102■キアゲハの羽化には丸々一日がかかった
   アゲハチョウ科/小さい旅98/パラレル法

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[解説]
キアゲハはアゲハチョウ科の蝶。
 一般的知識は3D昆虫園の第22番第85番に記載した。
  終齢幼虫の写真は第99番前蛹は100番蛹は101番に示した。

05年7月20日に蛹になった個体は、
 7月28日の午後から次第に体色が濃くなり、
  蛹の外部から翅や体の模様が透けて見えるようになった。

7月29日の朝までには羽化することを期待したが、
 蛹と外殻と身体の間に、若干のスペースがあるのが見えるほどにはなったが、
  そのままで時が経過したのだ。

結局、羽化は、私が見ていないところで起きた。
 家族の話を総合すると7月29日の午後15時〜16時半の間に羽化が行われた。
  羽化した蝶は数時間はカーテンに止まっていたが、夜になって部屋を移動した。

結局、部屋の中で一晩を過ごして、翌朝、戸外に放たれて飛んでいった。
 その間、アゲハの羽化のように、翅を閉じることがなく、
  開きっぱなしだったのが、印象的だった。アゲハとの違いかもしれない。

(幼虫の詳細は、ちょっといい話の第1710番に書いた。
 翌日の幼虫の挙動は、ちょっといい話の第1714番に書いた。
  それが蛹になったことは、ちょっといい話の第1719番に書いた)。

     【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「よく見ると後翅の青い模様はなかなか美しい。
       触れて見ると分かることだが、
        アゲハよりキアゲハの方が筋力が強い。
         そういう目で見ると、その分、
          キアゲハの飛翔は颯爽としている」

        ---小さい旅は心の旅、発見の旅---
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
        ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050729撮影050730記]
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