94■リュウキュウミスジはほぼ年中見ることができる
     タテハチョウ科/小さい旅69/パラレル法
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[解説]
リュウキュウミスジはタテハチョウ科の蝶である(学名:Neptis hylas )。
 3D昆虫園の第17番では一般的なことを紹介した。参照されたい。 
  第17番は、ツルタデの葉に止まっている画像であった(喜界島、3月下旬)。
 
ここでは、ヤハズソウの葉に止まっている個体を示す。
 場所は奄美大島の長雲峠で5月27日に出会った。
  飛んでいたのではなく、最初から止まっていた個体を見つけたのだ。

止まっているのはヤハズソウ。マメ科植物で日本全土の道ばたなどに生えている。
 奄美大島の道路でもヤハズソウは普通に見る。しかしこの蝶の食草ではない。
  その新鮮さから、近くで羽化した直後で、休憩していたのではないかと感じた。
  
リュウキュウミスジは奄美諸島から八重山諸島に住む。
 コミスジはトカラ列島をおいて、それより北に住む。この両者は大変よく似る。
  奄美諸島では2〜12月に見られ、八重山諸島では年中見ることができる。 

     【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「類似種の棲み分け例の一つであるが、
           その理由の解釈は一通りではない」。

       ---小さい旅は心の旅、発見の旅---
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050527撮影050712記]
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