■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.845 B

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■速読力は目先の訓練をいくら繰り返しても
獲得できる能力ではありません。
分かりやすく言えば、
 「本を読む訓練をいくらしても速読能力は得られない」のです。
■SRS能力開発法では、心身の六領域を訓練します。
そのために、自然にかつ最速で能力が高まり、
 結果として速読能力を含む
総合的な知的能力の高まりを得ることができます。
知的情報処理能力の総合的本質的な高まりがなければ、
速読などできるはずがないことを理解しておきましょう。

☆No.488初級SRS速読法半月クラス20倍突破体験談 No.845 <2009.2.13掲載>

「友人から聞き楽しそうだと気楽に参加して三週間励み、
  とても大きな成長と体験をしたと実感できて感謝し、
   多くの人と交わり受け入れ響き合う大切さを知り、
    人に囲まれる事に充実を感じ囲まれる機会も増え、
     助力が欲しいとき電話がありアドバイスを得、

 家族間の関係も改善し親交のない後輩から相談を受け、
  美容室では「私が来ると店がこむ」と最近よく言われ、
   光の速読が出来たと思い訓練に取りくむ意欲が出て、
   夢見回数が増え短眠になり日中眠くならず爽快で、
    不得手だったイメージは多数の色で細かく描け、

 呼吸法で精神が落ち着き冷静に穏やかに処理でき、
  感受性が増し風景に目を奪われることが増え、
   指回し・眼球訓練は体の状態を確認するのに役立ち、
    指回しと視野の改善で仕事で書く字がうまくなり、
     体の内部の隅々が滞りなく意識できて爽快で、

 体がよく動くので物事に挑戦する意欲が出て、
  時間を受け身でなく主体的に仕切るようになり、
   スキーにもSRSを前向きに応用して成功し、
    SRSの教育観は人生の本質を教えていると思い、
     SRSの世界観にとても魅かれた」

 2007年2月10日~3月4日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第488初級半月集中クラスに参加したN.H.氏(31歳。男性。初速770字/分→最高20500字/分。26.6倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた20倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<20倍突破体験談>
 最初の動機は、友人から指回しや眼球訓練を聞いて、楽しそうだと気楽に参加してみたいと思ったことでした。ですから、速読に強い気持ちはなかったのですが、これも何かの縁だと思い、三週間励んでみました。
 結果振り返りますと、この三週間、とても大きな成長・体験をしたと実感し、また感謝をしております。
 これまでの私は、人間関係を面倒なことと感じることがありました。しかし、この期間中心を開いてその意見に耳を傾けることが、いかに自分にとって役になるかと感じたこと、あるいは、共鳴・共働によって高めあうということ、を数度体験しました【スタッフ注:「共鳴・共働」は講座で学ぶ概念です】。
 心を開いて接する、受けいれる、自分では自分を超えられない、といった観点、「役に立つ」、「役立てる」という観点が、とても響きました。人に囲まれる事に充実を感じると、囲まれる機会も多くなりました。
 家族間の関係も改善しました。生活面では、短い睡眠でもシャッキリと起き、日中眠くなることがなくなりました。シャッキリとして日々一刻を過ごせると、何か新しいことにチャレンジしてみようと意欲が沸いてきます。
 かつては、呼吸が浅く、頭もスッキリせず過ごしていたので、焦りやすく、怒りやすく、慌てやすかったのですが、日常、呼吸法を多用することで、冷静に穏やかに処理できるようになりました。
 時間の使い方も、スケジュールに従って受け身ですぎるのではなく、頭の中でパッパッと判断しながら、主体的に仕切るようになりました。
 心と体に穏やかさ、清々しさが持てるようになると、自然と生活の中で、花鳥風月に目が奪われます。色の鮮やかさや動き、全体をガバっととらえる視界では、全体と部分の動きや内容がとらえやすいので、街中や公園で、目を奪われることが増えました。感受性が増したのでしょう、身近に目の保養があったとは気付きませんでした。
 幼少の頃の記憶はごっそりぬけています。恐らく、幼少期の離婚の経緯があった為か、全くごっそり落ちています。今後の課題です。
 指回し訓練、眼球訓練は自分の体の状態を確認するのにとても役に立ちました。体のどこが動きにくい、動かしづらいのかが、とても把握しやすいと感じました。これからも日課として続けていきたいと考えています。
 全般的に私の体は右側が働きが弱いように感じますので訓練を通して観察していきます。この訓練をした後の頭皮の涼しさ、首の涼しさ、視界のクリアさ、意識の明瞭さは、とても気持ちよく、このすべを知ったのは大きな収穫です(主観的ですが)。
 光の速読が出来たと思います。速さと理解は、相反しないのですね。今後、光の速読が持続できように訓練を続けます。
 ひとまず、私は書き出しの際に漢字がなかなか出てこないせいかすぐ、筆が止まります。それは思い出せば、小学校の頃、漢字の暗記がきらいで、避けて来たことによります。今あらためてその頃をとりもどす気持ちで、また、合わせて光の辞書を作る気持ちで、漢字の書き出しをする意欲が出てきました。
 作業に取りくむ意欲が出てきました。「体を正し、真直ぐ正面から、心を開き、目、(耳鼻)を開き、すべてをガバッと見る、気迫で見る」。このことは、速読に限らず、万事に通じる、人の取り組む姿勢そのものではないかと勝手に思いました。
 step1~10は、ほんの入口にすぎないのでしょうが、SRSの世界観にとても魅かれます。
 末筆ですが、栗田先生、スタッフの皆様方の尽力に感謝申し上げます。有難うございました。乱筆をお詫び申し上げます。

