110■オオゴマダラの羽化直後の姿はとりわけ優雅である[2]
    /タテハチョウ科/小さい旅117/パラレル法

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【3D昆虫園 解説】
オオゴマダラはマダラチョウ科の蝶(学名Idea leuconoe )。
 分布は奄美諸島以南である。漢字では大胡麻斑と書く。
  その一般論は、3D昆虫園の第42番に示した(→参照)。

食草(食樹)はキョウチクトウ科のホウライカガミである。
 この植物にはピロリジジンアルカロイド(PA)とよぶ有毒物質が含まれる。
  PAはオオゴマダラの産卵刺激物質になっており、雌はその刺激で卵を産む。
  
ここには5月に羽化した直後のオオゴマダラの画像を示す。
 鹿児島県喜界町(=喜界島)のオオゴマダラの森で撮影したもの。
  背後には金色の蛹が見えている。午前9時20分の撮影である。
     [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

メッセージ「画像から、
       羽化直後で固まる前の翅の
        デリケートな柔らかさを感じてみよう。
         朝に羽化した蝶は翅がしっかりするのを待って、
          輝かしい太陽の日射しを受けて、
           青空に優雅に飛翔していくことだろう」
    
     ---小さな旅は発見の旅、心の旅---
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
     -----内なる自然を育てよう-----

    撮影・解説:栗田昌裕 (040505撮影060314記)
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