■10倍突破 
  SRS速読体験談 No.935 B

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■速読は音読の延長にはありません。
 したがって、従来の読書を速くしようと思って努力しても、
 失敗するのは目に見えています。
 ではどうしたら速読ができるのでしょうか。
 その答えがSRS能力開発法です。
 それは従来の「音の読書」を「光の読書」に進化させる必要があるのです。
■SRS能力開発法では、心身の六領域を訓練して、
 知的情報処理を総合的に高めます。
 その上で読書の方式を進化させて速読が可能になるのです。
 「能力の総合的本質的な高まり+方式の進化」、
 この二つが相伴って初めて速読ができることを理解しておきましょう。

☆No.493初級SRS速読法半月クラス10倍突破体験談 No.935 <2009.3.30掲載>
推奨体験談

「専門書を勉強しようとSRSを受講し、
  基本訓練と指回しは朝夜に必ず行い、
   パソコンは画面とキーボードの両方を見て、
    イメージ訓練は通勤電車の中で行い、
     講義や速読の夢を見て頑張ろう!と思い、

 3行読みで非常に読みやすい感覚を得、
  新聞は速読すると見えてくることがあり、
   速読技術だけでなく人生のテーマが見つかり、
    日常で周辺視野を使って見るようにし、
     風景が以前より鮮明に見え気付きが増え、

 道に咲く雑草の強さに感動し、
  本当に好きなことが見えるようになり、
   子供にも余裕を持ち気持ちを聞いて向かえ、
    適切にほめて家族が良い雰囲気で過ごせ、
     CDを聞き感動して泣きそうになり、

 自分のことばかり考えてきたと気づき、
  仕事に前向きになり落ち込んでもすぐ立ち直れ、
   困難を乗り越える強い気持ちで向かえ、
    受講中に新しい部下ができ余裕で接し、
     以前よりわかりやすく説明でき、

 固定観念にとらわれていた自分に気づき、
  その枠を外すこともできるようになり、
   前よりも夢見が増えよく思い出せ、
    よく眠れ朝はいつも気持ちが良く、
     目が疲れず朝から気持ちよく元気で、

 満員電車でも座れることが増え、
  指回しは非常に落ち着き習慣となり、
   脳神経刺激法で体が温かくなり、
    四肢末梢運動は気持ちがスッキリし、
     呼吸法は気持ちが晴れ落ち着いた」


 2007年6月9日~6月23日に文京区のSRS研究所の教室で開催されたSRS速読法の第493初級半月集中クラスに参加したS.D.さん(32歳。女性。初速1220字/分→最高22300字/分。18.3倍速読達成)が8ステップ終了時に書いた10倍突破体験談を紹介します。後半には最終日に書かれた個別体験談を付加しました。

<10倍突破体験談>
 勉強をする時間を増やしたくて(速読により専門書を頭に入れたくて)、SRS速読法にチャレンジしました。
 実際に講習に参加することで、速読の技術だけではなく、様々な人生のテーマを見つけることができました。
 以前より、風景が目に入ってくるようになり、道に咲く雑草の強さに感動したり、自分の本当に好きなことが見えたりするようになり、子供にも余裕を持って気持ちを聞こうという意識で向かえるようになったと思います。
 仕事に対しても前向きになり、落ち込んでもすぐに立ち直り、またできないこと、つまづきがあることを新たなハードルと思い、乗り越える!という強い気持ちと意欲を持って向かえていると思います。
 SRS受講中に新しい部下ができ、以前より説明もわかりやすくできるようになった気もします。
 自分のことばかり今まで考えてきたのだと気づき、もっとまわりを良く見ようと思ってから、風景が以前より鮮明になってきました。
 固定観念に無意識にとらわれていることにも気づき、自分でその枠を外すよう心がけることもできるようになったと思います。
 体験を増やし、加速を続け、SRS速読法を日常に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。