<チェックリスト>
【気づき】
 2/17:講義が終わり帰る途中、私にSRSを紹介した友人から電話が入った。そのとき、私は少なからず、速読に不安があったので、思いきって相談をしてみたところ、とても親身になって答えてくれた。とても感謝した。ふり返るとその友人に心からの感謝の気持ちをもったのは、これがはじめてかもしれない。その事に驚きを感じつつ、素直な気持ちを大切にして、明日の講義と友人知人に接したい。
 2/18~2/21:知人とスキーに行ったため、訓練があまり行えなかった。多少強引かもしれないが、スキーにもSRSを役立てられないかと思い、実践してみた。スキーは当然スピードが出る。スピードが増せば、恐くなり、スピードを落として止まる、あるいは転ぶ。しかし、このスピードと恐さの比例は、そもそも自分で限界を定めているだけだと思った。限界をはずさなければ、いつまでも卒業ができないと思い、とにかく限界だと、思わず、目をみひらき、すべてをつかむ気持ちで両手をにぎりしめ、胸を張って「できる!わかる!」と唱えながら、スピードにおくすることなくいどんでみた。すると不思議にも、斜面の地面がハッキリ、クッキリと見えて、スピードが出ても恐くなく冷静に対応できる、つまり安定したすべりができた。SRSで学んだ、心を広く開いて確連綿で見ることで、スピードにも対応できたのだ。やはり、「恐い」や「自分の限界」とは、自分で低く見積っているものなのだなぁと実感した。三度、同じコースをすべれば、そのコースは卒業ということで良いだろうということで、どんどん上級コースへ挑んだスキーでした。こんな前向きな形でスキーに参加したのは、初めてだったので、友人連中も驚いていました。スリリングなドキドキ感と、クリアしたことの充足感は、ここ数年なかった満足です。多少、SRSの主旨とは異なるとは思いますが、自分なりに解釈してみました。SRSの教育観は速読だけにとどまらず、人の本質を教えてくれているようにも勝手に思ってしまいました。
 2/22:あまり親交のない後輩から相談を受ける。その相談に答えるためにある人の話題を引きあいに出したところ、後輩が言うには、そのある人も私と大分価値観が近いことが、判明した。そのある人は、数度見かけたことはあるが、知人ではない。その話を聞いた時、将来この人と交流が生まれるような気がした。私にとってそのある人は、年の差からしても、著名さからしてもなかなか縁遠い人である。もし交流が実現すれば、私にとって見聞を広げる大きな機会となると確信する。妄想でないことを祈る。
 2/23:昼間にふと眠くなり、数秒だが、その間に夢を見る。ここ数日増えたように感じる。
 2/24:気のせいかもしれないが、最近月をよく見る気がする。すぐ月に気付くというか、無意識に目がいくというか、とにかく月をよく見かけるように思う。
 2/25:呼吸法は、大へん便利である。日常生活や仕事の場面で、体が柔らかく、リラックスして望みたい時にイメージ法と併用すると、心持ちが穏やかになる。これは使えると実感しています。手指や、眼球を動かしていて、動かしにくい所がはっきりとしてきた。眼球運動は右上左下間の移動、指は右手親、薬、小指である。おそらく普段使っていない所だ思われるのでもっと使うよう心掛けたい。
 2/26:美容室で髪を切る。担当の人から「私が来ると店がこむ」と最近よく言われ、またこの日もこんできた。私に原因があるとは思えないのだが、共鳴的な何かがあって、人が集まってきているのであろうか(一人言です。あまり真剣に受け止めないで下さい)。
 2/27:仕事の中で筆を使う場面があるのだが、少し字がうまくなったように思う。指回しトレーニングのおかげで、細かく、指を働かせるようになったと思うし、また眼力トレーニングのおかげで、中心と周辺視野、字の中心と全体のバランスが、整いやすくなったと思う。
 3/1:指回しを行っていると、体の内部に動きがあり、動きが内部を巡るような感覚があった。時には肩甲骨がパキパキ音を出した。その後、強烈な眠さにおそわれた。

