Asagi4■リュウキュウアサキマダラとアサギマダラとツマムラサキマダラ

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■リュウキュウアサキマダラとアサギマダラとツマムラサキマダラ
  /滝川林道/喜界島/パラレル法

[解説]
 10月末の喜界島の滝川林道の一風景です。
 ヤマヒヨドリバナで吸蜜中の三種の蝶を示します。
 写真の左下はアサギマダラ。
 中央のやや右上はリュウキュウアサギマダラ。
 そのすぐ右に黒く見えるのはツマムラサキマダラです。
 いずれもマダラチョウ科の蝶です。
 リュウキュウアサギマダラは、
 黒い翅表に半透明の薄水色の班紋を持つ蝶。
 アサギマダラより班紋がやや小さく、
 水色がより濃いのが特徴です。
 前翅の長さは46mm前後で、
 沖縄、奄美大島、トカラ諸島に分布しています。
 メスはオスに比べて翅の形にやや丸みがあります。
 幼虫はツルモウリンカを食草としています。
 この蝶は奄美大島では集団越冬をすることが知られています。
 アサギマダラより群れて動く習性が強いのか、
 一団となって移動する傾向があります。
 車が走り抜ける際に、一斉に飛び立ったりすると、
 黒の翅に埋め込まれた水色がちらちらと踊って、
 動くステンドグラスのように美しいものです。
 ツマムラサキマダラに関しては、
 3D昆虫園の該当部分を参照してください。
 本州ならば冬場に入るこの季節に、
 三種の蝶が一緒にいる様子は南国ならではの風情です。
                  [パラレル法で立体視ができます]
                   [撮影・解説:栗田昌裕]
                   画像の無断複製・無断使用を禁じます。

 


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