<チェックリスト>
【気づき】

 ●6/17:(18日の朝)栗田先生の講義の夢を見た。先生がにこにこ笑っていた。速読をがんばろう!と夢で強く思った。相変わらず指回しが心地良い。今日は朝が気持ち良い。
 ●6/18:周辺視野をとにかく使うように、歩いている時も茶わんを洗っている時も心がけた。17日の講義で乗り物のイメージが良くできなかったため、電車の中や歩いている時、エレベーター、エスカレーターに乗っている時の周りの風景の動きに気をつけ、すぐあぐらをかき想起するようにした。こういうふうに見えるのかと少し感動した。指回しがくせになったのは、疲れた時にふと息をはきながら指を回した時、すごく落ち着いたのがきっかけだったので、他の訓練も良い気持ちになればくせになると思い、化粧を落とし顔を洗った時に目の前を鏡を使って(ちょうど目線に鏡のふちがある)眼球訓練をしていたら、疲れ目がとてもすっきりし、やったー!よい気持ちになった!!とうれしくなった。その後、茶わんを洗いながら、シンクのふち(あまり角がしっかりしていないが)を利用して眼球訓練をしたら、最初は洗いながらでむずかしいと思ったが、だんだんできるようになって楽しくなった!!その後はとにかく壁でもなんでも角らしきものを見つけては眼球訓練をするようになった。指回し、眼球訓練は、もう自分の味方になったと思った。あとはイメージ訓練のみ!!がんばるゾ!同じ本を何度も登録しようと思い、よく見るようにしてワナワナで早く見た。大阪の社長(=音読)がすぐに出てくるという現象が少なくなった。加速し、すべてよく見て、メッセージをつかむよう、きちんと「確・連・綿」で見ていくゾ!!!
 ●6/19:急にショパンの曲が聞きたくなり(普段はHIPHOPやR&B)CDショップで購入。クラシックバレエを習っていた時のことをよく思い出した。CDを聞きながら、なぜかとても感動して泣きそうになった。なぜなのかをよく考えてみたが思い出せなかった。音楽を聞きながら訓練をするとさらに心が落ちついて集中できた。
 ●6/20:眼球運動の左上→右下が一番動かしづらいため重点的にした。朝起きてから家を出るまでを想起したが、流れを思い出している最中に、その場面が過ぎた後、「やっぱりその前にこの場面が先だった」と気づいて想起しなおすことが何度もあって、「連」で覚えていきたいと思った。19日の夜も速読の夢を見た。本があって自分の見た行が光っていく場面だけを思い出した。イメージ訓練を楽しくできるよう工夫したい。
 ●6/21:ずっと速読をしていたが(フレーム読み)、3行読みをしてみた時、非常に読みやすい感覚を得た。しかし、統合出力がまだまだ弱いため、想起をもっとしっかりしようと思った。指回し、眼球訓練は毎朝、毎夜行い、日常でもふとした時に行うなど楽しんでおり、くせになっている。周辺視野も常に使うようにし、今までいかに中心視野しか使っていなかったかよくわかり何も見ていなかったことにも気づき、何かに気づこうとすることでいろいろなものが目に飛び込んでくるのだと思った。
 ●6/22:新聞は毎日1紙見ている(日経)が、何回もくり返し(速読で)読んでいくことで見えてくることがあった。気迫を持って理解をしよう、と思って見ることが大事だと思った。ショパンの曲を聞いていて(電車の中で自分が音を頭の中でならして)その時ピンクのバラが浮かんできた。まわりでよう精が踊っていた。とても心地良くイメージも楽しいと思えた。日常でもっともっといろいろイメージしよう!と思った。夢見があまりないのは、昔なぜか「夢を見るのはよく眠れていないためである」という様に書いてある本を見たためではないかと気づいた(すりこまれていた?)[栗田注:よく眠れないと夢を見ると考えている人がときにいますが、そのような人は実は、SRSの概念で言うとジャンクドリーム[ゴミのような夢]しか自覚していない人と考えられます。実際にはよい夢とよい睡眠は手を携えて訪れるものです]。

