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【解説】 クジャクチョウはタテハチョウ科の蝶。
その一般的な説明は3D昆虫園の第9番を参照のこと。
ユーラシア大陸の北部に広く分布しており、その東の端が日本にあたる。
日本では北海道から東北の山地を経て、中部地方の山地にまで分布している。
日本に分布するのは大陸の蝶の亜種である。
その亜種の名前は「geisha(芸者)」になっている。
食草はカラハナソウやイラクサの仲間だ。
成虫で越冬し、卵を産んで最初の世代の成虫が出現するのが6月末頃。
それがまた卵を産んで、2代目の成虫が出るのが9月頃。
2代目の個体はそのまま越冬をする。2代目の方が初代より個体数が多い。
3D昆虫園の90番で示したのは04年9月の個体だ(八千穂高原)。
ここには6月に発生した個体を示す。出会ったのは、群馬県の沼田市。
6月29日に、玉原高原に通ずる道路脇のラベンダー畑で1頭だけに遭遇した。
ラベンダーブルーに蝶の朱色がマッチして、印象的な場面を作り出していた。
今年最初の目撃例であった。その直後に、玉原高原で、もう一頭に出会えた。
沼田市周辺にはカラハナソウもイラクサの仲間も分布している。
どの植物を食草として用いているかについては、もっと多くの個体に出会えば、
そのときの状況から自然に分かってくるであろう。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「クジャクチョウは最も美しい蝶の一種である。
よく観賞し、観察して、
その美しさの秘密を発見しよう」
---小さい旅は心の旅、発見の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050629撮影050630記]
3D昆虫園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。
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