【今週のちょっといい話】 第1735話−第1738話

   
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<お知らせ>
    「夏の子供クラスの後期は8月19日−24日に行われます。募集中」。
    「中級速読法のクラスは05年12月から行われます」。


第1735話(読者)■写真もきれいで楽しい
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「面白いですね。写真もきれいで楽しいと思いました」。
   (HO。56歳。女性。東京都町田市。050517受け取り)。


第1736話 ■フランス語検定3級の合格体験
「2日前、今年6月19日に受験したフランス語検定3級に合格しているとの通知がきた。
3級というと、大学2年程度、200時間程度の勉強量に相当するそうで、
今回の合格率は70パーセント弱であった。
私はかつて大学の第2外国語で勉強していたので、受かっても全く不思議ではないのだけど、受験したこと自体が面白かったので、体験談を記しておきたい。

まず、フランス語検定を受けようと決めたのは、
118回定例会『速習法』(2005年4月21日開催)の講義中だった。
自分が過去に学んだ分野を大切にしたい、多分野を学習したい、
という気持ちで講義を聴いていたら、そんな目標が生まれた。
だから、今回の合格は、速習法を実践できた、という意味をもつ。

次に、はやる気持ちをおさえて、絶対に達成できる目標を選ぼうと考え、
達成する小さなプロセスを体験できたことがよかった。

また、目標設定についても、新鮮な発想でおこなえた。
私は勉強する時間があまりとれないのだけど、幼い子どもと過ごす時間が長いので、
『買い物をする場面』『道を尋ねる場面』『自己紹介をする場面』
といった生活の基本的な場面に共鳴しやすいと思い、
そのレベルの会話を出題する語学検定であればおそらく受かるだろうと、
フランス語検定3級を思いつくことができたのである。

それから、勉強するあいだに、いつも読まないようなフランスの料理や社会保障に
関する記事に接することができて、面白かった。

最後に、子どもを家族以外の人に預かってもらったので、すべてがスムーズに
運ぶよう細心の注意を払ったことが、特筆すべきことであった」。
     (木○京○。SRSインストラクター。050714日記載)


第1737話(中級)■日射しの美しさを日々観察し、ネオンの美しさにも感動
 (中級速読法5日間集中クラスの5日目の前に書かれた「チェックリスト」より)。
「<チェックリスト>(メールで提出)
【気づき】
◆ 12/23:速めくりの練習に,児童書を図書館から借りてきて使うようにした。本の型が大きいのと,行間が広いものが多いためである。速くめくると視界の中でページの見え方が変化して行くようでおもしろい。ところどころ挿し絵が入っているのも使いやすい。ふだんあまり読まないが,内容もおもしろいことに気づいた。
◆ 12/26:速めくりをした後,同じ本を自分の速さで読むと,所々ページの上の言葉(文字)強く迫ってくることがある。そこを通過するときは,何とも言えない感情(懐かしさみたいな)が起こってくる。
◆ 12/28:クラスが始まってから,夢を覚えている頻度が高くなった。それと並行して,最近5歳の娘が頻繁に自分の夢の話をするようになっていることに気づいた。『今日はこんな夢だった』」等々。私自身の夢の話などを娘にしたことは全くないのに,なぜこうなったのか不思議だ。
◆ 12/29:本を開いたとき,ページの見え方が変わっていることがある。立体視の目の使い方をしたときのように,ページ全体がレンズを通して見たようになり,文字がかたまりのように浮いて見える。全体を見ようとする場合,こういう見え方の方がやりやすいように感じる。本を開くと自動的にこのような見え方になるときと,従来の見え方をするときと両方あるようだ。どちらの見え方になるかは,どうもその時の精神状態と関係があるような気がする。感情的に焦っているようなときは,なかなか前者の見え方をしない。朝の通勤電車の中などではほとんどない。通勤電車の中だったら仕事が一段落した日の帰りとか,帰宅後,休日などは本を開くと自動的に文字が浮き上がることが多い。常に精神的に落ち着いた状態を維持できるといいと思う。
◆ 1/6:年末・年始の休み中に,仕事のレポートをまとめたが,以前より広い視野で書けたと思う」。
  (MK。42歳。男性。SRS速読法中級第426クラス受講者。040111受け取り)
[スタッフ注: MKさんの読書速度は、初速が700字/分でしたが、中級講習の最後で、58300字/分(83.3倍)に到達しました。
第426中級クラス全体の最終回の平均は82116字/分(64.6倍)でした]。


第1738話 ■若者と座席
「中年の奥様に20代後半の若者が『荷物をよけて、席をつめてもらえますか?』と言っていた。その後、彼は、そばのお歳を召した女性に『どうぞ』と言っていた。
 僕は彼の直ぐそばに居たが、こんなことに出会ったのは初めてで、最後の上級講習の朝に起きた偶然の出来事にも何か縁を感じた。
 彼の印象は、最初、やや無愛想に思っていた。しかしながら、その行為を見て、とてもたくましく1つ筋の通ったところのある人に思えた。
 彼の行為をみて、うれしく思い、自分自身、人の見方の固定があったなぁと反省しました。中年の奥様の気持ちを思うと少しバツが悪かったと思う。
   (大○哲○。男性。記憶法・瞑想法・上級速読法受講者。050724記)

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