32■ランプサッカーは吸盤を用いて卵を守る
   /ダンゴウオ科/クロス法

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D水族館リストへ
HP表紙に戻る


[解説]
ランプサッカーはダンゴウオ科の魚。約60cmに成長する。
 ランプはこぶ、サッカーは吸盤を意味する。
  ヨコヅナダンゴウオという和名がある。 

体側にはこぶが3列あり、断面が三角で、表情が独特である。
 腹ビレでできた丸い吸盤が腹部にあり、
  岩に吸い付くことができるのがすごい。
アイスランド、グリーンランドの北海から大西洋などに住む。
 ふだんは数10mから250mもの深いところにいるが、
  産卵期には浅瀬に来る。

大潮の干潮時に、雌が吸盤で岩に張り付いて卵を産むと、
 雄がやはり吸盤で岩に張り付いて、ふ化するまで卵を守る。
  卵は10万〜40万個もある。自然の仕組みは不思議だ。

そのようにして雄が守る大切な卵は、
 個数で見ると10万から40万個もあるが、
  人間の目にとまると、なんとキャビアの代用にされてしまうのだ。

   [パラレル法で立体視ができる]
   ----SRSは地球の能力開発----
   ----心の中の自然を育てよう----

   [撮影・解説:栗田昌裕]
   「3D水族館」の画像の無断複製・無断使用を禁じます。

一つ前の画像に戻る
次の画像に進む
3D水族館リストへ
HP表紙に戻る