【今週のちょっといい話】 第1891話−第1894話

      
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<お知らせ>
「9月21日の肩のこらない会では振動健康法が指導されます(講師は栗田)」。
「9月29日の定例会のテーマは『予感形成活動法(予感法)』(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の一泊研修は10月22日・23日です(講師は栗田)」。
「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が初日です(講師は栗田)」。    


第1891話(読者)■写真がとてもきれいでよかった。続編がほしい。
   「3D写真で目がどんどん良くなる本 植物編」
   (三笠書房刊、栗田昌裕著。05年5月初版)の感想文。
「写真がとてもきれいでよかった。
もっとシリーズを増やしてほしい。
あとパート2など、同じ種類の続編みたいなものもほしい」。
   (HK。14歳。男性。兵庫県小野市。050610受け取り)。 


第1892話(栗田)■グランデコから栃木県那須塩原へアサギマダラが74km移動した
(SRS5345 05.9/17)
「05年9月17日に、グランデコスキー場で標識をしたアサギマダラが、那須塩原で再確認されたことが分かりました。
 05年の8月14日に、福島県麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、アサギマダラにSRS5345と標識をしました。この個体は、SRS5344を標識していたら、私の左手に寄って来て止まったものでした。補虫網で捕獲したのではなく、手づかみで捕獲したもので、新鮮な翅を持った雄でした。一般に、向こうから寄って来る場合は、新鮮な雄であることが多いことを見出しています。
 その個体は、8月17日に、同スキー場で自分で再遭遇して、SRS6449と上書きをしました。
 それから、30日後の9月17日、栃木県那須塩原市(旧黒磯市)百村の通称・塩那スカイライン(那須道路)の標高1100〜1200mで、月井栄三郎氏が、写真撮影でこの個体を再確認されました。
 移動距離は約74km。移動方向は南南西です。
 グランデコで標識された個体が栃木県で再確認されたのは、これが初めてです。
 栃木県の次は、群馬県での再捕獲が期待されます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。050918記載)。


第1893話 ■カルフォルニアから・・・・3D本「風景編」を辿る旅
「栗田先生、侑未子代表、SRSスタッフの皆様へ
◆ 1週間の夏休みを利用して、3年ぶりの海外旅行を楽しむことにしました。その前は、ユーコン川(アラスカに近い川です)を熊の恐怖と戦いながら下ったことを鮮明に覚えています。あれからまとまった時間が取れなかったりしたのも重なり、少しおっくうになっていました。
◆ 今回は、『3D写真で目がどんどん良くなる本』(三笠書房刊、栗田昌裕著)や講座に刺激され、ロス→ヨセミテ→ラスベガス→グランド・キャニオンの旅を初めることにしました。今は、2日目の夜になります。慣れない左ハンドルの運転もなんとかこなしながら、ベーカースフィールドの北側のフレズノという街に来ています。
 昨日のロスでは、著書で紹介されていた街を歩いていました。日本で、写真を見ながら枠の外を想像していたのとはかなり違っていた部分もあり、反省と驚きを感じました。中でもロデオ・ドライブは意外と小さく、しかも、日差しがかなり強く思いました。またひとつ味わい深い経験ができたと思っています(やはり実物はすばらしいです)。
 今日は、ひたすら北へ向かって、シャーマンのセコイヤを見てきました。80m以上も有る巨樹は壮観でした。しかも、朝の8時から夜の10時まで走ったので、かなりこたえました。
 ハイウェイには、キョウチクトウ、スズカケノキ(ポプラ)、ユーカリなどがみられ、どれも乾燥に強い木ばかりだなぁ。と思っていました。スズカケノキには、蜂が巣を作っていて、ここでも生命を感じました。草本は、キク科、イネ科が多くみられ(日本でもそうですが・・)、さわってみると、水分が少なく、乾燥していました。また、枯れた葉をさわるとチクチクとした痛みを肌に感じました。山々も緑は少なく、日本の自然と比べて感じることは、ここは砂漠のような感じだということを知りました。日本はどこでも水があり、どこでも植物が生え、微生物なども豊富なのが、実感できたような気がします。それだけに、乾燥に強い外来植物は天下をとってしまうわけだなぁ。というのも勉強になりました。
 明日からヨセミテに入り、できればフーバーダム、グランドキャニオンまで行こうと考えています。
◆ 知らない街にくると、思っていないおもしろ事件が自分に起こります。海外にくるとかなり、自分が脇役ではなく主役になってしまいます。システムのまずさが露呈しているのかも!?しれません。また、改めて、ちょっといい話で紹介していただけるようなお話を書きたいと思います。
◆ 日本に帰ったら、アサギマダラを探しに小貝川のフジバカマの庭に遊びに行こうと思います」。
    (大○哲○。記憶法・瞑想法・上級速読法受講者。050910記載)。
[栗田注:拙著「3D写真で目がどんどん良くなる本 風景編」(三笠書房刊、栗田昌裕著。01年12月初版)は、私ならではの好みに従って旅行コースを選んでドライブ旅行をした記録です。そういう意味では、記念碑的な作品です。
 大○さんが、それを辿ろうと思われたのはうれしいことです。米国西海岸の魅力は砂漠の風景の味わいにあります。その砂漠に棲息する動植物は限りなく魅力的なのです]。


