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自然界では、活動に向いた時期と向いていない時期がある。
活動に不向きな時期をどのように過ごすかは、適応戦略の重要な問題だ。
熱帯地方に住むハイギョ(肺魚)は、乾燥した時期には、特殊な戦略を採用して生き延
びる(→ハイギョの画像は、3D水族館の9番のバラマンディの画像の下半分に映ってい
るのを参照してほしい。上で泳いでいるのがバラマンディで、下に2匹いるのがハイギョ
だ)。
夏に川が干上がってしまうと、泥の中にもぐる
そのとき、外界との間に空気の通り道(=空気穴)を作っておいて、肺呼吸をする。
その上、体から粘りけのある物質を出して、泥の繭(まゆ)を作って、その中で眠るの
だ。
雨が降って、川に水が戻ると、眠りから覚めて、繭から頭を出し、あたかも服をぬぐか
のようにして外に出る。
水が与えられて4−5時間もすると、繭から出て活動を始めるという。
この適応力は何ともすごい!
(栗田昌裕。050827記)
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
---地球の生命体をもっと理解しよう---
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