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【解説】 イジュはツバキ科ヒメツバキ属の常緑高木(学名はSchima wallichii ssp. liukiuensis)。
奄美諸島よりも南に分布する。日本では奄美〜八重山列島までの分布だが、
基本の種はヒマラヤ、マレーシアまで分布している。
小笠原諸島にはヒメツバキ(学名はSchima wallichii ssp.mertensiana)が分布している。
これはイジュとよく似ており、亜種どうしの関係である。
どちらも梅雨時に白い花を数多く咲かせるので美しい。
花は茎の先端の葉の脇に5〜15個集まって一気に咲く。その雰囲気は華やかだ。
つぼみは球形で、多数集まっている雰囲気も味わい深い。
花はある時期が過ぎると大地に一斉に落ちるが、落花の集まりも見ものである。
樹皮には毒があり、かっては魚毒として用いられていた。
具体的には、樹皮をくだいて粉とし、漁の際にそれを用いて魚を捕るのである。
葉は細長く、すべすべして光沢がある。
写真は05年5月27日に、奄美大島で撮影した。
イジュにはなぜかアサギマダラという蝶が特によく集まる。他の昆虫も来る。
3D昆虫園の第86、88、92番、アサギマダラの世界の8番などを参照。
[パラレル法で立体視ができるのでやってみよう]
メッセージ「イジュの花は見ていて飽きないので、
虫もよく集まるが、
ファンの私もよく訪れる」
---小さな旅は発見の旅、心の旅---
---SRSは美しい地球の能力開発---
-----内なる自然を育てよう-----
撮影・解説:栗田昌裕 (050527撮影050715記)
3D植物園の画像の無断複製・無断使用を禁じます。
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