第1894話 ■SRS研究所でのゴーヤ物語4 −カマキリ−
「8月24日、SRS研究所のゴーヤにカマキリが来ていた(『ちょっといい話』第1826話参照)。
 その後、8月26日にも同じゴーヤの葉の中にカマキリを見つけ、移動しないのかなぁ、とスタッフで話していた。
 さて、今日9月16日。朝、プランターに水を撒いて、実は大きくなっているかな、とたくさんある葉をかきわけた時、突然、ゴソッと音がして何かが動いた。『ワッ!何だ?』。
 基本的に虫が苦手な私は、何が出てくるかちょっと恐かったのだが、恐いもの見たさでそっと茂みの奥を覗いてみた。
 なんと、そこには、またカマキリがいた!
 種類も前と同じ、ハラビロカマキリである。
 最初に目撃されてから24日経っている。同じ個体なのだろうか。
 だとしたら、どうして移動しないのだろう。ここで何を食べているのだろう。
 カマキリは肉食で、他の昆虫を捕まえて食べるという。インターネットで調べたところ、「バッタ、コオロギ、アリマキ、ハエ、カ、ちょう、トンボ等なんでも食べます」と書いてあったが、このゴーヤの茂みには…。
 蜂が周りを飛び回っているのを見ることがあり、また、3mmぐらいのとても小さいテントウムシ(ヒメアカホシテントウ?)が、黄色い花の中にいるのを時々見る。だが、他には飛んでいる虫も、あるいはアブラムシなども見たことがない。時には共食いするといわれるようなカマキリの食欲を満たすほど昆虫がいるとは思えないのだが…。
 では、最初に見たのとは違う個体なのだろうか。緑はプランターに植えられたゴーヤだけであとはコンクリートしかない、というこんな場所にカマキリが何匹もやってくるのだろうか(しかもここは建物の3階である)。ゴーヤにはカマキリをひきつける何かがあるのだろうか。ゴーヤ畑にカマキリはたくさんいるのだろうか。
 疑問だらけだが、いずれにしろ、このベランダですごいことが起こっているのは確かだ。
 カマキリは、あの三角の顔とギョロリとにらむ目、大きな鎌を急に振り上げて威嚇する動作、残忍だというイメージ、と3拍子そろっていて私はちょっと恐かったのだが、ここで3回遭遇してじっくり見ていたら、その顔つきや動きがなんだか愛嬌のあるものに思えてきた。
 今日はとうとうケイタイで写真を撮ってしまった!!
(下の写真は、デジカメで撮った(ケイタイより画質がいい)ものです。撮影は○光○)
   (上○美○子。SRSスタッフ&インストラクター。050916記載)。



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