよくなった気がする。
【夢変化総括】夢の回数、覚えている確率が上がった。また地震の夢を見た日に、地震が起こるといった予知的な夢も見た。
【睡眠変化】睡眠時間は長くなった。夢を見るのが楽しみになったせいかもしれない。二度寝してしまうことも度々あった。
【十二脳神経刺激法体験】顔の筋肉を使うせいか、顔が熱くなる。また、首の後ろも熱く、血行がよくなった気がする。
【四肢末梢運動体験】手の開閉は30秒思いきりやるだけでこれ以上動かないほどきつい。でも終わったあと、体全体(特に体幹部)があつくなる。足は最初、ほとんど動かなかったのに、動くようになってきた。
【共鳴・暗合現象体験】靴のクリーニング(メンテナンス)をしてもらって、取りに行く日に、何か、嫌な予感がしたので、店に電話をしてみたところ定休日だったということがあった。
【閉眼視野の変化】9A1B、感覚派。最初は視野も暗く、光りの動きもわからなかったが、体の動きに応じて光が変化し、動きがわかるようになった。
【イメージ感覚訓練の体験】イメージができると体に感覚として伝わることがわかった。イメージなのに実際に手のひらに感じたり、みけんが熱くなったり、お腹がもやもやしたりした。病は気から、という言葉があるが、いいイメージを持てば体の健康にも役立つかもしれない。
【イメージの能力の変化】イメージが断片的で断続的であったものが、訓練を通じて背景と一体となり、連続的に描けるようになってきた。
【体調・元気度変化】期間中、とても健康に過ごせた。気持ち的には前向きになり、やろうと思ったことをすぐやるようになった。
【5分間指回し】指を回しているだけで光の見え方が変わった。特に2指が一番変化があったように思う。昔のことも思い出したりすることもあった(中学~大学ぐらいの出来事)。
【観色度変化】目の力を抜くと、よく色が見えた。周辺視野で見ている時のほうが、色が見えやすいと思う。色は、青・緑・黄が多く、赤系はそれほど見えなかった。
【閉眼手動変化】最初は暗くて何も見えなかったが、訓練したら手の動きが何重にも見えるような光の動きが見えるようになった。
【感情・情緒・性格変化】どちらかというとのんびりした性格だが、時間を効率的に使うようになってきた。なにがあっても、自分は自分だという自信がついてどっしり構えられるようになった。
【日常生活・行動の変化】言いたいことをタイミングよく言えるようになった。周りがよく見えるようになったことで、自分自身も積極的になった気がする。
【呼吸法体験】ゆっくり呼吸し、イメージをすることで心がコントロールできるようになった。
【役立て】投資の勉強に役立てたい。特に本を読むときに著者が本当に言いたかったことをつかみたい。そのために速読で何度もくり返して読もうと思う。
【最古の記憶】2歳弱の頃、弟が生まれるということで母は自分の実家に帰っており、1日、父と2人で母に会いに行った。その帰り、私は母と離れたくなかったが、父は私を帰そうと「ドライブだから」と嘘をついて、私を車に乗せた。途中の道で私は家に向かうことがなぜかわかり、ハンドルをとって「こっちじゃないよ」と言った。

<チェックリスト>
【気づき】

●4/16(日):内容はよく思い出せないが夢を見たという実感はある。競馬で本命にした馬が1着。勘上昇か?
●4/17(月):今日は夢の内容を覚えていた。元いた会社の同僚が出てきた。なぜか四国で飲んでいて、次の日に熊本に行かないといけない、という設定。意味があるのだろうか?
●「1めくり/4秒」の速読をためしてみる。30分で本が2冊読めた。すごいスピードだ。
●4/18(火):夢の自覚あり。元彼女と再会する夢。最近の夢には過去の人がよく出てくる。意味があるのだろうか?・昔のことを思い出すきっかけになるかもしれないと思い、通っていた幼稚園を見に行く。すっかり立派な建物になっていたが、庭の配置とかは当時のままだった。植物・魚・鳥など図鑑をよく見ていたこと、ブロック遊びや絵を書くことが好きだったことなど、いろいろ思い出した。
●メンテナンスに出した靴をとりに行こうと思ったが、なんとなく嫌な予感がして電話してみると「定休日」とのアナウンスが…やはり勘が冴えてきている。
●今日はもう一度講義のプリントを見て復習する。→どこかで無駄な抵抗をしている古い分子が動いているようだ。訓練あるのみ。
●4/19(水):夢を見たが、内容は覚えていない。
●定例会の申し込みをした。
●左足の指が左右に少しだけ開くようになった。
●中学校を訪ねてみた。校舎が建て替えられていたし、いつのまにかマンションが乱立していて昔の面影はなかったが、当時の出来事とか、どんな気持ちで通っていたか、とか、いろいろ思い出した。風景をなるべく覚えるようにし、帰りの電車のなかで思い出すようにした。
●本屋の関心のない分野を立ち読み。
●4/20(木):大地震の夢を見る。すると昼頃地震が本当に起こった(たいした震度ではなかったが…)。
●定例会に出席。妄想ではなく、しっかり計画すること、行動して体験を増やすこと、を積み重ねて行きたい。
●4/21(金):買い物をするとき、あまり頭で考えず直観で選ぶようになってきた。よって決断までのタイムラグ短くなった。
●薬指が30秒で80回回るようになった。

【今週のちょっといい話】
●通っていた中学校を訪れてみた。普段、思い出すことのなかった出来事、その程度の話だが、潜在意識には深く刻み込まれていたのだろう。こんなことを思い出した。私は、その日、塾に行かなくてはならなかった。大事なテストがあったような気がする。いつものように仲間と野球をしていたが、ちょっと早めに抜け出した。ギリギリまで遊んでいたから焦っていたのだと思う。塾に着く手前でカバンを間違えて持ってきてしまったことに気づいた。親友Tのカバンだった。その時、私の脳はこういった。「下校時刻をとっくに過ぎているし、Tも俺がカバンを間違えたことに気づいて、あきらめて帰ったはずだ。とりあえずテストを受けて家に帰ってから謝りの電話を入れよう。明日カバンを交換すればすむことだ」と。でも私はなぜかその考えが受け入れられなかった。Tが夕闇の中で待っているような気がしたからだ。そして私はその直観に従った。「走れメロス」の主人公になった気分で学校に向かって猛烈に走った…。もう誰もいない。そんな雰囲気をかもし出す校舎を抜け、グラウンドに出た。自分でも半分信じていなかったが。Tはひとりで待っていた。彼も何となく私が戻ってくると感じ、仲間が帰ったあともずっと待っていたという。現在であれば携帯電話一本で済む話になってしまったのかもしれない。騒ぐほどの出来事ではないかもしれない。でも私はTがたたずんでいた場所を見て、喜怒哀楽いずれの感情も交えず、ただただ涙が出てしまった。


<スタッフ注>
■第474初級クラス全体では、初速は879字で、最終回の平均は20737字/分(23.9倍)でした。

<参考>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・視覚法・心象法・
  運動法・健康法・共鳴法・眼力法・向上法・活時法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。→定例会ビデオDVD版。

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