<ステップ9体験談>
【夢変化】回数は増えましたが、内容はあまり変わらないです。
【気づき】講義中の体の力みが取れてきたように思います。今回の講義で、この二週間の訓練が、多少、力みすぎてやっていたように思います。反省して、検討が必要だと思いました。
【役立て】見ればわかる、しっかり見ればわかる、わからないと不安になると気付き、よく見て、呼吸を整えて、心を配るように心掛けました。
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】感覚を進めるにつれて、どんどん体の力が抜けていって、目の前に光の円(黒か、オレンジ)が出現した。大きい状態から、どんどん小さくなって、目前で十cmぐらいの円になってとどまった。
【イメージ訓練/フロンティア確認】体の胴の中が、均一に広がりかつ、下部へ下部へと広がりを感じていった。途中で、右手の小指と薬指が伸びるような、感覚があった。感覚をどんどん捨てていくと力がすべて抜けていき、バランスの中で、保たれている感じがした。腹の周囲と体の底に大きな拡がりがあった。
【九方陣拡大法】母校の小学校の校庭中央にて行なう。数百m一辺のあたりから、九方位の中で、右後の「深」と後の「明」が、イメージしにくくなった。この訓練の印象として、心の中がとても広く感じ、大きく使える感じがしました。イメージしにくい部分は、何かの原因によると思いますので、イメージしにくい部分を念頭において訓練してみたいと思います。
【全体の感想】脳で読むのではなく心で読むという話は、とてもわかりやすかったです。どうしても首をしめつけがちになっていましたので、とても首がこってしまいました。また、心の場についての話も同様です。「入力」の入という言葉、「記憶」するということ、両方とも頭の中のどこかで行い、そこにしまわれるものだと思っていました。とらえている空間・対象をそのまま心の場としてそのままうけ入れて、感じれば良いのですね。体の力みがすっかり取れました。

