10■ジョーフィッシュの雄は口内保育をする
  ・・・イエローヘッドジョーフィッシュ/アゴアマダイ科/パラレル法

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D水族館リストへ
HP表紙に戻る



[解説]
 ジョーフィッシュという魚がいる。
 アゴアマダイ科の小さい魚である。
 大きく開くアゴ(ジョー)が特徴的な魚だ。
 海底に掘った垂直な穴の中に住んでいる。
 アゴアマダイ科の魚は、雄が口の中で、卵を守ることが知られている。
 これを口内保育と呼ぶ。英語ではマウス・ブリーダーと呼ばれる。
 たくさんの卵の塊を口の中に2週間もの間入れて、外敵から守るのだ。
 その間、雄は、食事をしない。
 垂直な穴の中から顔を出して、
 開いた口に卵をたくさん入れてじっとしている。
 その姿は可愛いいし、けなげだ。
 危険が近づくと、卵を含んだまま口を閉じて、穴に潜る。
 生命の戦略は多様で、面白い。
 写真は、イエローヘッド・ジョーフィッシュである。
 砂地から顔を出して泳ぎだした場面だ。
 愛嬌があって楽しい魚だ。
 パラレル法で立体視ができるのでやってみよう。
 オオスジイシモチ、ネンブツダイなど、
 テンジクダイの仲間のオスも口内保育をする。

      [パラレル法で立体視ができます]
      ----SRSは地球の能力開発----
      ----心の中の自然を育てよう----

      [撮影・解説:栗田昌裕]
      「3D水族館」の画像の無断複製・無断使用を禁じます。



一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D水族館リストへ
HP表紙に戻る