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【解説】
ウスバシロチョウに関する解説は3D昆虫館の25番を参照のこと。
そこでは、群馬県では(成虫の)発生は5月中〜下旬、と書いた。
年一回だけ成虫が発生するのだが、05年にはその時期がやや遅れたようだ。
05年6月1日、新幹線からニセアカシア(ハリエンジュ)の一斉開花を確認した。
そこで、上毛高原で昨年に確認した草原のひとつを訪れて見ると、
ハルジョオンの咲く草むらで20匹前後のウスバシロチョウが飛び回っていた。
ウスバシロチョウは、「曲線的に舞う」のではなく、「やや直線的に飛ぶ」。
それを追跡していると、かなり長い間飛び回った後、突然に消える。
近くに行って探して見ると、草むらの間に「落ちて」いたりする。
落ちた蝶は葉に止まっていることもあるが、地面の上を「這い回る」こともある。
その様子は、蝶というよりも、ハネアリのような別の昆虫の行動を連想させる。
そんなときにどこかで卵を生み付けていたりするのかもしれない。
ともかく、通常の蝶とは異なる何とも不思議な行動をする蝶だ。
花から花へ舞うよりも、木の葉や草の葉に止まる確率の方が高い。
毛むくじゃらの体に透明な翅を持ったこの蝶には奥の深い魅力がある。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「よく観察すると一つ一つの生き物がユニークで面白い」
----小さい旅は心の旅、発見の旅----
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050601撮影050608記]
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