<ステップ10個別体験談>
【指回し体操】体の内部が、動きまわるように感じました。特に動きにくい部分がよくわかります。もしかしたら、無駄な力を使いすぎているのかもしれません。両手五本すべてなめらかに動かしたいです。
【夢変化総括】前より、夢を見る回数が増えました。しかし、内容はそんなに変わりがありません。ストーリー性がなく、短いです。不鮮明だけども、何か見たという気持ちはよく感じました。
【睡眠変化】短眠になりました。しかも、日中眠くなることもありません。爽快です。
【十二脳神経刺激法体験】最初はなかなか回数が上がらなかったが、気迫で続けると回数が上がった。すべて一通り終えると頭皮がシャッキリとして、目がクッと位置に定まる感じがした。継続したい。
【四肢末梢運動体験】動きにくい、左右差があると実感しました。また、全身で集中して行なうと、末梢と全体がいかに連動していくかわかりました。なるべく、力まず、末梢だけで、早く強く動かせるように継続していきたいです。
【共鳴・暗合現象体験】友人の助けが欲しいときに彼から電話があり、とても適切なアドバイスをもらった。かつての職場の先輩と後輩の各々の結婚式のさそいと同日にもらい日程が1日違いだった。
【閉眼視野の変化】2A8B。私は感覚だと思います。視野に光の波紋が走りました。動かす部位によって波紋の形や動きが異なります。体の部位と視野内の場所に関係があるように思いました。色は、波紋のすじだけ色があります。
【イメージ感覚訓練の体験】手の平の感覚が、左の方が強いように思う。使いやすさ自由度も左手の方が良い。左右差なく、右手でも、左手同様に自由に柔なんに使えて、感覚も発生させたい。
【イメージ能力の変化】イメージした体の部位は、おおむね、さわられている感覚、温かい感覚がした。元々イメージ能力が不得手だったように思いますが、最近色が多数よくイメージできるようになりました。色が鮮明になるとイメージの内容も、細かい部分まで、描けるようになりました。全体像(周辺)がまだ未熟です。課題です。
【体調・元気度変化】体の内部の隅々が、大分、滞りなくイシキできるようになってきました。訓練後が、爽快です。体が、充分に動くので、物事に取り組む意欲が出てきました。
【5分間指回し】色や模様をしっかりと集中しなければならないが、心象や体験が浮上して、時々、色から注目が外れてしまった。外れると色あいがなくなってしまった。集中力が必要だが、とても気持ちがいいのでボーっとしてしまう。
【観色度変化】stepが進むにつれて、単一に見えるようになってきました。私の場合は変動しましたが、最終的には青系でまとまっていったように思います。全体をとらえるように見ると、青、藍、紫が、交互に変動しました。
【閉眼手動変化】指先に小さな、光がともっていて、それが視界の中で、クルクル回転していました。左右両手で行っているので、二つの円が、光の玉と共に回っているように見えました。
【感情・情緒・性格変化】呼吸法により、落ちついて冷静に、対処できるようになりました。対人関係も、敵対するのではなく、心を開いて接することができ、また、相手の言うことにしっかり耳を傾けることができるようになりました。
【日常生活・行動の変化】呼吸法は、あまりに気持ち良くて、時間を忘れて行ってしまいます。周辺視野をしっかりと開いて日常生活をはじめてみると、今まであまり目がいかなかった、花や月にすぐ気が付きます。本当に欲しい対象には自然と目がいくのだなぁと思いました。
【呼吸法体験】呼吸法で、精神が落ちついて、体の隅々が涼しいです。あまりに気持ちよくて、倒れてしまいそうでした。余計な力が抜けたのだと思います。視界内に、様々な紋様が出てきて、最後に光の玉になることがありました。
【役立て】人間関係を軽く見ていました。多くの人々と交わることで、響きあい、それが自分のためになる、と知りました。考えをあらためて、意見の合う人、合わない人含めて多くの人と交わり受け入れることが大切なのですね。
【最古の記憶】あまり、得意ではありません。残念ながら親が離婚した頃の幼少期の記憶がごっそり抜けていて、思い出しても当時の記憶ではなく、その頃の写真を見たという、後の記憶です。なんとか、封印を解いて、すべてを思い出したいと思います。

<スタッフ注>
■第488初級クラス全体では、初速は平均892字で、
終回の平均は25470字/分(倍率の平均値は29.6倍)でした。

<参考>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・活夢法・呼吸法・心象法・活力法・景観法・
  運動法・健康法・共鳴法・感覚法・視覚法・感情法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。定例会ビデオDVD版。

参考:DVD紹介
 ■125回定例会「結念心玉操作法(結念法)」  2005年11月28日 講師 栗田昌裕
 
   -基本概念より-
 念ずることは、潜在意識の働きの重要な一部分である。
 というのは、潜在意識は想念、すなわち、
 「想う」ことと「念ずる」ことが二大機能であり、
 念ずることは、その半分を担うからである。
 ものごとを達成する際には、念することがなければ達成はあり得ない。
 念ずるときには、一定の方式を用いるべきである。
 そのための技術を指導する

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