【今週のちょっといい話】   第1863話−第1866話 
一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
HP表紙に戻る


<お知らせ>
「9月21日の肩のこらない会では振動健康法が指導されます(講師は栗田)」。
「9月29日の定例会のテーマは『予感形成活動法(予感法)』(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の一泊研修は10月22日・23日です(講師は栗田)」。    
「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が初日です(講師は栗田)」。    


第1863話(読者)■勉強にやる気が出て、頭がスッキリした
    「イラスト図解 『指回し体操』のコツ 
     『指回し』で全身が10倍パワーアップ」
     (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年11月初版)の感想文。
「試してみたら、少し勉強にもやる気が出て、頭がスッキリしました。
 知的生き方文庫以外では、栗田博士の本がなかなか手に入りません」。
   (KT。17歳。男性。大阪府堺市。050530受け取り)。 


第1864話 ■家の中に入ったミンミンゼミ
 (第122回定例会要約法に提出された「ちょっといい話」。メールにて受け取り)
「◆ 家の中に、ミンミン蝉が入って出ていかない。棒で追うとどんどん出口から遠ざかって奥に入ってしまうのでそっとしておいた。何日飲まず食わずで生きられるのか知らないが、4日目、今日外に出さなければ翌朝、畳の上に腹を上にした死骸がコロンと転がっている映像が浮かんだので、どうしても今日中に苦そうと棒で追ったのだが、やっぱり奥に入ってしまう。追いかけるから逃げるのだと思って、ベッドの上に腰掛けて、『ココおいで、ココ』といって膝をぽんと叩いた。すると、ほんの1、2秒後、私が叩いたところにポンと飛んできた。『なんだ、日本語が通じたのか・・・』と思って、捕まえようとしても逃げない。花壇に投げてやると、空高く舞い上がって、『ジジ』、10秒ほどしてまた『ジジ』と鳴いた。私にお礼を言っているような気がした」。
(MN。女性。44歳。SRS速読法、記憶法、定例会受講者。050902受け取り)。


第1865話(栗田)■6月に玉原高原でアサギマダラに出会った
(以下は、6月に記載した文章だが、未掲載だったものだ。次の1865話と一緒に読んでいただくと、季節変化が少し実感できるかもしれないので、あえてここで掲げておく)。
「05年6月23日、『今行けば、アサギマダラに会える』という直観が湧いたので、玉原高原にドライブで往復してみた。時間の余裕は2時間。すでに夕方だった。
 17時に玉原高原に到着した。この時期にここを訪れたのは初めてだった。
 夏になるとヨツバヒヨドリの群落が開花するはずだが、まだ成長の途上であった。
 花芽はまだ見えていないが、成長は順調と思われた。
 一株だけ、一部の葉が変形して育っているヨツバヒヨドリがあった。そこには、花芽が形成されていた。これだけ何らかの理由で他よりも早熟な状態になっていると思われた。
 ヤマキマダラヒカゲらしい蝶を遠くの樹木の幹に見ることができた。
 ホオの木の白い花が印象的であった。
 曇りの日ではあったが、新緑が新鮮で、久しぶりに山の大気に触れて気分が高揚した。
 制限時間が来て、車に戻る途中、ふと足下で飛翔しているものがあった。
 アサギマダラであった!
 この時期に、玉原高原でアサギマダラがいたという報告はない。
 捕虫網は持っていないので、捕獲はできなかったが、カメラで飛んでいるところは撮影した。一応の証拠は残すことができたのだ。
 アサギマダラは、羽ばたきながら、路傍の横の道路より低くなった林縁部分を飛び回っていた。何かに止まったところをきちんと撮影したいと思ったが、1、2分飛び続けた後、一度も止まることなく、林の中に消えた。
 制限時間が来たので、急いで、上毛高原に車で戻った。
 時間が短かったが、直観にしたがって訪れてよかった、と思った。
 おそらく、この個体はどこかよそから飛んで来たものだと思う。標識はなかった。
 この高原には食草のイケマも生えているので、卵を産み付けていれば、1ヶ月くらいで、次の世代が現れるだろう。先が少し楽しみになった」。
      (栗田昌裕。SRS提唱者。050701記)。


第1866話(栗田)■9月の玉原高原はヨツバヒヨドリが刈られて既に秋景色だった
「05年9月8日の夕方、仕事帰りに、群馬県玉原高原に寄って見た。
 ここには、スキー場があり、そのゲレンデには6月と7月に訪れた際に、アサギマダラが好むヨツバヒヨドリが繁茂して、これからまさに咲こうとしていた。
 昨年は9月1日に玉原高原で標識したアサギマダラが、秋10月23日に、高知県の大月町まで、733kmの距離を飛んでいって、52日後に松尾さんによって再捕獲された:
 【移動情報】 群馬県沼田市玉原高原 9/1
→ 高知県大月町 10/23 (SRS2838→10/23大月)」
(ちょっといい話の906話を参照)。
 すでに17時30分過ぎで、薄暗くなっていたが、ゲレンデを上がっていくと、ヨツバヒヨドリの見事な群落はすっかり刈り取られていた。どのスキー場も、秋になると、ゲレンデの草刈りをしてゲレンデの整備を開始する。今年は、玉原スキー場では、昨年よりも少し早めに草刈りを実行したらしい。
 海抜は1300〜1400m程度の場所なので、9月4日までいた福島県のグランデコスキー場と同じ標高であるが、ヨツバヒヨドリの花の状態は、玉原高原の方が早く終わったことが推測された。もちろん、夕方でもあり、アサギマダラは1頭も見ることができなかった。
 台風14号が、今まさに日本海を北上中で、明日にでも北海道に上陸しようとしているときである。南西諸島や九州周辺では相当に大きな被害が出たことがニュースで報道されている。ここ群馬県沼田市の山間でも、前夜は相当に風が吹いたらしく、林間の車道には、緑の葉がたくさん落ちていた。
 ブナの樹木にからまるツタウルシを見ると、グランデコリゾートよりも紅葉度が高く、秋への移行がより早く始まったことが実感として湧いた」。
  (栗田昌裕。SRS提唱者。050909記載)

一つ前のいい話に戻る
次のいい話に進む
タイトル一覧表へ
HP表紙に戻る