125■喜界島で5月に出会ったテングチョウ
     /テングチョウ科/小さい旅133/パラレル法

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【3D昆虫図鑑 解説】
テングチョウはテングチョウ科の蝶(学名Libythea celtis)。
 一般論については、3D昆虫園第18番第87番に記載した(→参照)。
  日本全土に住む。 天狗のように伸びた鼻の形が名前の由来である。

第87番では、奄美大島で撮影したテングチョウを示したが、
 ここで紹介するのは、奄美諸島の喜界島で撮影したもの。
  シロノセンダングサの花に止まって無心に吸蜜していた。

前翅にも後翅にも橙色の斑紋があるが、若干の個体差があるようだ。
 87番のものと比べると、前翅の橙色の斑紋の連結部がやや幅広い。
  食草はリュウキュウエノキ(クワノハエノキ)だが奄美大島ではこれをブブギと呼ぶ。

テングチョウには奄美・沖縄亜種と、本土亜種、という亜種区分がある。
 分布の境界は奄美大島になっている。本土亜種より、奄美・沖縄亜種はやや大きい。
  年1回5−6月に発生。夏は休眠し、秋に活動し、冬を越冬し、春に再度活動する。

      [パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]

メッセージ「おそらくこのテングチョウは、
       生まれたばかりなのだろう。
        これから約1年をこの島で過ごすことになる」
    
     ---小さな旅は発見の旅、心の旅---
    ---SRSは美しい地球の能力開発---
     -----内なる自然を育てよう-----

    撮影・解説:栗田昌裕 (050502撮影060330記)
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