【今週のちょっといい話】 第1979話−第1982話

     
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は10月22日・23日です(講師は栗田)」。    
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
                                   (講師は栗田)」。

「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が初日です(講師は栗田)」。    


第1979話 ■第124回の定例会で「単純法(単純力増強横溢法)」を指導
「2005年10月17日は、SRS研究所の教室において、第124回定例会(特別指導会)が開かれ、単純法(単純力増強横溢法)の講義が行われ、多く参加者が熱心に受講されました。単純法の基本概念を示しておきます。
      <単純法(単純力増強横溢法)>
『複雑になると元気を失い、複雑になると願いはかなわず、複雑になると先が読めない。
 単純になると元気になり、単純になると願いがかない、単純になると物事が見えてくる。
 物事を成し遂げるには、単純になることが必須である。
 単純になると得られる力を単純力と呼ぶ。
 単純になると、統合出力が出来、環境が動かせるようになる。
 単純力を横溢させて日々を生きる術を指導する』。

 実際の講義では、単化力と純化力の重要性が示され、八つの側面で単純力を磨くこと、フィルターを洗練すること、などが強調されました。
次回の定例会は、11月28日(月曜)に開催されます。
 テーマは「結念法(結念心玉操作法)」です。初心者でも参加できます。
 参加希望の方は、事前にSRS研究所まで電話で御連絡ください」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051019記)。


第1980話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山にアサギマダラが418km移動した(SRS2865。05年)<愛知11例目>
「福島県のグランデコスキー場で放蝶したアサギマダラが、愛知県での11例目として、59日後に、三ヶ根山で再確認されました。
 以下、その概略を説明します。
 2005年8月5日に、福島県のグランデコスキー場で、『SRS2865』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶しました。
 それから59日後の10月3日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山の見晴台下斜面のヒヨドリバナの生えているところで、宇野文花さんが、上記の2865を再捕獲され、uno366と追記され再放蝶されました。
 グランデコから、三ヶ根山までの距離は、約418kmです。移動方向は南西になります。 
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第11番目の例となりました(1例目は知多半島の南知多町。2例目は渥美半島の田原町蔵王山。3例目は豊田市の炮烙山。4例目は三ヶ根山。5例目は名古屋市の大高緑地公園。6、7例目は美浜町の冨具神社。8例目は南知多町の旧・内海フォレストパーク。9例目は三ヶ根山。10例目は蔵王山。11例目が三ヶ根山)。三ヶ根山としては3例目になります。三ヶ根山は標高は320mとさほど高くはないのですが、特殊な位置にあるからでしょうか。続々とアサギマダラが集まる場所です。
 アサギマダラは『不思議な渡り』をする『不思議な蝶』なのです。
 この後も、愛知県ではSRS個体が続々と再捕獲されていきます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051019記載)。


第1981話(栗田)■グランデコから群馬県赤城自然園へアサギマダラが161km移動した(SRS10675 05.8/31)<第4例>
「05年8月31日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、群馬県の赤城自然園で再捕獲されたことが分かりました。
 これは『グランデコ→赤城』という移動の第4例になります。
 05年の8月31日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、アサギマダラにSRS10675と標識をして放蝶しました。
 その蝶は、それから21日後の9月21日に、群馬県の赤城山の山麓にある赤城村の赤城自然園で、松本幸雄・大川美咲の両氏によって再捕獲されました。
 移動距離は約160km。移動方向は南西です。
 グランデコでマーキングがなされた個体は数多くありますから、赤城自然園での再捕獲はさらに増える可能性があります。
 毎年、東北のある場所から、関東のある場所へとアサギマダラが確実に飛んでいく現象を支えている能力に関しては、不思議がたくさん隠されています。
 グランデコから赤城自然園の移動の第一例は、SRS3209で「8/6標識→9/17再捕獲」。
 第二例は、SRS11549で「9/1標識→9/17再捕獲」。
 第三例は、SRS10231で「8/31標識→9/20再捕獲」。
 第四例は、SRS10675で「8/31標識→9/21再捕獲」。
 第三、四例は、出発日が同じで、再捕獲も一日ずれているだけですので、ほとんど一緒に飛んでいったのではないかと考えられます。
 何となくすごいことが起きていると思いませんか」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051019記載)。


第1982話 ■向島百花園の萩のトンネルと、ヒガンバナの盛り
「05年9月23日に、向島百花園の萩のトンネルが見頃と、
テレビで紹介されていたのを母が教えてくれたので、行ってみると。
祝日のこともあってか、園内は今までに見たことないほど混んでいました。
 その日は一周回るだけで帰ってきてしまいました。
 テレビ用か、来園者が増えることを予想してか、
今までずいぶん汚れていた鈴虫のいる水槽がぴかぴかに磨かれていました。
 10月2日に改めて行くと、だいたい春と同じくらいの少し混んでいる状態でした。
◆ 萩のトンネルはまだ咲いていて、
ヒガンバナの赤、それから所々に白とピンクの花が園内のあちこちに咲いていました。
 ジンジャーの大きな白い花から強い香りがしました。
◆ 草むらで虫が鳴いていたので、姿を探していると、
隣りで写真撮影をしていた男性が『何かありますか?』とのぞいてきて、
そこに咲いていたナンバンギセルとワレモコウの名前を教えてくれました。
ナンバンギセルを『けったいな花ですよ』と言っていたので、
その意味を帰って調べてみると、自ら光合成をできずススキに寄生する植物らしく
「なるほど、けったいだ」と思いました。
 こういう出会い方をした植物はとても印象に残ります。
◆ 今まで植物を見る時は花に注目しがちだったのですが、
最近は葉の形や、全体の構造にも注目するようになってきました。
その上で名前の由来などと一致させるととても本質を掴んだような気になれます。
◆ 植物の様子は以下の通りです。
 花が咲いているものはアザミ、ツルボ、ヒガンバナ(赤、白、ピンク)、
 ジンジャー、ハギ(赤、白)、フヨウ、ムクゲ、
 シオン、ダンゴギク、ナンバンギセル、オイランソウ、
 トウテイラン、サクラタデ、フジバカマ、クコ。
 他にガクアジサイ、アナベルは剪定されていないままでした。
 シロミノコムラサキが白い卵のような実をつけていました。
 ハギにモンシロチョウが留まり、クロアゲハが飛んでいました」。
   (高○光○。SRSスタッフ&インストラクター。051003受け取り)。
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