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【解説】
スジグロシロチョウはシロチョウ科の蝶。
その一般的な説明は3D昆虫園の第23番と第77番を参照のこと。
モンシロチョウに似ているが、山地にはスジグロシロチョウの方が多い。
「モンシロチョウは人里に、スジグロシロチョウは山地に」というように、
棲み分けがなされていると、以前は考えられていた。
しかし、そのとらえ方の図式が変化してきている。
モンシロチョウの食草はアブラナ科の栽培植物、
スジグロチョウの食草はアブラナ科の野生植物であるが、
人里で畑が減って野菜が減り、その分野生植物が進出したためと考えられる。
写真は、群馬県の玉原高原で撮影したスジグロシロチョウの一個体。
雲間が晴れた日射しの中で、
翅を開いてひなたぼっこをしているように見えた。
これはスジグロシロチョウとしては珍しい行動と思われた。
ここは1000m以上の高地なので、モンシロチョウはほとんど見ない。
多くの個体はブナの新緑の美しい林縁の草原でふわふわと飛び回っていた。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
メッセージ「時代の流れに応じて、
蝶の分布域も変わるし、
種相互のなわばり関係も変わる。
不変なものは存在しない」。
---小さい旅は心の旅、発見の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
[撮影・解説:栗田昌裕 050629撮影050630記]
3D昆虫園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。
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