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2006.6.6 ※…※…※…※…※…※…※…※…※…※…※…※
◇エスアールエス研究所メールマガジン◇ 第89号
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[エスアールエスからのお知らせ] ◆SRS速読法中級一泊研修が開講されます。 06年6月10−11日に、SRS速読法中級一泊研修が開講されます。 50倍速以上の速読をめざすと同時に、中級では「心づくり」訓練と呼ぶ一連のトレーニングにより、潜在意識を用いた見通しのよい効率的な処理を実現します。 中級ではさらに、ハードウエア改善訓練の一貫として、身体の特殊な訓練がより多く入って来ます。 速読法中級講習は、初級を教室で受講された方、または通信教育でステップ10までを終えられた方が対象のクラスとなります。 中級の一泊研修は、7年ぶりの開講となります。遠隔地の方、お忙しくてなかなか5回講習に参加できなかった皆様、是非、この機会に受講をご検討ください。 なお、中級受講に際しては、教材(ベーシックプログラム)が必要となります。くわしくは、ホームページをご覧ください。 講習、教材について→ http://www.srs21.com/sokudoku/annai.htm 速読法中級クラスの成果について→ http://www.srs21.com/report/chukyuronbun/chukyuronbun.htm 過去の中級クラスの成果のグラフ→ http://www.srs21.com/sokudoku/chart%20pages/chart_list.htm
◆SRS速読法初級5回講習が開講されます。 06年6月17日より、SRS速読法初級5回講習が始まります。 速読法初級は、SRS能力開発法180ステップのうちの1〜10ステップの課程であり、SRSのメインの登山口です。 土・日の5回の講習で、読書の方式を従来の「音の読書」から「光の読書」に進化させ、読書速度10倍以上をめざします。 講習では、SRSの多様な訓練を行うことによって、人間の能力の様々な側面をバランスよく高め、情報処理能力を総合的に進化させていきます。 ホームページには、SRS速読法についての解説や、速読法を受講した方々の体験談が多数掲載されています。 日程、受講料など→ http://www.srs21.com/plan/index.htm SRS速読法について→ http://www.srs21.com/sokudoku/index.htm SRS速読の本質と12の特徴…他の速読との違い→
http://www.srs21.com/report/essence/12characteristic_of_srs.htm 受講者の速読体験談→ http://www.srs21.com/taikendan/index.htm
[速読体験談] ホームページには、SRS速読クラス受講者による「速読体験談」が多数掲載されています(現在、大人クラス体験談640例)。 それぞれの受講生が、読書に対する考え方や速読の成果、SRSの訓練をして体験したいろいろな変化、日常生活での役立てなどについて、講座の最終ステップ(初級クラスではステップ10。中級クラスの場合はステップ20)で記録した文章です。 今回は、最近掲載された体験談の中から、日常生活に役立てている例をピックアップしました。仕事や学習、趣味などにSRSで学んだことを活かし、豊かな生活を送っている様子をご覧ください。 速読体験談637(464初級5回半月クラス受講者。20歳、男性。) http://www.srs21.com/taikendan/taiken0621_0640/taiken0637.htm 速読体験談605(464初級5回半月クラス受講者。29歳、男性。) http://www.srs21.com/taikendan/taiken0601_0620/taiken0605.htm 速読体験談626(464初級5回半月クラス受講者。44歳、女性。) http://www.srs21.com/taikendan/taiken0621_0640/taiken0626.htm
速読体験談632(464初級5回半月クラス受講者。62歳、男性。) http://www.srs21.com/taikendan/taiken0621_0640/taiken0632.htm
[栗田先生より] 「姫島小学校の生徒にアサギマダラのマーキングを指導 (テレビ大分TOSで紹介)」