【ちょっといい話】
 ●6/16:(2人の)子供をお迎えに行って、その帰り道、いつものように2人がけんかを始めそうになった。その時普段は勝気な次女が気持ちを切り替え自分の否を認めた。そのことに私が気づき、ほめてあげることができた。いつもは余裕のない中でこのような小さな成長を見落としていたかもしれないと思った。次女もうれしそうで、長女もおだやかになり、とても良いふんいきで楽しくその夜を過ごすことができた。これはSRSの講座に参加して、「過小評価せず小さな進歩にも気づき、それを伸ばす」ということを学ばせていただいたおかげであると思った。また、このように書きとめておくことが大事だと思った。
 ●6/19:以前より、自分んが本当に好きなものが何か見えてきたように思った。今日は、ショパンの曲が聞きたくなり購入した。
 ●6/20:夢を以前より見るようになったと思う(思い出すようになった)。前にも見てはいたが、すぐに忘れてしまっていたのではないかと思った。朝、とても気持ちが良いと感じるようになった。
 ●6/21:電車に乗り、満員電車で立っている時、この人途中で降りるなと思った人が途中下車することがとても多い。当然帰り道は座ることができる(よい話かはわからないが(笑))。
 ●6/22:会社へ向かう行きの電車で、架線トラブルで電車が止まってしまい、振り替えで新幹線に乗った際、ぎゅうぎゅう詰めだったが、目の前に座っていたお母さんが子供をだっこし、子供が「このお姉ちゃんがいい!」と私に席をゆずってくれた。座ることができるのはすごくうれしかったが、なによりこの親子ととなりに座って、いろいろ子供と話したことでとてもおだやかな気持ちになり、気分が晴れやかになった。とてもうれしかった。しかし、この頃は特に満員電車でも座れることが多い。仕事でも落ち込んでもすぐに立ち直ることができている。コンクリートとコンクリートの間から雑草が生えており、その力強さに感動した。

<ステップ9の体験談>
【夢変化】前よりも夢を見るようになった。また思い出すようになった。
【気づき】風景がさらに目に入ってくるようになった。自分が本当に好きなものが見えてきた。
【役立て】とにかく周辺視野を使って見るようにした。呼吸・凝視・眼球訓練、指回しはトイレ休けいはもちろん、毎朝、夜に必ず行っていた。イメージ訓練は通勤電車の中で行った。
【共鳴呼吸変法/体性感覚訓練】平衡感覚をとらえるのが難しかった。順番に目から光が入り、ひとつひとつやっていくと少しずつ感覚がつかめる気がした。
【イメージ訓練/フロンティア確認】心のフロンティアは、深く深くと飛行機でいくうちに、意識が遠くなってしまった。イメージ訓練はもっともっと行わないといけないと思った。
【九方陣拡大法】最初は体育館の中にいたが、9つの文字をすべて大きくする作業がとても難しかった。どうしても自分のいる「強」のところと、先生のその時その時におっしゃった文字しか浮かべることができなかった。全体のパネルは大きくなっていった。
【全体の感想】ワナワナで読んだ時の方が読みやすかった。脳で速読をせず、心で速読をするということ、体の外でそのままそこで理解し、処理するという説明がわかりやすく、スーっと心に入った。処理と出力がオリジナリティであり、そこをしっかり磨いていくように、楽しみながら、新しいことに気づき、速読力向上につなげたい。

