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生物の生き残り戦略の一つとして、毒を用いる方法がある。たくさんの生物が毒を持っ
ていることが知られているが、ほ乳類で毒を持っているものはほとんどいない。
カモノハシはオーストラリアに生息する奇妙は動物である。
ほ乳類であるにも関わらず、卵を生むことで有名だ。くちばしを持ったユーモラスな外
観から、動物園の人気者でもある。
そのカモノハシは毒を分泌する毒腺を持っている点でも例外的なほ乳類である。
毒は毒腺から、後肢のけづめ(蹴爪)に放出される。
けづめは特に雄に発達するので、繁殖の際の闘争に使われると考えられている。
この毒で死亡した人間はいないとされるが、稀にこの毒に犯された人の例によれば、最
強の鎮痛物質であるモルヒネすら効果がないほどの持続的な痛みを引き起こすという。
人間にも実は有毒な人がいるのでは??
(栗田昌裕。050819記)
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