「アサギマダラは、渡りをする蝶として知られ、春から夏にかけては、日本列島を北上する渡りをします。 SRS研究所ではその生態を調べることも重要な活動の一つと考えています。 2006年6月1日に、『姫島のアサギマダラを守る会』(会長は中城信三郎氏)の主催で、大分県東国東郡姫島村の姫島小学校の生徒によるマーキング会が施行され、私(栗田)がその指導に携わることとなりました。 その結果、約300頭のアサギマダラが標識されました。 以下、そこでの主要結果を示します。 【標 識】 頭文字−番号 ヒメ 6/1 【標識日】 2006年6月1日 9:00〜10:00 【標識者】 姫島小学校の6年生25名。 【標識地】 大分県東国東郡姫島村みつけ海岸 【備 考】 吸蜜植物はスナビキソウ。天候は晴れ。気温は24−26度程度。 標識個体数は297頭(参加された3名の先生方の分6頭を含む)。 性別は、♂296、♀1。 生徒による標識数の合計は291頭で、 生徒の平均標識頭数は11.6頭。 生徒の標識頭数の標準偏差は2.7頭。 以下は、コメントです。 1● 姫島小学校の生徒によるマーキングは、1昨年にも行われました、それを一回目と数えると、今回は2回目となりました。 2● 6月1日は、天候、風、温度などの諸条件が揃った、大変よい「マーキング会日和」であったと感じました。今年の前半における最高の条件だったと思います。 3● 今回生徒達が標識したアサギマダラは、日本列島を北上中ですので、本州のどこか遠隔地でどなたかに再捕獲していただけるとよいと思います。 4● マーキング会の模様は、テレビ大分(TOS)によって取材され、同日(6月1日)の夕方6時17分
からのニュースで紹介されました。 5● このイベントには、他にも数社の新聞社が取材に来ていましたので、後日報道される可能性があります(朝日新聞、読売新聞、西日本新聞、大分合同新聞)。 ケーブルテレビ姫島も来ていました。 6● 当日は、中城さんによる御挨拶や、校長先生による生徒さんへの御指導もありました。クラス担任は佐藤先生です。他に、姫島のアサギマダラを守る会の木野村さんを始めとするメンバーの方々や、その他の島の方々が、随時、生徒さん方のサポートをしておられました。今回のマーキング会開催には、学校の校長先生や担任を始めとする先生方の御理解に加えて、
特に木野村さんの御尽 力による貢献が大きかったと思います。 7● 小学校のマーキングが行われた後には、姫島の幼稚園の園児達の観察会も行われました。また、老人福祉施設・姫寿園のマイクロバス2台も訪れ、施設に入っておられる方々がアサギマダラを鑑賞しておられました。 8● 今回のマーキング会では、「子供たちが蝶を扱い慣れないために、蝶を破損する確率を減らすため」の新しい工夫を導入しました。そのために、蝶の破損はほとんど見られなかった(死亡個体は0)との複数の方々の御意見をいただきました。工夫のしがいがあったと思いました。 9● みつけ海岸でのアサギマダラは、近隣の方々が随時、鑑賞に訪れています。5月28日には姫島村で年一回開催される恒例の「かれい祭」が行われました。この際には、(主に)島外から訪れた方々300人(500人とも言う)の方々を、バスで、
みつけ海岸まで案内して、アサギマダラを鑑賞していただいたとのことです。 小雨まじりの日でしたが、たまたまバスが訪れた時間帯には、かなりの数のアサギマダラがスナビキソウに集まっており、その様子を観察することができて、好評だったと聞いています。 10● 姫島でアサギマダラが集まる場所は、「姫島のアサギマダラを守る会」の方々の日々の活動によって、この島独自の方法でスナビキソウが、増やされ、保護されているものです。スナビキソウはアサギマダラが特に好む海浜の植物で、アサギマダラはこの植物を目当てにして、南方から飛来すると考えられています。 そのことに島の多くの方が理解をされ、スナビキソウを保護することに協力をしておられる様子には感動すべき点が多々見られます。特に、1昨年の台風被害で、海岸の土砂が大量に流出した後の皆さんの御尽力には、目を見張るものがありました。 現在は、1昨年にスナビキソウが自然に近い形で繁殖していた時の何倍もの範囲に、スナビキソウが植えられ、成長し、開花しつつあります。 その成果もあって、今年のアサギマダラの飛来数が、6月1日には、1昨年のレベルに近づいて(あるいはそれを若干を超えているかもしれません)、4000頭前後になっているのではないかと思われます。
