 |
一つ前のページに戻る |
 |
次のページに進む |
 |
リストへ |
 |
HP表紙に戻る |
|
1982〜83年、ガラパゴスはエルニーニョに見舞われた。
その頃から、ウォルフ島のハシボソガラパゴスフィンチに、吸血行動が見られるように
なった。
生きているナスカカツオドリの傷口にたかって、貪るようにつついて血を吸うのである。
この吸血行動は、カツオドリの体についた寄生虫を食べようとして誤って皮膚を傷つけ、
血液を飲むことになり、それが食料になることを発見したのではないかと言われる。
やがて、吸血行動が広がるにつれて、ウオルフ島のハシボソガラパゴスフィンチのクチ
バシが、他の島の同種のフィンチより長くなってきた。
これはクチバシの長いものが競争に勝って、子孫を残したからだと言われる。
ガラパゴスでの進化は今も新たな側面を生み出している。
(注:ナスカカツオドリは以前はマスクカツオドリ、アオツラカツオドリとも呼ばれた)
(栗田昌裕。050803記)
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
---地球の生命体をもっと理解しよう---
 |
一つ前のページに戻る |
 |
次のページに進む |
 |
リストへ |
 |
HP表紙に戻る |
|
|