<ステップ10の個別体験談>
【指回し体操】1ステップ受講の時は、ほとんど回らなくて(特に薬指、中指が)ぎこちなかったが、家であぐらをかきながら行ったところ非常に気持ちが落ち着き、毎日の習慣となった。
【夢変化総括】以前より夢を見るようになった。以前ももしかしたら夢を見ていたが思い出せなかっただけかも知れないと感じた。以前に「夢を見ることはよく眠れていないことである」という主旨の本を読んでおり、すり込みされていたと気づいた。
【睡眠変化】よく眠れ、朝はいつも気持ちが良いと感じるようになった。
【十二脳神経刺激法体験】1ステップ受講の時は、正直本当に動かしづらかったが、訓練を行うにつれて、だんだんと動くようになり気持ちがスッキリし、体もなんとなくあたたかくなった。
【四肢末梢運動体験】思った以上に足が自由に動かず、1ステップ受講時には足の摩擦が全くできなかったが、訓練によって少しだができるようになった。訓練後は気持ちがスッキリした。閉眼はすべて黒い影と光が見えた。
【共鳴・暗合現象体験】ここのところ、通勤電車で「この人は途中下車するな」と思う人の前に立つとその人が途中で降り、座ることができることが多い。
【閉眼視野の変化】10A、感覚タイプ。すべてに対し、黒い影と光が(白っぽい黄)が見えた。
【イメージ感覚訓練の体験】手の平がとてもあたたかくなった。光の球が指を通る時もあたたかくなり、額に入った時は額があたたかくなった。意識がうまくいくところは感覚がするどくなると思った。
【イメージ能力の変化】知っているもの、見たことのあるものに関しては、色も詳細も詳しく描けるようになったが、よく見ていなかったもの、無視していたもの、わかったつもりだったものには、全く描こうとしても描けないものが多かった。体験を登録していきたい。
【体調・元気度変化】今までは全く余裕なく、子育てと仕事を行ってきたが、心が安定し、子供に対して前よりきちんと向かえるようになった。目があまり疲れなくなった。朝から気持ちよく元気な気がした。
【5分間指回し】色がどんどん出現し、最初は明るくなり、次に暗くなっていった。模様もどんどん動き、最後の方には、なぜかイメージが出てきた(階段、女の人の顔、床等)。
【観色度変化】赤派から青派に変わった。比較的紫が強い。しかし、黄はいつも少しずつ見える。何か訓練を行うごとに見える色が黄色、緑っぽく見える時がある。
【閉眼手動変化】最初は色があいまいだったが、光が見えるようになり、色もしっかり見えるようになってきた。
【感情・情緒・性格変化】新しくできた部下に対しても、余裕を持って接することができている。
【日常生活・行動の変化】自分のことばかりを考えていたことに気づき、まわりを良く見る意識を持つようになった。固定観念に無意識にとらわれていることにも気づき、自分でそのわくをはずすよう心がけることもできるようになった。
【呼吸法体験】呼吸の吸う時は気持ちがのびのびはれやかになり、はく時はとても落ち着いた。呼吸をリズム良く行うことで、体全体もスッキリし、視界もハッキリした。
【役立て】指回しで気持ちを落ち着け、眼球訓練、呼吸、凝視を日常的に行い(通勤時や休けい中、又は仕事中)、イメージ訓練は通勤電車の中で行った。パソコンをうちながら、画面とキーボードを両方見るようにした。洗い物をしながら眼球訓練をした。
【最古の記憶】5か月の頃のオフホワイトのマット。ミルクのにおいを思い出した。

<スタッフ注>
■第493初級クラス全体では、初速は平均790字で、
終回の平均は28155字/分(倍率の平均値は36.4倍)でした。

<参考>
【関連分野】=本体験が関連するSRSの諸分野
=速読法・体験法・心象法・健康法・共鳴法・視覚法・
  感動法・呼吸法・柔軟法・景観法・感情法・

注:SRSの諸分野はDVD教材で学ぶことができます。定例会ビデオDVD版。

参考:DVD紹介
 ■139回定例会「希望法(希望発見育成法)」  2006年01月25日 講師 栗田昌裕

   -基本概念より-
人は希望があると努力し、希望がないと努力しない。
 希望は可能性であり、希望の反対は絶望であり、
 絶望は可能性が閉ざされた状態である。
 人生には常に希望がある。
 その希望を発見し、いかに育てるかについて述べる。
 希望を育てる人には主体性があり、明るい未来が開けている。

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