 |
一つ前のページに戻る |
 |
次のページに進む |
 |
リストへ |
 |
HP表紙に戻る |
|
ヤマネは、ニホンヤマネとも呼ばれ、げっ歯目(ネズミ目)ヤマネ科の動物だ。
頭と胴の長さは約7cm。尾は約5cmである。
体重は約18グラム。卵が50グラムくらいあることと比較してみよう。
年一回、春に繁殖して、数匹の子供を産む。
本州以南の森に分布している日本の固有種で、国の天然記念物に指定されている。
準絶滅危惧種で、保護が必要とされている。
ネズミと同じ齧歯類だが、背中に一本の濃いすじがあるのが特徴。
主に樹上生活をし、夜行性で、果実、種子、昆虫を食べる。
ヤマネは冬眠をすることが特徴だ。
樹木のほら(樹洞)や、人家の屋根下などに、枯葉で丸い巣を作る。
そこで、体を丸めて、体温を下げて冬眠する。
このときは、生理機能も下がっている。
体温は0〜5度になっており、心拍数は10分の1にまで下がっている。
これはすごいことだ。このような冬眠を完全冬眠と呼ぶ。
小さな毛糸のボールのような形に見え、転がしても目を覚まさない。
何とも愛らしいので、ファンが多い。
私の家族が利用していた山の家で、このヤマネを見つけたことがある。
何と道具箱の中に住み着いていたのだ。
どこから家の中に入り込んだか不明だが、玄関先の箱の中に巣を作り、
子供をもうけていた。大変可愛らしかった。
そのままにしておいたら、いつのまにかいなくなった。
(栗田昌裕。050912記)
---SRSは美しい地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
---地球の生命体をもっと理解しよう---
 |
一つ前のページに戻る |
 |
次のページに進む |
 |
リストへ |
 |
HP表紙に戻る |
|
|