93■アオバセセリはなわばりを主張するための旋回飛翔をする
     セセリチョウ科/小さい旅68/パラレル法
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[解説]
アオバセセリはセセリチョウ科の蝶である(学名:Choaspes benjaminii)。
 3D昆虫園の第65番第86番では一般的なことを紹介した。参照されたい。 
  イジュの花で吸蜜するアオバセセリをやや近接して眺めた画像だ。
 
イジュの花はツバキ科であるが、いわゆるツバキには似ていない。
 雄しべの雰囲気はナツツバキに少し似る。
  私の知る花ではチャ(茶)の花の印象が一番近い。茶もツバキ科ツバキ属だ。

奄美大島では、アオバセセリの幼虫をまだ見てはいないが(まじめに探していない)、
 ヤマビワがたくさんあるので、主たる食樹はヤマビワであろうと推測している。
  この幼虫(頭がオレンジ。胴は白黒の縞模様)は葉を袋状にした巣を作る。

アオバセセリは、なわばり(テリトリー)を主張するための占有行動を取る。
 それは一カ所でぐるぐると素早く旋回行動をするのだ。
  その動きは大変にす速く、弾丸のように飛び回る。

     【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「生き物も詳しく知ると、それぞれの習慣、習性が分かって面白い」。

       ---小さい旅は心の旅、発見の旅---
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050526撮影050712記]
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