95■ヤマキマダラヒカゲは樹液を吸う・・・ブナの樹液での吸蜜例
     ジャノメチョウ科/小さい旅70/パラレル法

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[解説]
ヤマキマダラヒカゲはジャノメチョウ科の蝶。サトキマダラヒカゲに似る。
 サトキマダラヒカゲに関しては、3D昆虫園の第60番第70番を参照のこと。 
  ヤマキマダラヒカゲに関しては、3D昆虫園の第81番を参照されたい。

ヤマキマダラヒカゲの分布は、北海道、本州、四国、九州である。
 ヤマキマダラヒカゲもサトキマダラヒカゲも、樹液をよく訪れる性質がある。
  ここでは、群馬県沼田市の玉原高原で、ブナの幹に吸蜜に来た例を示す。
  
この性質を用いると本種を誘引するためのトラップ(罠)を作ることができる。
 実際この日、ペットボトルに液体を入れ、ブナの樹の幹に下げたものを見た。
  ペットボトルの側面には、四角い穴が開けてあった。

ボトルの中の液体は、詳細は不明だが、糖分を含んだものであろう。
 このトラップは、おそらく本種以外の昆虫をねらったものと思われたが、
  その内部には、本種が一頭入り込んでいた。
  
     【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】

メッセージ「樹液に集まる蝶は意外に多いものだ。
        独自の性質が分かると、
          独自の捕獲法が見い出せる」。

       ---小さい旅は心の旅、発見の旅---
       ---SRSは美しい地球の能力開発---
       ---心の中の自然を育てよう---

      [撮影・解説:栗田昌裕 050629撮影050713記]
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