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生命体はさまざまな戦略で生き延びている。擬態もその戦略の一つである。
ここでは、フクロウの仲間の例を挙げる。
オオコノハズクは、小型のミミズクで、日本を含むアジア広域(東南アジアやインドネ
シアやカラフト)に分布する。全長約25センチ。【注:ミミズクとはフクロウ科の鳥で、
耳羽が出ているものを総称する名前だが、分類上の名前ではない】。
体の色が大木の樹皮に近く、擬態(カムフラージュ)の役目を果たしている。
じっとしているときには、耳羽も、枯れた木の枝か、ゆれる枯れ葉のように見える。
日本では、北海道から、九州の森林や村落周辺の林に生息しているという。
昼間は擬態のために樹木の一部と見間違い、見出すことは困難である。
夜は活発に活動してカブトムシやバッタなどの昆虫を補食する。小鳥やネズミも捕食
する。
ペルーコノハズクやスピックスオオコノハズクなどの外国のミミズクも同様な擬態をし
て、発見は困難という。
<追記>: 寝ているときは、見つからないように擬装することが大事だ。
例1:講義中に寝ている学生。
例2:眠りながら講義している教師。
(栗田昌裕、050711記)
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