今年になってからのピークは5月30日頃と考えられますが、6月1日は、それに準ずる状態でした。 11●みつけ海岸で吸蜜するアサギマダラの数は、時間帯によって変動し、一般には午前8〜9時頃が最多です(天候や、風向きにも依存する)。アサギマダラは早朝かなり早い時間帯から飛来して、スナビキソウで吸蜜しています。 12● 朝は4時半頃にはすでに活動が見られたとの某カメラマンの指摘もあります。私が確認しているのは、6時過ぎ頃からです。そこから次第に増えていきます。11時〜14時頃は、温度が上昇することと(6月1日には、手持ちの簡易な気温測定装置では32度になっていた)、もともとの活動時間のリズムとによって急減し、夕方に近づくにつれて、少し回復します。スナビキソウ群落自体には日陰がないので、日照がきつくなると、周囲の森林の木陰に避難します。 夕方は、みかけの個体が次第に少なくなりながら、日没(19時過ぎ)頃までは吸蜜個体が見られます。日没を過ぎると、姿を見なくなります。 正午から夕方までの数が少ない時間帯には、日照条件や温度によって、数が変動しますが、その変動には、新たな飛来による増加の波を感じさせる側面があります。そのような時には、未標識個体の割合が急に増える、と言ったことで、新たな飛来群の存在を実感します。 13● 5月末頃から、島の近海で漁をしておられる方々が、かなりの数のアサギマダラの移動を観察しているそうです。いずれも個別に飛来していく場面が目撃されており、集団で移動していく場面に関する話は聞いていません。 中には、「夕方になって、3頭が逆方向に戻って来るのを見た」という興味深い話も聞きました。 13● 国東半島の各所でアサギマダラを見た、という話題を数人の方から伺いました。木野村さんは、香々地町の長崎鼻という場所で、少数ながらマーキングをなされたそうです。多くの方々の証言から、少しずつ、どこからどう飛来するかが見えて来ている印象を受けています。 現在のところ、いろいろな根拠から、姫島に来ている個体のほとんどは、九州由来であると私は考えています。 14● 5月26日までに、姫島では、SRSマークを1500頭以上標識しましたが、それらの個体は、6月1日には、ほとんど見ることができませんでした(4頭以下)。多くは、5月28−30日に標識されたSCマークとKKマークでした。 この事から、5月26日までにこの島にいた個体の大半は、すでに島外に移動したと考えられました。すなわち、この時期のこの島では、アサギマダラがどんどん飛来し、かつ、どんどん飛び立っていると思われます。 15● みつけ海岸では、上記の小学生の標識例でも示されるように雌は1%以下です。 私の見た例ではすべての雌に交尾痕がありました。これから北上をしながら、どこでどのように産卵をしていくのかは、ほとんど未知であると言ってよい状態なのですが、大変に興味が持たれるところです。 16● 今年の姫島では、ヘアペンシルを出した雄を4例撮影しました。ヘアペンシルとは、雄の腹端から出る毛筆の先のようなもので、これで香り物質を翅からこすりとって、空中の拡散させるのに役だっていると思われる不思議な仕組みです。通例は1000例に1例くらいの割合で見るものだと思いますが、この時期の姫島では例がやや多い印象です。本来は、一対からなるものですが、なぜか、いずれも片方のみを出していました(もともとは腹部の中にしまいこまれているものです)。 17● 交尾例を見たという目撃情報一例(6月1日)、および、1頭の雌を中心に、6〜7頭の雄が集まっている様子を見た(5月下旬)という目撃例も伝聞しました。 18● 現在、私が持っている姫島でのアサギマダラの渡りに関する印象を標語的に述べると、以下のようになります。 「随時、飛来し、随時、移動していく中に、ときどき大きな波が見られる」。 「渡って来る個体が多い日には、出ていく個体も多い」。 「渡りが起きるときは、気象条件がよい意味で整っているときである」 「気象条件がよい、という側面を、前線の位置や移動と関連づけることも可能」。 「姫島を通過(パス)して、九州から一気に瀬戸内を北〜北東に渡る個体もありそうだ」 (栗田昌裕。SRS能力開発法提唱者。060601記)
[講座案内] ●講習時間、受講料など詳しいことはホームページでご確認ください。 http://www.srs21.com/plan/index.htm ◆速読法初級クラス 5回講習:6/17、18、24、25、7/1(土曜と日曜) 一泊研修:7/22−23(土日の2日間) 夏休み子供クラス(小4〜高3): 前期 7/26−31(水〜月、連続6日間) 後期 8/21−26(月〜土、連続6日間) ◆速読法中級クラス 5回講習:7/2、9、15、16(土曜と日曜) 一泊研修:6/10−11(土日の2日間) ◆活夢法A 5回講習:6/27、7/4、11、18、25(火曜) ◆定例会 6/22(木)「挑戦法(可能未来解読挑戦法)」 7/20(木)「増感法(感覚感性鋭敏増幅法)」 8/22(火)「可視法(可視化力開発活用法)」 ◆健康法の会 6/29(木)「伸展健康法」 7/24(月)「均衡健康法」 9/ 4(月)「叩打健康法」
●お問い合わせ、受講お申し込みは、 SRS研究所(tel.
03−3821−3197)までお願いいたします。
●次回のSRS速読法検定試験は、2006年7月14日を予定しています。 詳細はお問い合わせください。 【インストラクター試験も併せて受けることができます】。
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