12■ミズダコ:母親が絶食して死ぬまで子供を守る養育戦略(010721)
   ・・・ミズダコはもっとも巨大なタコで
     体長9m、体重270キロにもなる
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 世界最大のタコは、ミズダコ(Giant Pacific Octopus)である。
 画像と一般的な解説は、SRSのHPの3D水族館の第11番を参照されたい。
 日本でみかけるのは、体長3メートル、体重が30キロくらいになるという。
 日本海でよく捕れ、福井や新潟では釣りも盛んだという。
 私が見たのはビクトリアのアンダーシー・ガーデンズという船形の水族館で、そこでは
水槽の中で、ダイバーが体長3mといわれるタコを抱きかかえて、観客に見せていた。
 バンクーバーの水族館にもミズダコがいた。
 ミズダコのメスは、2万個も卵を産むという。
 産卵すると、その母ダコは、ほとんど餌も食べずにその卵を守り続けるという。
 その期間は約半年。ふ化を見届けると、母ダコはその一生を終えるのだという。
 生命の戦略の多様性には、想像を絶するものがある。
【参考記事】
●「全人会ニュース 第384号」、2001年1月1日号、
「立体法(121)眼力法(194)景観法(60)企画法(45)旅行法(242)増価法(100)ビクトリアの
アンダーシー・ガーデンズは船の形をした水族館」、8頁。
                    (栗田昌裕。050721記)

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