【今週のちょっといい話】 第1983話−第1986話

     
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<お知らせ>
「次回の初級速読法の一泊研修は10月22日・23日です(講師は栗田)」。    
「遠隔者のための記憶法、心象法の1日集中講習を11月26・27日開講
                                   (講師は栗田)」。

「次回の初級速読法の半月集中講習は12月3日が初日です(講師は栗田)」。    


第1983話 ■もっと詳しく知りたい。読んでいるだけでも楽しい。
   「脳をいままでの10倍よく働かせる法」
   (三笠書房刊。栗田昌裕著。04年2月初版)の感想文。
「もっと詳しく知りたいと思いました。
読んでいるだけでも楽しいです」。
    (MU。28歳。女性。鳥取県米子市。050811受け取り)。


第1984話(栗田)■グランデコから鹿児島県喜界島にアサギマダラが1408km移動した(SRS9450。05年)<喜界島1例目>
「福島県のグランデコスキー場で放蝶したアサギマダラが、喜界島(=鹿児島県大島郡喜界町)で、今年最初の例として、57日後に再捕獲されました。
 以下、その概略を説明します。
 2005年8月23日に、福島県のグランデコスキー場で、『SRS9450』とマーキングをしたアサギマダラを放蝶しました。
 それから57日後の10月19日に、奄美諸島の東に位置する喜界島の滝川林道のヤマヒヨドリバナが開花しているところで、福島誠さんが、上記の9450を再捕獲され、MF7642と追記して、再放蝶されました。
 グランデコから、喜界島の滝川林道までの距離は、約1408kmです。移動方向は南西になります。 
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、鹿児島県まで飛んで再捕獲されたもののうちの1番目の例となりました。同時に、喜界島自体でも、この秋の最初の再捕獲例となりました。
 奄美大島の東の海上25kmの位置にある喜界島は、直径10kmあるかないかの島ですが、例年、数多くのアサギマダラが集まる不思議な島です。
 夏の間は、一頭もいなくなるアサギマダラが、秋になると姿を見せ始めます。
 今年は、9月28日に、最初の一頭が観察されました。
 それから次第に増えたのでしょう。とうとう、10月19日の今日が、最初の再捕獲日となったのです。
 この日は、台風21号が、本州の東を通過していった日でもあります。
 アサギマダラの渡りは、台風と関連があると考えています。
 アサギマダラは『不思議な渡り』をする『不思議な蝶』なのです。
 この後も、喜界島でSRS関連のアサギマダラが再捕獲されることが期待されます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051019記載)。


第1985話(栗田)■グランデコから愛知県三ヶ根山へアサギマダラが418km移動した(SRS8321 05.8/21)<第12例>
「05年8月21日に、グランデコスキー場で私が標識をしたアサギマダラが、愛知県の三ヶ根山で再捕獲されたことが分かりました。
 これは『グランデコ→愛知県』という移動の第12例目になります。
 05年の8月21日に、福島県耶麻郡北塩原村のグランデコスキー場で、アサギマダラにSRS8321と標識をして放蝶しました。
 その蝶は、それから44日後の10月4日に、愛知県幡豆郡幡豆町の三ヶ根山の展望台下で、榊原君江さんによって再捕獲されました。
 移動距離は約418km。移動方向は南西です。
 この出来事は、2005年にグランデコを発ったアサギマダラのうち、愛知県まで飛んで再捕獲されたもののうちの第12番目の例となりました(1例目は知多半島の南知多町。2例目は渥美半島の田原町蔵王山。3例目は豊田市の炮烙山。4例目は三ヶ根山。5例目は名古屋市の大高緑地公園。6、7例目は美浜町の冨具神社。8例目は南知多町の旧・内海フォレストパーク。9例目は三ヶ根山。10例目は蔵王山。11例目が三ヶ根山。12例目も三ヶ根山)。三ヶ根山としては4例目になります。
 三ヶ根山は標高は320mとさほど高くはないのですが、知多半島、渥美半島を一望に望む特殊な位置にあります。アサギマダラの好きなアザミやヒヨドリバナを目指して続々とアサギマダラが集まる場所です。
 アサギマダラは『不思議な渡り』をする『不思議な蝶』です。
 この後も、愛知県ではSRS個体が続々と再捕獲されていきます」。
   (栗田昌裕。SRS提唱者。051019記載)。


第1986話 ■十五夜の月
(以下は05年9月の定例会「予感法」の際に提出された「今月のちょっといい話」です)。
「9/14に家族と車に乗っているとやけに月が大きく美しいのに気付き、皆で車中より眺めていた。
 家に帰りインターネットで調べ物をしていて十五夜が近いことを知り、月の美しさの理由がわかった。
 翌日、近くの月見イベントに参加して何十年ぶりの月見を子供と楽しんだ。
 月へのおそなえ物として珍しかったのは、『あけび』であった。そこにいたおばあさんが教えてくれたのだが、紫色をしていて自分の知っているものと大きさも異なっていて驚いた。
 夜は、つきたてのだんごを食し、皆で月を見た。のどかな一日だった。
 来年は我が家の一年の行事の一つに加えたいと思った」。
   (○瀬○吾。SRSインストラクター。051003受け取り)。

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